クリスマスですねぇ。街に出ればクリスマスのイルミネーションが光っていてそれは華やかなものですけど、個人的にはクリスマス時期は毎年会社が繁忙期なもので、社会人になってからはゆっくりクリスマス気分に浸れるようなこともなくなってしまいました。それでももう少し若いころ(結婚前か)は忙しい合間をぬってイブの日には食事にいったりもしたんですけど、最近はクリスマス・ツリーも飾らなければケーキも買わない偽体(ていたらく)。子供がいたらまた違うんでしょうけど、夫婦二人、いつもと変わらない夜を過ごしてしまうっていうのも…やっぱりいけないのかな(少し反省)。
メディアも昔ほどクリスマスについて騒がなくなってきた(煽らなくなってきた)ように思いせん?これも多様化が進んでることの現れなのでしょうか?世の中不況の嵐が吹きまくりですしね。
さてさて、お家でクリスマスを過ごすならせめてバック・ミュージックぐらいかけて盛り上げていきましょう!ということで、本日はクリスマス・アルバムを1枚ご紹介いたします。
米国のオーディション番組、アメリカン・アイドルのシーズン5から登場した人気シンガー、エリオット・ヤミンさんのホリデイ・アルバムでございます。
日本では番組が地上波で放映されていないために、本国とは大きな人気格差があるアメリカン・アイドル出身のシンガーたちですが、そんな中にあってエリオットだけはラジオ媒体等を通して口コミで人気が広がり、1年近く遅れて発売されたデビュー・アルバムはオリコンの総合チャートで8位を記録するヒット作に。プロモーション来日でのショーケース・ライブ等も大盛況でしたし、DVDやボーナス・トラック収録のデラックス・エディションが次いで発売される等、ここ日本でもしっかりと人気を獲得したのは(オーデションの模様を見守っていた一人としては)とても嬉しく思いますです。
本作は昨年リリースされた『サウンド・オブ・ザ・シーズン:エリオット・ヤミン・ホリデイ・コレクション』に2曲追加して新たに別のレコード会社から新装リリースされた作品。
エリオットが敬愛するダニー・ハサウェイの「ディス・クリスマス」の温かなホーンの音色で始まる本作。ドライブ感に溢れた歌声が楽しめるクラレンス・カーターのカバー「バック・ドア・サンタ」や「ア・ヴェリー・メリー・クリスマス」、ソウル・ミュージック的な抑揚で聞かせるスタンダードの「ザ・クリスマス・ソング」、同じくかなりアーシーなのりの「ジングル・ベル」(この曲を聞いていると、エリオットの唱法のルーツにスティービー・ワンダーがいるのがわかります)、ゆったりとレイドバック&リラックスした表情の「レッツ・ビー・ノーティー」、エリオットが作者に名を連ねたオールディーズ・テイストの「クリスマス・ウィズアウト・キャロル」等、魂(ソウル)を歌う男、エリオットらしい入魂具合が各曲で感じられる力作に仕上がっています。
その歌に対する姿勢を反映してか少々生真面目に歌いすぎているところもあり、クリスマス盤特有の華やかさに欠けるきらいはありますが、そんな不器用なところもエリオットらしいと言えばエリオットらしいところですよね(smile)。
全10曲30分と時間としてはかなりコンパクトな作品ですが、あまり時間の短さを感じさせないのは歌自体の聴きごたえがあるから。日本盤にはその短さを考慮してか「ウェイト・フォー・ユー」や「ホーム」等のヒット曲をボーナス・トラックとして収録していますので、必要に応じて内外をチョイスして下さいませです。
チャートデータ
アルバム
R&B 68位
「This Christmas」:You-Tube→http://www.youtube.com/watch?v=FDAqwJsKxNw
「Christmas Without Carol」:You-Tube→http://www.youtube.com/watch?v=9Gt40XnMlsM

