2013年12月17日

グリー:シーズン5前半戦のおさらい〜お気に入りソング10選+α

相変わらずネタバレ全開なのでご注意を!

そんなわけで超お久しぶりの更新でご無沙汰しております。
すっかり主戦場をツイッターに移してしまったわたくし。スマフォでさらさらっと思ったことをつぶやくのに慣れてしまうとパソコンに向かって長文を打つという行為がなかなか腰重で出来なくなってしまうものですね。

そんなこんなですが、久しぶりの更新はこちらも久しぶり、gleeのシーズン前半戦を振り返る企画にしたいと思います。

いままでのgleeは1シーズンで1学年アップで進んでいたのですけど、シーズン4はブレインやティナ、アーティーの卒業年度の前半で終了し、シーズン5はその後半を描くかたちになっています。ニューヨーク組のレイチェル、カート、サンタナのエピソードと並行して話を進めるため、話が分散して1シーズンでは描ききれなかったのでしょうかね。

コーリーの訃報という衝撃的な事件があったためストーリーも手直しせざるをえない状況になりましたが、gleeはそれでも続いています。


1.All You Need Is Love

シーズン5の1、2話は待望のビートルズ・エピソード。ブレインのカートへのプロポーズやティナのプロム・クイーン狂騒曲でお話しが進んでいきます。その中から選んだのはこれ、ブレインがカートにプロポーズする際の幸せいっぱいの1曲です。




2.No Surrender

フィン(コーリー)の追悼エピソード。オープニングの「シーズンズ・オブ・ラブ」に始まりどの曲もみんなの思いがこもった素晴らしい曲ばかりですが、その中からこれを。本当は人一倍さみしがり屋のパックが親友のために歌うブルース・スプリングスティーンの曲、涙なくしては聞けません。優しくて悲しい歌声ですよね。




3.Marry The Night

NYADAでカートがバンド結成を企画、そこに応募してきたのがスターチャイルドことアダム・ランバート!圧倒的な歌声で皆を魅了します。アダムはその昔gleeのオーディションを受けたそうですが、歌声は評価されたものの高校生にしてはさすがに年を取りすぎているということで役に選ばれなかったそうです。歌だけだったら十分ジェシーの役とかもできましたよね、きっと。




4.You Are Woman, I Am Man

「ファニーガール」のオーディションに合格したレイチェルが舞台監督の前で相手役のパオロと披露する劇中ナンバー。舞台監督役は「トワイライト」のピーター・ファシネリ、パオロ役は「ファンタスティック4」等のヨアン・グリフィズが演じています。レイチェルはもちろんですが、ヨアンもいい声してますよね。本当にあちらの俳優さんはオールマイティー。




5.Blurred Lines

はやりのトワーク・ダンスがスーにより校内で禁止され、これもダンスの歴史の一部!とglee部が反旗を翻すナンバーは、すっかりマイリーのお下品パフォーマンスでも有名になってしまった今年最大のヒット曲。最近めっきり歌の出番が減っていたウィル先生ですが、シーズン5では再びフューチャーされる機会が多くなりました。ファルセットもウィル向きの歌ですしね。




6.If I Were A Boy

化粧室の使用をめぐって学校でいじめにあうユニークが、みんなの前で悲しい気持ちを吐露するナンバー。この曲をゲイの彼が歌う…選曲がニクいですよね。ユニーク役のアレックスはレコード契約が決まったんですって。どんな作品を作ってくれるのかとても楽しみです。




7.Moving Out

ビリー・ジョエル・エピソードからはこの曲。ブレインとサムが卒業後の進路の下調べにライマからニューヨークへやってくる時のナンバー。今回改めて思ったのですけど、ビリーって本当にいい曲たくさん書いてますよね。この曲なんてまさにビリー印ですし、自分の形を持ってるアーティストって素敵だなぁと思いました。




8.Into The Groove

新バンドパメラ・ランズベリーの初ライブを夢想するカートが想像の中で歌うのがマドンナのこの曲。カラフルな衣装に身を包んで、カート、レイチェル、サンタナ、そしてスターチャイルド(アダム)が実に楽しそうにパフォーマンスしてます。




9.Nasty/Rhithm Nation

キティが予言してたとおり、なかなか先に進めない(一線を越えれない)ジェイクとマーリー。業を煮やしたジェイクが浮気。マーリーとの仲に亀裂が入ります。そんな二人が感情をぶつけあうのがジャネット・ジャクソンのマッシュ・アップ曲。ジェイクの高度なダンス・テクニックと割れた腹筋を(smile)ご堪能あれ。




10.Love Child

クリスマス・エピソードからはこれを。Glee部でのクリスマスの出し物でのマリア役をキティに演じてもらうため(ビッチな自分がマリアなんで出来ない!と可愛くもキティが意地を張ってるんです)、みんなが一芝居打つ時のナンバー。イエスがスラムで生まれたラブ・チャイルド、酷い設定に思わずキティが…。




+α.Tina In The Sky With Diamonds

シーズン5でも相変わらず大活躍してくれてるティナ・コーエン・チャンですが、2話目のビートルズ・エピソードはプロム・クイーンを目指すティナがまたもややってくれます。プロムと言えば…これですよね(smile)。




gleeの本国での今年の放映は終了、再開は来年の2月なんですって。うーん、長いインターバルです。既にシーズン6での番組終了がアナウンスされていますし、これからどんな展開になっていくのか興味津々。楽しみにしたいと思います!




あまり目立ってませんけど、サンタナとちょっといい仲&パメラ・ランズベリーのメンバーとしてデミ・ロバートも出演中です。
posted by Suzu at 19:25| Comment(2) | TrackBack(0) | 映画・ミュージカル系 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年02月06日

『ハッピー・トゥギャザー』(89年)

Happy Together(89年)

gleeで今度映画に使用された楽曲だけを使用したエピソードが放映されるらしいのですけど、そのラインナップを見ていたらふと思い出した映画があったので小ネタ的にご紹介したいと思います。

89年の映画『ハッピー・トゥギャザー』。主演は『スーパーガール』でお馴染みのヘレン・スレーターでした。

劇作家志望のクリスは新大学一年生。学生寮に行くとルームメイトとして入居していたのは女優志望のアレックス(スレーター)で、学生課の手違い(アレックス=男性名だったから)という事が判明するものの諸般の事情でそのまま一緒に暮らす事に。当初は奔放なアレックスに振り回されるだけのクリスでしたが、お互いを理解し合う中で自然に恋が芽生え「ハッピー・トゥギャザー」な生活に移行。しかしアレックスの昔の男性関係のトラブルから試験を控えたクリスが怪我をしてしまい、勉強する暇のなかったクリスはアレックスの提案でついカンニングを実行、これがバレてクリスは落第する事に。大学生活に疑問を感じたクリスは大学を止めてNYに出る事を決意し、一緒に行こうとアレックスに提案。思いあぐねるアレックス。クリスの出発当日、アレックスの出した結論とは…。

というのが大まかなストーリー。

ま、他愛のないお話と言えば他愛のないお話なんですけど、キュートなヘレン・スレイターの魅力と、男子にとってはまさにあったらいいよなー的な設定(導入部はほとんど柳澤きみおさんの『翔んだカップル』と一緒)がとっても愛しくて好きだったんです。
また二人の距離が一気に近くなるきっかけとなったミュージカル・ナンバー当てクイズの楽しいシーンや、二人の愛が深まっていく様を映画のタイトルになっているタートルズのヒット曲「ハッピー・トゥギャザー」をバック・ミュージックに見せていくシーン等、もうハート直撃の甘酸っぱさで、この作品を忘れ難いものにしております<私にとって。

でまぁ懐かしくてYou-Tubeで久しぶりにミュージカル・シーンか「ハッピ・トゥギャザー」のシーンでも見たいなぁと思って検索したわけですが、見ていて…あれ?となったのが、クリス役の俳優さん、全く認識してなかったのですけど、『グレイズ・アナトミー』や『魔法にかけられて』のパトリック・デンプシーだったんですね。当時も「キャント・バイ・ミー・ラブ」等他にも主演作があり、そこそこ売れっ子の若手俳優さんだったようですが、私が見たのはこれ一作だけでしたし、線の細い印象の「男子」が『魔法にかけられて』等ではすっかり熟年系の魅力を湛えた「男」に変貌していたのでぜんぜんわかりませんでした。
また最初のほうにアレックスの彼氏の一人としてキャスティングされてる俳優さん、よくよく見るとつるんとした顔の若き日のブラッド・ピット!
…人に歴史あり、ですね。

残念ながらこの作品、ビデオでリリースされたのみで海外でも日本でもDVD化された形跡がないんです。人気俳優に返り咲いたパトリック・デンプシーにチョイ役とはいえブラピが出てるんですから、その線から今後ソフト化される日もあるかなぁなんて淡い期待を寄せたいとは思うんですけど。

英語でもOKという方は、有り難い事に細切れですけどYou-Tubeで全編見る事が出来るので是非。

80年代の青春恋愛映画って、何だか独特な甘酸っぱさを持ってるんですよね。
MTV的な軽さを持ちながら、それでも若者なりの苦労や懊悩を描いた作品が多いからでしょうか。
「セイ・エニシング」とか、「卒業白書」なんかも、好きだったなぁ…(懐古モード)。

スタッフ
製作:ジェレ・ヘンショウ
監督:メル・ダムスキー
脚本:クレイグ・J・メヴィアス
音楽:ロバート・フォーク
キャスト
クリス:パトリック・デンプシー
アレックス:ヘレン・スレイター


「Happy Together」


「HAPPY TOGETHER (Love Song Sequence)」


映画を最初からご覧になりたい方はこちらから。





その昔、「ハッピー・トゥギャザー」だけを聞きたさにタートルズのベスト盤を買ったのが懐かしい想い出。ホントにその曲しか聞かなかったなぁ。
posted by Suzu at 21:00| Comment(2) | TrackBack(0) | 映画・ミュージカル系 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年12月28日

グリー:シーズン4前半戦のおさらい〜お気に入りソング20選+α

gleeのお話は相変わらずのネタばれ注意です!!

そんな訳で、今年最後の更新はやはりこれ、gleeにしたいと思います。シーズン4の本年分の放映も終了してしまって寂しい週末を送っているところですが、前半戦を振り返る意味で、お馴染み(?)お気に入り楽曲20選+αをご披露したいと思います。既にブログでご紹介済みの曲は割愛いたしました。

かなりシーズン4の内容に触れてますので、放映を楽しみにされてる方はここで閲覧ストップ願います!
ネタばれOKの方は先へお進み下さ〜い。


1.Call Me Maybe

レイチェル、フィン、メルセデス、サンタナというメイン・ヴォーカリストが抜けたニュー・ディレクションズ、次のセンターは誰?と言う事で戦いが没発。
ブレイン、ティナ、ブリタニー、そしてカーメル高校から転校してきたユニーク(ウェイド)を加えて歌声を競うのが本年のメガ・ヒット曲カーリ・レア・ジェプセンの「コール・ミー・メイビー」。さて、ウィナーは?




2.Americano/Dance Again

NYADAに合格したレイチェルですけど、待っていたのは手荒い洗礼。ダンス・コーチのカサンドラに早速目をつけられてイジメの対象となってしまいます。
カサンドラを演じるの『あの頃ペニーレインと』や『ナイン』等でお馴染みのケイト・ハドソン。ガガとジェニロペのマッシュ・アップ「アメリカーノ/ダンス・アゲイン」を迫力のパフォーマンスでぶちかまし、レイチェルを圧倒します。




3.Womanizer

ニューディレクションズの新規メンバー募集で入部したのはマーリーとパックの弟ジェイク。マーリーはジェイクの事が気になるんですけど、あいつは女ったらしって評判だから気を付けなきゃ、と何故かウェイドが忠告。歌うのはブリトニー・スピアーズの完全復活曲「ウーマナイザー」。ティナとマーリーを従えての迫力のパフォーマンスです。




4.Crazy/(You Drive Me)Crazy

そう言われても魅かれてしまう心は止められない訳で、マーリーとジェイクの二人でエアロスミスとブリトニーの曲をマッシュアップしてお互いの心の内をさりげなく告白し合います。
恋の始まりのほの甘さと切なさが何ともいい雰囲気なんですよねーこれが。




5.Give Your Heart A Break

ニューヨークでフィンのいない寂しさから先輩ブロディに魅かれるレイチェル。そんな中ひょっこりとフィンがニューヨークを訪ねてきます。軍に入隊したもののアクシデントもあり早々に除隊して失意のフィン。カラオケ・バーでレイチェルとブロディにデュエットするように勧めて歌わせたのがデミ・ロバートのこの曲。眩しすぎる二人にフィンは…。




6.Teenage Dream

フィンと同じタイミングでブレインもカートに会いにニューヨークを訪れます。同じカラオケ・バーでブレインが披露したのが二人にとって大切な思い出のナンバー「ティーンエイジ・ドリーム」。
しかしピアノの弾き語りによる涙ながらの歌唱…いったいブレインに何が?異変を悟ったカートの表情にも注目です。




7.Mine

同じころオハイオでも別れの一幕が。大学に進学したサンタナがマッキンリー高校を訪れてブリタニーにしばらく距離を置こうと提案します。
サンタナが歌うのはテイラー・スウィフトの「マイン」。原曲よりもしっとり度が増してこれまたビューティフォー。本当にナヤ(サンタナ)って魅力的なヴォーカリストですよね。




8.Greased Lightnin'

恒例秋の発表会は(シュー先生の代理でコーチを引き受ける事になった)フィンの提案でミュージカル『グリース』に決定。不用意な発言でスーの怒りを買ったフィンのせいで練習場所のないNDメンバーはフィンの義父バートが経営する車修理工場で本曲をパフォーマンス。グリー・プロジェクト2出身のブレイク・ジェナー=ライダーの登場です!




9.You're the One That I Want

キャスティングでひと悶着あったもののマーリーとライダー主演で舞台は上演。ラスト・ナンバー「愛のデュエット」を客席から見つめるレイチェルは、ついそれをかつての自分達に重ね合わせてしまう…。
一番の盛り上がりどころなのに何とも切ない展開になってしまったのがいいんだか悪いんだか。演出としてはこれで正解なんですけどね。何だかどっちももったいない気がして。




10.Dark Side

NDが昨年全国大会優勝で獲得したトロフィーが盗まれる事件が発生!犯人はウォブラーズのセバスチャンと新リーダーに就任したハンターで、ブレインにカートのいないマッキンリー高校にいても意味はない、ダルトンに戻ってこいと揺さぶりをかけます。まさかのブレイン&ウォブラーズのパフォーマンス復活!ブレインはその他大勢を引き連れたほうが魅力的!?




11.Holding Out for a Hero

お互いをよく知るためにと言う事でデュエットを組まされた新入部員のジェイク&ライダーとマーリー&キティ(チア部で本作から登場のイジワル系キャラ)。女子組が披露するのがお馴染みボニー・タイラーの「ヒーロー」。可愛らしく個性的な歌声のキティと顔に似合わず爆発力のある歌声をもつマーリー、ボディコンシャスな衣装と共に男性陣の耳と視線をくぎ付けにします。




12.Some Nights

マッキンリー高校を辞めようとしたブレインをサムが説得。今回サムはみんなのまとめ役=頼れる兄貴キャラで活躍してくれてます。自分の居場所がここ、マッキンリー高校のニューディレクションズだという事を改めて確認したブレインがメンバーと共に歌うのがファンの「サム・ナイツ」。シーズン3「ウィ・アー・ヤング」の感動再び。胸熱です!




13.Come See About Me

感謝祭に約束通り帰って来たクイン。相変わらずエゴの強い行動でひと悶着もふた悶着も起こしてくれます。そんな中でかつてのチア・メンバー、サンタナ、ブリタニーと共に後輩たちのお手本として披露したのがこの曲。クールな歌声にオリジナルのキュートな振り付け。文句のない凱旋パフォーマンスでございます。




14.Let's Have a Kiki/Turkey Lurkey Time

フィンとブレインとの事もあり感謝祭に帰郷しなかったレイチェルとカート。二人で過ごす予定だったところにブロディが加わり、カートのアルバイト先であるヴォーグ誌の編集長イザベルを招待した事で更なるお祭り騒ぎに発展…。
イザベルを演じるのはご存じSATCのサラ・ジェシカ・ハーパー。先ごろ活動休止(残念!)を発表したシザー・シスターズのヒットとミュージカル『プロミセズ・プロミセズ』の曲をマッシュアップしてファッショナブルに披露です。




15.Whistle

いよいよグリーの地区大会の始まり。まずウォブラーズが先陣を切ってフロリダの「ホイッスル」とワン・ダイレクションの「リブ・ホワイル・ウィアー・ヤング」の2曲を披露。
ハンター役のノーラン・ジェラード・ファンクはカナダ出身の舞台や映画で活躍する俳優で、元体操選手という経歴らしい身体能力の高さを見せつけるダイナミックなステージをウォブラーズと共に繰り広げます。セバスチャンとツイン・リードで強敵度アップ。




16.Gangnam Style

対するニューディレクションズは本年度の大穴ビッグヒットPSYの「カンナム・スタイル」を披露。アジア系とはいえ生粋の米国人であるティナが韓国語にトライ。
コミカルで妖艶なステージはティナの魅力を見せつけてくれます。今シーズンのティナは更に面白いんですよねぇ。…しかし、舞台ではティナの好演をよそに大事件発生!




17.Something Stupid

本作、サムとメルセデスの関係が全くなかった事のように扱われてるのがハテナ・ポイントなのですが、一応フリーな感じのサムがアプローチをかけるのがサンタナと距離を置くブリタニー。
サムってメルセデスの時もそうですけど決めたら行動するタイプですよね。シナトラ親子のラブ・ソングでブリちゃんに告白です。Stupidな二人の可愛らしい1曲。




18.Being Good Isn't Good Enough

NYADAのヴォーカル教師、ウーピー・ゴールドバーグ演じるカルメン先生が主催する音楽界の出演メンバーに選ばれたレイチェル。緊張の中披露するのがバーブラの最新アルバム『リリース・ミー』からのこの曲。
シーズン4はオハイオとNYに舞台が別れたためレイチェルの出番も割引かれてますが、やはり彼女の歌声は素晴らしい!渾身の1曲です。




19.Being Alive

来年のNYADA受験に向けてカルメンにアプローチするカートですが、自身の歌に対する姿勢について厳しい指摘を受けてしまう事に。発表会でレイチェルの歌が終わった後、カルメンから特別に歌を披露する事(即席のオーディション)を要求されたカートが歌うのがミュージカル『カンパニー』からのこの曲。心をこめて歌い上げるカートに拍手の嵐。結果は…。




20.Don't Dream It's Over

地区予選会での事件で敗退を喫してしまったND。目標を失った部員達は部をやめてしまいますが、フィンと原因を作ってしまったマーリーだけは残り、何とかグリー・クラブを存続しようと頑張ります。練習場も失ったフィンとマーリーは雪の降る中庭でこの曲を歌い始める、すると…。
80年代ロックを歌わせたら右に出る者がいないフィンの面目躍如たるナンバー。




+α Feliz Navidad

本年最後の放映はクリスマス・エピソードで、『ラブ・アクチャリー』ならぬ『グリー・アクチャリー』と題されたオムニパス形式で心温まり系のショート・ストーリーをつむいだお話。
1話目はアーティーの夢〜もし事故に会わず歩けた人生だったら〜というもの。そしてここぞとばかりに得意のダンスを披露しながら軽快に歌われたのがこの曲。落ちがね、また(smile)。




そんな訳で視聴率の低下や物語の分散化に対するマイナス意見等あれこれ言われているgleeですけど、言ってしまいましょう、相変わらず面白いです、glee!

年明け第一回の放映開始は1月24日から。あー後1カ月もある。なんて言ってる間にあっという間にきそうですね。噂のバーブラ・エピソードはどうなるのか?アメリカン・アイドルのジェシカ・サンチェス、ベッド・ミドラーの登場はいつ?等、興味はつきませんねー。

と言うことで、今年はかなり不定期な更新になってしまいましたが、お付き合いいただいた皆様、本当に有難うございました。

来年もマイ・ペースな感じになると思いますが、よろしくお願いいたします。

よいお年をお迎え下さいませです。

Suzu


posted by Suzu at 22:00| Comment(2) | TrackBack(0) | 映画・ミュージカル系 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年07月29日

『黒蜥蜴』(68年)

Black Lizard(68年)

唐突ですけど『黒蜥蜴』。

私、ポプラ社の少年探偵団シリーズを手始めに江戸川乱歩作品を読み漁った口で、初期の巧妙な短編作品から後期の猟奇通俗小説まで、本当に大好きでございました。

最近はさすがに少なくなりましたけど、映像化作品も目にする機会が多かった昭和の時代を過ごしているので、土曜ワイド劇場での天地茂さん主演の明智小五郎シリーズとかも思い入れがたっぷり。見たのは割と最近ですけど、カルト映画の代表とも言える「江戸川乱歩全集 恐怖奇形人間」とか船越英二さんと緑魔子さんが倒錯の限りをつくす「盲獣」なんかも忘れられない作品だったりします。

そんな映像化作品の中でも一番のお気に入りが62年(昭和37年)に大映で撮られた京マチ子さん主演の『黒蜥蜴』。『黒蜥蜴』は女盗賊黒蜥蜴と名探偵明智小五郎のダイヤと美女を巡る攻防と悲恋を描いた変則型ラブ・ストーリーともいえる作品で、最初に見たのはテレ東のお昼の映画劇場だったと思いますけど、そのミュージカル・タッチのモダンな演出と乱歩独特の猟奇的世界の融合っぷりの素晴らしさにノック・ダウンされました。黒蜥蜴=京マチ子さんが犯行現場から男装して踊りながら逃亡をはかるシーンなんて、本当に最高。大木実さんの颯爽とした明智小五郎も素敵でしたし、どんなに3丁目の夕日が素晴らしくても再現出来えない本物だけが持つあの時代のパッケージというのも、今となってはとても貴重な素晴らしい作品でございました。(手持ちのVHSは永久保存…ただし機械が壊れないうちにデータ化したいところです。)

でもって『黒蜥蜴』と言って忘れちゃならないのが丸山明宏さん=美輪明宏さん主演版のもうひとつの『黒蜥蜴』。





乱歩が『黒蜥蜴』を執筆したのは34年(昭和9年)ですが、61年(昭和36年)に三島由紀夫氏が戯曲化した事で視覚的なエンターテイメントとしてコンバートされ、まず62年、初代水谷八重子さんの舞台と京マチ子さんの映画版がほぼ同時に上演。続いて68年に美輪さん主演で舞台版と映画版が制作され、以降美輪さんの当たり役として度々舞台版のほうは上演されています。(知りませんでしたけど、つい先月まで明治座創業140周年記念作品として、浅野ゆう子さん主演の『黒蜥蜴』が上演されていたらしいです。)

一度こちらの作品も見たいと思っていたのですが、残念ながらレンタルやセルでもソフト化された事があるのかないのか定かでなく、私の中では幻の一編となっておりました。しかし、ひょんな事からYou-Tubeで『黒蜥蜴』と検索したら、あれま吃驚、美輪さん主演の『黒蜥蜴』がまるまるアップされてるじゃありませんか!本当に最近のYou-Tubeは凄いですね(って3年前からアップされてたみたいですけど)。早速(消えないうちに)拝見させていただいた次第です。

正直明智小五郎役の木村功さんにあまり魅力がないのと作品全体の作りも京マチ子さん版のほうに色々軍配があがるところですが、やはり美輪さんの独特な雰囲気、そしてより三島さんの戯曲に近いんじゃないかと思う芝居がかった詩的な台詞の数々(京さん版も原作は三島さんの戯曲)等、抗いようのない魅力に溢れた作品でございました。三島由紀夫さんも特別出演していてその肉体美を披露してたりするのも貴重ですよね。英語の字幕がついてるし、最後のクレジットを見るとどうやら英国でソフト化されたものをアップしくれた模様。残念ながら英国amazonで検索しても商品自体はヒットしなかったので、今はやはり幻の作品であることに違いはないみたいです。

しかし、68年にいわゆるマイノリティの方の主演映画がこうして堂々と作られている訳ですから、日本ってある意味進んだ国だったんですかね。芸能の世界に関しては、歌舞伎の女形とか宝塚とか、ある種認められる下地というのがあったから実現足りえたのでしょうか?

未見の方は、消えないうちにどうぞご覧くださいませです。
その妖艶優美の世界、必見です。




全部で9分割されています。



あのピンク・マルティーニが「黒蜥蜴」の主題歌をレコーディングしてます。さすがトーマスさん!


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やはりこの作品はソフト化されてないのかな?美輪さんのCDもこんなに高値でやだやだ。03年の舞台版ポスター。



乱歩の原作も超面白いです。そして京さんのはVHSやレーザー・ディスクになってますのでハードがある方は是非。天地さん版では小川真由美さんが黒蜥蜴に。他に岩下志麻さんも演じています。
posted by Suzu at 01:00| Comment(2) | TrackBack(0) | 映画・ミュージカル系 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年06月29日

ミュージカル『サンセット大通り』(12年)

Sunset Boulevard(12年)

赤坂ACTシアターで行われているミュージカル「サンセット大通り」を見てまいりました。

1950年に公開された監督ビリー・ワイルダー、主演にグロリア・スワンスンとウィリアム・ホールデンを迎えた名画を93年にアンドリュー・ロイド・ウェーバーがミュージカル化。
初演のロンドン版はパティ・ルポンが主演、米国上演の際にも当初はパティがキャスティングされていましたが、より役のイメージに近いグレン・クロースに出会ってしまったウェーバーは違約金を払ってパティとの契約を解除。グレン主演で上演された作品はトニー賞で7部門の受賞を果たす高評価と成功を収めました。

その後もベティ・バックリーやペトゥラ・クラーク、ダイアン・キャロル等の大物女優で舞台が上演され、主役のノーマ・デズモンドが歌う「As If We Never Said Goodbye」や「With One Look」は人気曲としてバーブラ・ストライサンドやシャーリー・バッシー等がレコーディングしたりステージのレパートリーに加えたりしております。



お話は売れない脚本家ジョー・ギリスが車の取り立て屋に追われてサイレント映画時代の大女優ノーマ・デズモンドが執事と二人で暮らす屋敷に迷い込むところからスタート。映画界への復帰を目論むノーマはジョーが脚本家と知って自分が執筆中の脚本の手直しを依頼。住み込みで働かせるうちにジョーに魅かれていくノーマ、そして打算的にその愛に応えるジョー。パラマウント映画からの電話に自分の脚本が認めらたと思いこみ撮影所にセシル・B・デミル監督を訪ねるノーマ。しかし本当の目的は彼女のクラシック・カーを借りたいというものであった…というもの。

50年の映画は業界内幕物としての批判精神とブラック・ユーモアに溢れ、本物の往年の大スターグロリア・スワンスンをはじめとする虚と実が混在した出演者たちの好演(怪演)が強烈な印象を残す傑作。舞台版は忠実に原作映画のストーリーをなぞって進行。お話の面白さは揺るぎようがなく、ロイド・ウェーバーが作る美しくも悲劇的なスコアの数々はとにかく素晴らしいものでございました。

今回の日本版は主演のノーマ・デズモンド役に宝塚の男役トップだった安蘭けいさん、狂言回しである脚本家ジョー・ギリス役に田代万里生さん、ノーマの忠実な僕である執事マックス役に元劇団四季の鈴木綜馬さん、ジョーと共同で脚本を書きジョーに惹かれていくヒロイン、ベティ・シェイファー役に同じく宝塚出身の彩吹真央さん、そしてセシル・B・デミル役にこちらも元劇団四季の浜畑賢吉さんというキャスティング。





終演後のプレゼント抽選会でもサービス精神たっぷりな進行で楽しませてくれた鈴木さんの達者で重厚な演技、出番は少ないながらもさすがの存在感を示した浜畑賢吉さん、若干年齢のギャップ(22才の役ですから…)はありましたけど、清楚な雰囲気と歌声が素敵だった彩吹真央さん、そしてダイナミックなダンスとなかなかに個性的なメンバーを揃えたアンサンブルの方々と、脇を固める俳優さんたちはとても素晴らしいものでした。
…ただし、主役のお二人については(ファンの方には大変申し訳ないのですけど)正直ミス・キャストだったかなぁという印象が強いです。

ノーマ・デズモンドは過去の遺物であるサイレント映画の大スターで、過ぎ去った栄光から抜け出せず、執事マックスの支える虚栄の世界だけで生きているような存在。スターとしての威厳と気高さの他に、支える者がいないと崩れ落ちてしまうような弱さ、妄想に囚われた狂気等を体現しなければならない難役です。
安蘭さんも頑張ってらっしゃったとは思うのですが、どこか劇画調の演技も含め、大女優の貫録や狂気を表現しきれていなかったですし、噂では風邪を引いてらしたという事ですが、歌もこじんまりとまとまってしまって、せっかくの見せ場を盛り上げ切れなかったのが残念。

またジョー・ギリスは脚本家として目が出ずにハリウッドの生活に行き詰まり、もう田舎へ帰るしかないという状況に追い込まれた崖っぷちの三十路男。
田代万里生さんは登場のところから颯爽とし過ぎていて、とても落ちぶれてどんずまりの状況にあるようには見えませんでしたし、もう少しシニックな面というのがあってもよかったのに、どうにもギラギラ感が前に出過ぎ。役作りよりも若さが勝ってしまったという感じでしょうか。歌はさすがに素晴らしかったので、10年後にもう一度この役をやってる田代さんを見たいなぁという風に思いましたです。

まぁ予習も兼ねて前日に映画版「サンセット」を見直してから舞台に挑んだので、余計にグロリアやウィリアムの強烈な印象が脳裏に焼き付いて辛くなってしまったというのはあると思うのですけど。
セットも豪華絢爛たるあちらのスチールを見慣れてしまっていたからか、回転する階段をうまく場面転換で使った演出はよかったのですけど、どうしても規模の縮小感は否めなかったですし…。

物語としての面白さ、スコアの素晴らしさにはとにかく魅了されましたので、新たなキャストでの再演とか行われれば、是非もう一度見たいとなぁと思わされる作品でございました。

(出来ればお話もよくわかったので、本場物が見てみたいというのが本音ですけど…。)




↑これ見たばかりでしたからねぇ…。


posted by Suzu at 23:15| Comment(4) | TrackBack(0) | 映画・ミュージカル系 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年06月03日

『ザ・ミュージック・オブ・スマッシュ』(12年)

The Music Of Smash(12年)

全米で話題のミュージカル・ドラマ『SMASH』のサントラでございます。

『glee』があれだけの成功を収めた訳ですから2匹目のどじょうを狙う者が現れるのは当然な訳で、そこに名乗りを上げたのが最近TVドラマに力を入れているスティーブン・スピルバーグ。
『glee』よりも大人向けの層を狙う方向性でドラマ部分にも重点を置いた作りになっているそうで、大ヒットとまではいかないまでも成功と呼べるには充分の視聴者を獲得。シーズン1に続いてシーズン2の製作も既に決定となった模様です。

お話はマリリン・モンローの伝記ミュージカルを上演しようとする人々を描いた業界内幕物で、主役のマリリン役をめぐってしのぎを削るのが(出ました)アメリカン・アイドル出身のキャサリン・マクフィー(カレン)と、『ウィキッド』や『9時から5時まで』等の舞台に出演していたミュージカル女優のミーガン・ヒルティ(アイヴィー)。キャサリン、正直アメリカン・アイドル後はイマイチぱっとしなかったんですけど、業界に強いコネクションを持つマクフィー家だけにただでは終わらないと思ってましたがやはりここできましたね。何が何でもスターになる!という彼女の根性、私はけっこう好きです。そういう意味でもこのお話キャサリンにぴったりかも知れませんし。

でもって彼女たちを取り巻く人間模様を軸にお話しは進行するようで、有名どころではプロデューサー役でアンジェリカ・ヒューストン、マリリンの主役を争うもう一人のライバル役でユマ・サーマン、アイヴィーのお母さん役でバーナデッド・ピータース(「エブリシング・カミング・アップ・ローゼズ」を歌唱!)なんかの名前も見受けられます。
面白そう…なんですが、今のところ日本では見るすべがなし。あちらでのDVD等の発売ももう少し先のようなので、とりあえず発売された暁には英語版からトライしてみたいと思っておりますです。

歌われた楽曲リストを見ると、グリーとの大きな違いはオリジナル曲が多いことですかね。比率としては半分が既存のヒット曲、半分がオリジナル曲という配分のよう。そしてオリジナル曲の多くを手掛けているのが『ヘアスプレー』等で著名なマーク・シャイマン。これがね、さすがに良いお仕事されてるんですよ。ザッツ・ミュージカルと呼べそうなショー・チューンからディズニー・タイプのドリーミー・バラードまで、この場面が見たい!と思わせる楽曲ばかり。やはり「見てこそ」のミュージカル・ナンバー、この音源のみの段階でそう思わせてくれるんですから、否が応でも期待が膨らんじゃうというものです。

そんな訳でシーズン1から選りすぐり(?)の曲を集めたサウンドトラック。

1曲目の「タッチ・ミー」はキャサリン・マクフィーの歌うオリジナル曲で、こちらの作者はマークではなくポップ職人のライアン・テッダー、ということでシングル・ヒットを狙った感じのライトなポップ・チューンになっています。収録されているカバー曲の選曲はやはりグリーとの差別化を図るためかジェシー・Jの「フー・ユー・アー」、キャリー・アンダーウッドの「クレイジー・ドリーム」、フローレンス・アンド・ザ・マシーンの「シェイク・イット・アウト」、コルビー・キャリーの「ブライター・ザン・ザ・サン」等若干渋め?

重要なシーンで歌われたのかグリーとのバッティングをあえて避けずに収録されたのはクリスティーナ・アギレラの「ビューティフル」。これらの曲は主にキャサリンとミーガンによって歌われています。聴き比べるとやはりミュージカル出身ということもあってミーガンのほうがパワー・ヒッターという感じ。キャサリンはそつのなさがね、相変わらずと言うか…。

またマイケル・ブーブレの「ハブン・メット・ユー・イエット」が収録されていて、なかなか渋めの声の若者…と思ったら何とこれがジョナス・ブラザースの三男坊ニック・ジョナスでした。ゲスト出演だったようですけど(共演したミーガンと恋の噂までたったりして)ちょっと聴かない間に大人になったものですねぇ。

構成的には前半にカバー曲が並んでおり、後半はオリジナル曲をメインにしたミュージカル・モードに。キャサリンとミーガンが火花を散らす「レット・ミー・ビー・ユア・スター」、華やかなステージが見えるような「20th・センチュリー・フォックス・マンボ」、ミーガンとウィル・チャズによるディズニー調デュエット・ソング「ミスター&ミセス・スミス」、『ファニーガール』の「ローラースケート・ラグ」を思わせるようなコミカル・ショー・ナンバー「レッツ・ビー・バッド」、オールディーズ調のロマンティックな「ヒストリー・イズ・メイド・アット・ナイト」等、前述したようにミュージカルとしての楽しさが感じされるナンバーが並んでいて飽きさせません。実際に映像を見てみるとさらに楽しさ満点…もう、早くドラマが見たいです。

そんな訳で、しばらくは音源やYou-Tubeの断片的な映像のみで想像を膨らませながら楽しみたいと思っている『SMASH』でございます。間違いなくハマる予感…っていうか、もうハマってる、私?

チャートデータ
アルバム Pop 9位





↑『踊るマハラジャ』風が楽しい「A Thousand And One Nights」

アデルの「ルーモア・ハズ・イット」、これもグリーとは違った楽しさ→http://youtu.be/vpP_0awEsEk



リンクはないんですけど実は5曲多いデラックス・エディションも存在…。
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2012年05月22日

グリー:シーズン3のおさらい〜お気に入りソング20選+α

※相変わらずのネタばれご注意です!
※お話の解説に間違いがありましたら是非ご一報を!

さてさて、グリーですけどもとうとうシーズン3もあちらでは明日で最終回を迎えてしまいます。
あー悲しいあーつまんない。
既にシーズン4の話題などもちらほら出始めてますけど、相変わらずハイ・クオリティなパフォーマンスが続出したシーズン3をちょっとおさらいしておきたいと思います。
っていうか、前にも書きましたけど、とにかくシーズン3はサントラの発売が前2シーズンの半分に留まると言う暴挙。背に腹は代えられずituneから購入いたしましたけど、やっぱりちょっと、納得いかないのです。
という事で、前夜祭を兼ねてサントラに収録されなかったものをメインに、今までご紹介したもの(「マイケル」「ホイットニー」「グリーバー」等)は割愛するかたちで、その他お気に入りの楽曲をご紹介させていただきます。

1.Anything Goes/Anything You Can Do

進路を模索中のレイチェルとカートがニューヨーク・アカデミー・オブ・ドラマティック・アーツへの入学を目指す学生の集まりを見学しにきてそのパフォーマンスのレベルの高さに愕然となるシーンで歌われたナンバー。グリー・プロジェクトの出身者で先陣を切って登場したリンジー・ピアース(ハーモニー役)がその歌唱力を活かして歌い切るのはコール・ポーターの名曲「エニシング・ゴーズ」とミュージカル『アニーよ銃をとれ』の代表曲のマッシュアップ。この二人を愕然とさせる役なんておいそれとは務まりませんが、リンジー大熱唱でその期待にしっかり応えてくれてます。




2.I'm The Greatest Star

マッキンリー高校で『ウェストサイド物語』を上演することになり、その学内オーディションでカートが歌うナンバー。言わずと知れたバーブラ・ストライサンドの主演ミュージカル『ファニーガール』からの楽曲で、カートが舞台せましと駆けずり回りながら披露。こういう時レイチェルと違って真っ向対決しなくてもいいカートは得かな。カートのお茶目さんな魅力が良く出た楽しい1曲になっています。
シーズン3は相変わらずバーブラ贔屓で、(バーブラの曲と言っては若干語弊がありますが)「ディンドン・ウィッチ・イズ・デッド」「サムシング・カミング」「サムホエア」等もお目見え。随所にバーブラ・ネタが散りばめられていました。




3.Cool

『ウェストサイド物語』からはサントラVol.7に収録された「サムウェア」と「トゥナイト」の他、「サムシング・カミング」「アメリカ」「ボーイズ・ライク・ザット」「ワン・ハンド・ワン・ハート」「アイ・ハブ・ア・ラブ」等もパフォーマンスされました(これだけあれば『ロッキー・ホラー・グリー・ショー』よろしく『ウェスト・サイド・グリー・ストーリー』だって出来たのに…)
そんな中から記念すべきマイク・チャン(ハリー・シャムJr)の初ソロ・ナンバーとしてお目見えしたのが「クール」。これ以降度々歌声も披露するようになったハリー、いやー、頑張りました。




4.It's All Over

いつもレイチェルにリード・ヴォーカルを奪われてきたメルセデスがとうとう反旗を翻してニュー・ディレクションズを退部。その言い争いがそのままミュージカル『ドリームガールズ』の同様の場面で歌われた「イッツ・オール・オーヴァー」に移行していきます。メンバー全員がきちんと『ドリームガールズ』の扮装をしての歌唱で思わず笑みのこぼれる展開。このまま「アンド・アイム・テリング・ユー」に行かないのが玉に疵ですが、私は自分でこの流れに編集して楽しんでます(smile)。




5.Candyman

ニュー・ディレクションズを離脱したメルセデスはサンタナとブリタニーを取り込んで女性だけのヴォーカル・グループ、トラブルトーンズを結成。代理教師としてマッキンリー高校に赴任していた元ボーカル・アドレナリンのコーチでレイチェルの母親シェルビーに師事を仰ぎます。そんなトラブルトーンズが披露するうちの1曲がこれで、クリスティーナ・アギレラのキャバレー風ショー・ナンバーをアンドリュー・シスターズがカバーしたらというコンセプトに基づいてステージングされました。ベットのステージ等も髣髴とさせ、これがもうノリノリで最高、悶絶、大好きです、これ。




6.I Can Go For That/You Make My Dream

いがみ合うニュー・ディレクションズとトラブルトーンズを見かねたシュー先生がマッシュ・アップ曲での対決を提案。ニュー・ディレクションズが選んだのがホール・アンド・オーツのこの2曲でした。
フィンの声ってこういう80年代のポップ・ロック・ナンバーにバチはまりなんですよね。2コーラス目を歌ってるのはグリー・プロジェクト出身のダミアン・マクギンティ、彼も頑張ってます。「ユー・メイク・マイ・ドリーム」は映画「(500日)のサマー」でも使われてましたけど、ウキウキ・ソングとして最強。




7.Jolene

フットボールの男性コーチに恋をしたビーストですけど、何とその恋のライバルに名乗りを上げてきたのがスー・シルベスター!ということで、私の彼を奪わないでとまんまの気持ちで歌われるのがドリー・パートン&オリビア・ニュートン・ジョンの名曲「ジョリーン」。抑えめなビーストの歌声は恋に自信のない乙女の叫びですね。




8.Survivor/I Will Survive

州の予選会に出場したトラブルトーンズが歌うナンバー。私たちは負けない!という強い意志を、グロリア・ゲイナーの「恋のサバイバル」とデステニーズ・チャイルドの「サバイバー」という新旧の生き残りソングのマッシュアップで表現。メルセデスとサンタナの力強い歌声、華やかなステージングも素晴らしかった1曲。




9.Summer Night

家の事情で学校に来れなかったサムが再びマッキンリーに戻ってくることに。そこで既に彼氏のいるメルセデスに再びの猛アタックを開始。そんな二人に今どうなってるの?と皆がガールズ・トーク、ボーイズ・トークを繰り広げるシチュエーションで歌われるのはミュージカル『グリース』のヒット・ナンバー「サマーナイト」。どーなのよどーなんだよという会話が聞こえてきそうな実に楽しい場面。メルセデスがオリビア?ってのも、何だか楽しいんです(smile)。




10.Wedding Bell Blues

シーズン3では潔癖症のほうも何とか克服し、シュー先生との同棲生活に踏み切っていたエマ子。そんな彼女の結婚願望を妄想いっぱいに表現したのがフィフス・ディメンションのNo.1ヒット「ウェディング・ベル・ブルーズ」。エマの清らかさいいっぱいの歌声もステキですが、何と言ってもこればバック・コーラスを務めるスーとビーストが最高です。もうロイヤル・ウェディングも吃驚、大爆笑です。




11.Moves Like Jagger/Jumpin Jack Flash

シューとエマ、メルセデスとサムの恋模様が描かれる中でなんどベッキーに惚れられてしまうアーティー!そんな状況でアーティーが披露したのはマルーン5の最新ヒット「ムーブス・ライク・ジャガー」とストーンズの代表曲「ジャンピング・ジャック・フラッシュ」のマッシュアップ。こういう曲を歌う時のアーティーは本当にセクシーでかっこいいんですよね。ダンス巧者のマイクとシュー先生を従えたパフォーマンスもかっこよかったです。本当は負けずにダンスの上手いアーティー(ケヴィン)、こういう時はうずうずしちゃうんじゃないのかなぁ。




12.Sexy And I Know It & La Isla Bonita

スペイン語の教師であるシュー先生ですが、生徒からの苦情や諸々の事情でスペイン語の夜間教室に参加することに。そこの講師を務めていたのがデビッドことリッキー・マーティン!
という事でリッキーが歌うのがこの2曲。LMFOの最新ヒットは教室でニュー・ディレクションのメンバーと共に、マドンナの「ラ・イスラ・ボニータ」はサンタナと共にステージで披露されました。「セクシー〜」のほうは原曲のおとぼけ具合をタイトルどおりのセクシー&かっこいいバージョンに変換、「ラ・イスラ」のほうはラテン色を抑えめにした今風のアップ・ナンバーにアレンジされました。
ちょっとラテンおやじ入ってきましたけど、まだまだリッキーかっこいいです。






13.Love Shack

ウォブラーズとの抗争(?)で怪我をしたブレインでしたが、バレンタインのパーティーでサプライズ復活、カートを驚かせます。そこで披露させるのがTheB-52'sが80年代に放った復活ヒットの「ラブ・シャック」。ブレインをリードにレイチェルとメルセデスとブリタニーがバック・コーラス、途中からカートが加わって(ひとり多いけど)TheB-52'sのフォーマットが再現されます。
これぞ最高のパーティー・ソング!この歌大好きだったもので、思わず画面に向かってキター!と叫んでしまいました(smile)。




14.Cough Syrup

自分がゲイであることを隠していたカロフスキーでしたが、バレンタインデーでのカートに対する行動がきっかけで皆にバレてしまいます。学校から逃げ帰るカロフスキーのバックで流れるのがブレインの歌うこのナンバー。お恥ずかしながら初めて聴いたのですが、ヤング・ザ・ジャイアントというグループの作品で、タイトルの「コフ・シロップ」は「咳どめ薬」のこと。人生には辛い時もあるけど何とか乗り切ろうと歌うこの切なくて優しい曲は場面とのマッチングも素晴らしく、とても胸を打つ1曲になっています。ヤング・ザ・ジャイアントのメンバーもこの場面はお気に入りとか。




15.Hungry Like The Wolf/Rio & Somebody That I Used To Know

ブレインのお兄さんで役者をしているクーパーが登場、演じるのは『ホワイトカラー』でイケメン詐欺師を演じて人気のマット・ボマー!
どちらもブレインとのデュエットで、満を持して初登場したデュラン・デュランのナンバーは「ハングリー・ライク・ザ・ウルフ」と「リオ」のノリノリなマッシュアップ。このデュエットで兄弟の関係性(力関係)を見せておいて後半兄への複雑な思いをブレインがぶつけるように歌うのがゴティエの最新ヒット「サンバディ・ザット・アイ・ユースト・トゥ・ノウ」。ゴティエのオリジナルのもつ耽美的なところはなくなってしまいましたけど、それでも二人の熱い歌声はまた違った魅力を曲に付加しています。






16.Big Girl Don't Cry

ウーピー・ゴールドバーグ演じるニューヨークの演劇学校の面接官の前でパフォーマンスを失敗してしまったレイチェル。そんなレイチェルが歌うのがファーギ―のNo.1ヒット「ビッグ・ガール・ドント・クライ」。コーラスからはカートが加わってデュエットに。その優しい歌声にレイチェルでなくても癒されること必至のナンバー。




17.Love You Like A Love Song & What Makes You Beautifl

卒業パーティーで歌われるアイドル・ソング2曲。サンタナをリードにブリタニーとティナがコーラスを務めるのはセレーナ・ゴメスの「ラブ・ユー・ライク・ア・ラブ・ソング」。サム、マイク、アーティー、ローリー、ジョーの男子5人組で歌われるのは現在大ブレイク中のワン・ダイレクションの「ホワット・メイクス・ユー・ビューティフル」。さすがにサンタナらのセクシー・パフォーマンスは振りも含めてそつのない出来。男子チームも果敢に1Dに挑みましたけど、さすがに平均年齢で5才は若い1Dのフレッシュさには勝てなかったかなぁ。グリーではかえって珍しいパターンです。






18.Flashdance - what a feeling -

州大会直前になって今度はティナのレイチェルに対する不満が爆発。勢い余って転倒したティナは頭を強打、妄想の中でレイチェルと入れ替わる体験をすることになります(この妄想の中ではレイチェル⇔ティナの他にも様々な組み合わせで役の入替えが起こり、シリーズ中屈指の珍場面が展開、大爆笑です)。結局レイチェルの気持ちを理解したティナは彼女を応援することに。で、州大会に出発するシーンで歌われるのがティナとレイチェルによるデュエット「フラッシュダンス」。シーズン3には「ウィ・アー・ヤング」や「ヒアーズ・トゥ・アス」等ザ・青春、ザ・友情って名場面がありますが、これもそんな感動を覚える1曲です。




19.Paradise By The Dashboard Light

州大会の決勝戦でニューディレクションズが披露した1曲。ニュー・ディレクションズに組み込まれたトラブルトーンズの「エッジ・オブ・グローリー」、レイチェルのソロ「イッツ・オール・カミング・バック・トゥ・ミー・ナウ」に続いてラストを駆け抜けたのは名盤『地獄のロックライダー』に収録されていたミートローフの暴走ロック・ナンバー「パラダイス・バイ・ザ・ダッシュボード・ライト」。フィンのロック魂大爆発。どこまでキーが上がるの?ってぐらい高らかなハイトーン・シャウトが凄すぎです。フィン最高。




20.Starship & Pinball Wizard

同じく決勝戦でウェイド(アレックス・ニューウェル)をリード・ヴォーカルにすえたボーカル・アドレナリンが披露したのはニッキー・ミナージュの最新ヒット「スターシップ」とロック・ミュージカル『トミー』の代表曲「ピンボールの魔術師」。インパクトでは初登場だった「ブギー・シューズ」のほうが上ですけど、思わず目を見張るアクロバティックなステージングを含めてパフォーマンス自体はさすがのハイ・クオリティ。ステージ慣れしていないということで未熟な面もあるアレックスですけど、このまま切磋琢磨されて自信を得た時のパフォーマンスが是非見てみたいです。番組にも出続けてほしいなぁ。






そんな訳で、シーズン4はマッキンリー高校とニューヨークの演劇学校を舞台にした2元中継的になる模様。高校を卒業したメンバーを含め、基本的に全てのキャストがシーズン4に再び登場することが発表されました。またゲストとしてサラ・ジェシカ・ハーパー、ケイト・ハドソンの出演も予定されています。
卒業したメンバーがどうなるのか、メイン・キャストの抜けたニュー・ディレクションズはどうなるのか、舞台が広がることで番組的にはどうなるのか、いろいろ気になることが盛りだくさんのシーズン4。
開始は秋か…楽しみにしたいと思います!

※2012/11/11 You-Tubeの映像の多くが無効となってしまったので張り直しました。一部音声だけのもあります。



posted by Suzu at 22:30| Comment(3) | TrackBack(0) | 映画・ミュージカル系 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年05月13日

ゴールデンウィークは映画を…。

お天気の悪かったゴールデン・ウィーク、何だかんだと映画ばかり見て過ごしてしまいました。せっかくなのでおまとめ〜。

『ソーシャル・ネットワーク/The Social Network(10年)』

ジェシー・アイゼンバーグ主演、アンドリュー・ガーフィールド、ジャスティン・ティンバーレイク共演、フェイスブック創立者のマーク・ザッカーバーグがフェイスブックを立ち上げた経緯とその後の過程を描く実話ベースのドラマ。ハーバード大学在籍中のマークは彼女に振られた腹いせに女子学生を評価するサイトを作成するがこれが大問題に。その技術力に目を付けた上級生から学内の出会い系サイトの製作を依頼されるが、マークはこれに想を得て学生の交流サイトを立ち上げる…というお話。
フェイスブックという時代のイコンがどのように生まれたかという過程を興味深くスリリングに見る事が出来ました。実際の成り行きはこれほどセンチメンタルな物語ではないようですけど、映画としてはこのほうが登場人物に感情移入しやすいんですよね。ジャスティンを初めて「俳優」として見れたのもの収穫(smile)。面白かったので後でDVDを買ったのですけど、双子のウィンクルボス兄弟が一人の俳優の顔を別の俳優の顔に合成して作られている事に吃驚!こういう映画でそんな技術が使われているとは。




『シャッター・アイランド/Shutter Island(10年)』

レオナルド・ディカプリオ主演、ベン・キングズレー、マーク・ラファロ共演のミステリー大作。精神異常の犯罪者ばかりを収容するシャッター・アイランドのアッシュクリフ病院(刑務所)で受刑者の女性が密室から忽然と消える事件が発生、家族の間で起こった悲劇のトラウマを抱えるテディ連邦保安官は島の異常な状況に翻弄されながら真相にたどり着こうとするが…というお話。
こういうの意外と冴えてる私なんですけど(smile)、最近こっち方面から遠のいていたのですっかり頭がサビつき謎解き出来ず。真相が明かされてあぁそっち系の話だったのかぁという白旗状態でした。常時ミステリーに接してる方なら、もう冒頭からおかしいと思うはずです…ってこれもヒントになっちゃうのかな。日本が誇る幻想小説の古典のプロットにツイストが利かせてある展開。二度見てあちこちに散りばめられた伏線を探すのも楽しい作業かもしれません。レオ様も額にしわを寄せての大熱演です。




『ザ・ファイター/The Fighter(10年)』

マーク・ウォールバーグ主演、クリスチャン・ベール、メリッサ・レオ共演、プロボクサーであるミッキー・ウォードが世界タイトルに挑戦することになる顛末を兄ディッキーや家族との関係を軸に描く実話ベースのボクシング・ドラマ。プロボクサーのミッキーはトレーナーを務める自堕落な兄ディッキーと母の組んだ無理な試合で負傷。ボクシングを止める決意をするが、兄を麻薬中毒者として扱った屈辱的なドキュメンタリーTVを見たことで一念発起、再びグローブをはめる決意をする…というお話。
ミッキー・ウォードの大ファンであるというマークが製作も務めて完成させた渾身の一作。マークの役作りも相当なものだと思うんですけど、もう全てを持っていっちゃたのが自堕落な兄を演じたクリスチャン・ベール。実在のディッキーも見ましたけどもう乗り移ったかのようななりきり演技。とてもバットマンと同じ人とは思えません。この人もカメレオン俳優の一人ですよね。メリッサ・レオ、エイミー・アダムスも好演するなかで、賞レースではマークだけ蚊帳の外に…無念。




『マイ・ブラザー/Brothers(09年)』

トビー・マクガイア、ジェイク・ギレンホール、ナタリー・ポートマン出演、戦争の起こした悲劇に翻弄される家族の絆を描く人間ドラマ。海兵隊員のサムは妻グレースと娘2人を残してアフガニスタンへ出兵するが、そこで囚われの身に。家族には戦死と伝えられ、残された家族を献身的に支えたのがやっかいものだった弟トミー。トミーとグレースらに家族としての絆が生まれた頃、戦地から心に大きな傷を抱え別人のようになったサムが戻ってきて…というお話。
…つらい話です。亡くなったと思えば尽くしてくれるトミーに心が揺らぐグレースの気持ちもわかるし、兄の代わりに家族を守らなきゃと思うトミーの気持ちもそりゃそうだし。家族のために辛すぎる選択をして生きる道を選んだサム、帰ってきてみたら妻と弟に不貞の匂い…それは心も壊れますよね。そのあたりの心情をトビー、ジェイク、ナタリーが上手く演じています。結局家族が再び絆を取り戻すことが暗示されるラストですが、それでも待っているのはいばらの道…つらい話です。




『世界侵略:ロサンゼルス決戦/World Invasion: Battle LA(11年)』

アーロン・エッカート、ラモン・ロドリゲスら出演のSFアクション映画。宇宙より隕石状の飛来物が次々と地球上へ落下。これは地球の資源を求めた異星人の侵略で、その強大な戦闘能力で各都市を壊滅状態へ追い込んでいく。海兵隊の小隊がサンタモニカの警察署に孤立した民間人を救出する作成を命じられて現地へ。そこからの脱出する道程で、敵の中枢となる母船を発見する…というお話。
感動のSFアクション超大作!なんて決まり文句の宣伝がされたようですが、ようは相手が異星人というだけの戦争映画。空爆に地上戦と確かに破壊力は凄いけどこちらの想像を超えるような未知の能力と言うわけではなく、イラクやアフガニスタンで繰り広げたであろう米軍の戦いの姿を延々と描いています。確かに国(世界)のために戦う姿には共感出来るし休む間もなく次の戦いの準備を始める兵士の姿に感じるものはあるけど、これって何かの宣伝映画?って思っちゃう。何だか、後味よろしくないんです。兵士役で歌手のニーヨが出演してました。




『ゴースト もう一度抱きしめたい/Ghost(10年)』

松嶋菜々子主演、ソン・スンホン、樹木希林共演、言わずと知れた80年代の大ヒット映画『ゴースト〜ニューヨークの幻』のリメイク作品。会社社長の星野七海は韓国人の陶芸家キム・ジュノと恋に落ちる。幸せな生活も束の間、七海は事件に巻き込まれて帰らぬ人となるがゴーストとなって地上に留まり、危険が迫るジュノを助けながら、事件の真相にせまっていく…という男女逆転ながらお馴染みのお話。
もうね、これはある意味凄い映画です。ここまでヒドいと逆に一見の価値はあるかも。誰一人、あの希林さんでさえこの作品の大いなるマイナスの力に飲み込まれちゃってる感じ。原作をなぞるだけのうすい脚本に学芸会レベルにも達してない演技…みんなどうしちゃったんでしょう?ろくろを回す松嶋さんの後から抱きしめるように手をそえるソン・スンホン、バックに流れるのは平井堅さんの歌う「アンチェインド・メロディー」…もうそのヤスさ大爆笑です。最後まさかまさかの!?って展開を匂わせるんですが、どうせだったらそのまま突き抜けてほしかったかな。稀代の迷画に花を添えられたのに…。




『借りぐらしのアリエッティ/The Borrower Arrietty(10年)』

ジブリのアニメ、でございます。小人族の少女アリエッティは父親と母親の3人で人家の軒下に住み、その家から食料や生活必需品を「借りて」て暮らす生活。人間に見られてはいけない掟のアリエッティでしたが、ある日その家に静養にやってきた病弱な少年翔に姿を見られてしまい、住みなれた家を出ていかねばならないことに…というお話。
ストーリー展開も緩やかで、いつものような環境破壊への警鐘等声高なところもなく、あぁもう終わりなの?ってぐらいあっさりと幕引きする印象。もうちょっと面白く出来たのかもなぁとは思いつつ、それでもそのゆったりとした世界感は嫌いじゃないです。これは声優陣の好演に起因するものが大きいのかも。アリエッティの志田未来を始め、大竹しのぶ、三浦友和、神木隆之介、竹下景子、樹木希林、藤原竜也等、当然の如くな声の名演をそれぞれが披露。っていうか、これアニメじゃなくてCGでも駆使してこのメンバーでの実写版を作ってよ、って感じです。役者陣の好演にアニメ本体が喰われてしまった感拭えず。希林ちゃん面白すぎだし。



予告→http://youtu.be/BZqVL8ryhJQ


『嘘つきは恋の始まり/The Last Word(08年)』

ウェス・ベントリー主演、ウィノナ・ライダー、レイ・ロマノ共演のヒューマン・コメディ。エヴァンは自殺願望のある人から要望を聴いて代わりに遺書を執筆する「遺書代筆業」を生業とする青年。亡くなった顧客の葬儀に立ち会った際、ひょんな事からその妹のシャーロットと知り合いになり惹かれ合う二人。兄の遺書を代筆したことを言い出せないエヴァンはシャーロットに嘘を重ねることになるが、いつしかその嘘がほころび始め…というお話。
邦題にしても宣伝文句にしてもラブ・コメディ扱いですが、どちらかと言えば死に向き合わねばならない人々の苦しみや懊悩を描いたヒューマン・コメディといった感じです。困惑しながら彼女の魅力に惹かれ、また彼女や新たな顧客アベルとの関係から自身の仕事の是非を問うことになる主人公をウェス・ベントリーが飄々とした雰囲気で好演。安易なハッピー・エンドに収めず、あぁそこに落とすのね、といったラストもなかなか味わいが合っていいかも。お久しぶりウィノナも一筋縄ではいかなそうなヒロイン(?)にぴったりです。




『サンクタム/Sanctum(11年)』

リチャード・ロクスバーグ、ヨアン・グリフィズら出演の洞窟サバイバル・アドベンチャー。パプアニューギニアの密林地帯の奥にあるエサ・アラ洞窟を調査している探検家のフランクとそのグループ。スポンサーである富豪のカールが合流した後、巨大サイクロンに見舞われた影響で洞窟入り口が塞がれて通行不能に、一行は別の出口を求めて洞窟内と地下水路を探索することに…というお話。
洞窟物っていうと思い浮かぶのはホラーですけど『ディセント』と『地獄の変異』でしょうか。3作品に共通するのは天変地異や事故で出口が塞がれて帰り道を断たれた一行を襲う悪夢ってことですけど、前2者で襲ってくるのはモンスターに対し、こちらは自然の脅威。といっても最終的には3つ並べても違和感のないお馴染みの展開になだれ込んでしまうのですが…。結局この映画、ジャームズ・キャメロンが改良したというフュージョン・カメラ・システムというのを使って水中3D映像を撮りたかっただけなのかも。アトラクション気分で映画館で見たらもっと楽しめたのかなと。若干閉所恐怖症気味の私としては嫌な映画でした。



予告→http://youtu.be/YrM443OhCho


『シャーロック・ホームズ/Sherlock Holmes(09年)』

ロバート・ダウニーJr主演、ジュード・ロウ、レイチェル・マクアダムス共演のアクション冒険談。19世紀のロンドン、黒魔術の儀式のために次々と若い娘を犠牲にするブラックウッド卿がホームズの活躍により逮捕され絞首刑に。しかし死亡が確認され墓に葬られたはずの卿が蘇り、再び殺人を犯しある計画を遂行し始める。ホームズとワトソンはその計画を阻止出来るか…というお話。
直接の原作がドイルの小説ではなくコミックスであるため、ここでのホームズは賭けボクシングに出場してしまうような粗野で武術に長けた奇人として登場。ワトソンもジュード・ロウがやってるくらいですから切れ者医師にコンバートされています。アクション・シーン満載でアメコミ・ヒーロー物なみの単純な冒険活劇にも出来たところを、ホームズの看板を掲げているだけにきちっと謎を謎のままにせず、すべてが科学的な裏付けに基づいたトリックであることを示して見せる展開が好きかも。あまりにも鮮やかに解いて見せるのでミステリーとしての印象が薄くなってるのが難かな?



予告→http://youtu.be/eIyr3EoLhaY
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2012年05月01日

『アベンジャーズ』のその前に…。

ゴールデンウィークの贅沢

GW前半が終了しましたけど、皆様いかがお過ごしでした?結局私はたまたま用事で実家に出かけた妻にあちらでの滞在を伸ばしてもらい、一人好き勝手に映画を観たり音楽を聴いたりブログを書いたりの2日間。つかの間の贅沢させていただきました。
そんな訳で、ここ最近見た映画のおまとめで〜す。

『君への誓い/The Vow(12年)』

チャニング・テイタムとレイチェル・マクアダムス主演のラブ・ストーリー。交通事故で自分を愛していた記憶をなくしてしまった妻、その愛をもう一度取り戻せるか…という実話ベースのお話。冒頭の事故以外大きな出来事も起こらず、どちらかというと淡々と主人公たちの心情が描かれていく感じは実話ベースだからなんですかね?肉体派の割にロマンチックな役が多いチャニングとチャーミングなレイチェルが見たい!という向きにはお薦めです。レイチェルの父親役でサム・ニール、母親はどっかで見た俳優さん…とエンド・クレジットで確認したら何とジェシカ・ラング!時の流れは思いの外ですね。

220px-The_Vow_Poster.jpg


『抱きたいカンケイ/No Strings Attached(11年)』

ナタリー・ポートマンとアシュトン・カッチャー主演のラブ・コメディ。人を愛する事が出来ないエマがひょんな事から関係を持ってしまった友達のアダムにセックス・フレンドになる事を提案。最初はうまくいっていた関係がお互いを意識しあうと共にこじれていって…というお話。下世話な邦題のおかげでちょっと斜めから見始めましたが、これが意外にあたり。きわどい描写も多いけど何気ないやりとりにユーモアのセンスがあって、駄作の多いラブ・コメの中ではかなりの秀作になってます。ナタリーが全然コメディやってるように見えないのが難点と言えば難点ですが、それが作品を軽くさせすぎない重しの機能になってるのかも。




『ステイ・フレンズ/Friends with Benefits(11年)』

ジャスティン・ティンバーレイクとミラ・キュニス主演のラブ・コメディ。それぞれ上手くいかない恋愛ごとに嫌気の差したディランとジェイミーはセックス・フレンドになることを提案。最初はうまくいっていた関係がお互いを意識しあうと共にこじれていって…って『抱きたいカンケイ』と一緒じゃん。コメディエンヌとしてはミラのほうが好感がもてる感じで、ジャスティンとの相性もばっちり。ディランの父親の痴呆の問題、親子の確執などさり気なく考えさせられるポイントを織り込んでたりもしますけど、全体的には気楽に楽しめるタイプの作品です。ジャスティン、すっかり映画づいてますよね。私は音楽家としての彼のほうが好きですけど。




『恋とニュースのつくり方/Morning Glory(10年)』

レイチェル・マクアダムス、ハリソン・フォード、ダイアン・キートン共演のテレビ業界を舞台にしたコメディー。低視聴率で打ち切り寸前のモーニング・ショウのプロデューサーに抜擢されたベッキーが、かつて硬派でならした大物キャスターマイクの力を借りて番組を立て直そうとするが…というお話。テレビ業界物と言えば「アンカー・ウーマン」、ハリソンのサクセス物と言えば「ワーキング・ガール」が思い出されますが、これらを足して2で割って縮小再生産した感じでしょうか。核となる大逆転劇がないので、サクセス物の肝であるスカッとする部分がないんですよねぇ。とってつけたような恋愛要素もいらないし。




『ハングオーバー!/The Hangover(09年)』

ブラッドリー・クーパー、ザック・ガリフィアナキスら共演のナンセンス&ロード・ムービー系コメディーをようやく鑑賞。09年の大穴ヒット作で現在大人気のブラッドリー、ザックの出世作でもある本作は、バチェラー・パーティーにラスベガスへ出かけたものの酔いすぎて記憶がない上に花婿は行方不明。足跡をたどる間で色んな騒動に巻き込まれ…というお話。もうお腹がよじれるのを覚悟で見始めたんですけど…あらら、思ったほど笑えなかった。もっとものすごいギャグの応酬でドタバタが繰り広げられるのかと思いきや、意外に振り切れた笑いが少なく拍子抜けしてしまいました。ちょっとこちらの期待値が高すぎましたかね。2は据置。




『ブラックスワン/Black Swan(10年)』

ナタリー・ポートマン主演、ヴァンサン・カッセル、ミラ・キュニス共演のサイコ・サスペンス映画。「白鳥の湖」のホワイト・スワンとブラック・スワンの一人二役を演じることになったバレリーナのニナが、大きな重圧の中で次第にブラック・スワンに心を蝕まれて…というお話。現実と妄想が交錯する中で次第に精神崩壊に陥っていく主人公をナタリー・ポートマンが熱演。癖のあるヴァンサン、魔性の魅力で彼女の心を乱すミラ、偏執的な母親像が「キャリー」のパイパー・ローリーとダブって見えるお久しぶりのバーバラ・ハーシー等脇の役者さんたちも手堅くて、閉塞感のある一貫した画作りもあって最後まで息が抜けませんでした。(妻の感想は…これ、何の話?)




さてここからは今週あちらでは公開されるマーベル・コミックスのヒーローたちが大集合する映画『アベンジャーズ』に関連した映画をご紹介。以前にも書いた気がしますけど、その昔『アメリカン・コミックの世界』というマーベル・コミックのヒーローを紹介したB4版ぐらいの本を持ってたんですよね。スパイダーマンを始め、ファンタスティック4やハルク、シルヴァー・サーファー等、お馴染みなのから見たこともないものまで多数紹介されていて、どんな話なのか想像を掻き立てられたものでした。あれから30年近く経ってそこに載っていたヒーローたちが次々と実写で映画化。いやいやあの頃では想像も出来ない事でした。そこに『アベンジャーズ』も載ってたんですよね。映画の前評判はすごぶる高いようで、今からとっても楽しみにしております。




『アイアンマン2/Iron Man 2(10年)』

ロバート・ダウニーJr主演、グウィネス・パルトロウ、ミッキー・ローク共演のアイアンマン・シリーズの2作目。前作で自分がアイアンマンであることを世間に公表したトニーでしたが、生命維持装置である胸のマシーンの副作用で命の危機に。アイアンマンを兵器と見なした政府の技術提供要求がなされる中、スターク家に恨みを持つイワン(ローク)が別の装置を作って襲撃してきて…というお話。ストーリーのテンポもよくて派手な見せ場も随時織り込まれ、娯楽作品としては文句のつけどころがない一級品。復活仕立てのミッキー・ロークを素早くキャスティングしたのも功を奏し、ミッキーは不気味で魅力的な悪役を楽しそうに好演してくれてます。3は中国との合作になるようですが、お話はとりあえず『アベンジャーズ』へ!




『キャプテン・アメリカ/Captain America: The First Avenger(11年)』

クリス・エヴァンス主演、スタンリー・トゥッチ、ヒューゴ・ウィービングら共演の作品。第二次世界大戦中、ひ弱だけれども誰よりも心根の強い青年スティーブが国の「スーパーソルジャー計画」の被験者になり、強靭な肉体を手に入れた彼はキャプテン・アメリカとしてナチスに戦いを挑んでいく…というお話。昔「ミスターX」っていう手足がゴムのように伸びる人形があったの覚えてます?あんな身体のクリス・エヴァンスが大活躍。正直被験前と後、どっちがCGであってもおかしくないぐらいです(smile)。時代考証を合わせたのか見つめあうだけみたいなラブ・ストーリーもある意味新鮮。『アベンジャーズ』への展開が見えすぎるためか、単体としては妙にお話がこじんまりしてるのが欠点かな。単体での続編制作の企画もあるようです。お話は『アベンジャーズ』へ!




『マイティー・ソー/Thor(11年)』

クリス・ヘムズワース主演、ナタリー・ポートマン、アンソニー・ホプキンス共演の作品。北欧神話を元にした異色のヒーローがソーなんですけど、神話の国で行われたアズガルド軍(いいほう)とフロスト・ジャイアント軍(わるいほう)の戦いは大昔に終戦協定が結ばれていましたが、その息子たちソーとロキの時代になって再び権力抗争が勃発。地球を巻き込んだ戦いに発展していく…というお話。浅野忠信さんのハリウッド・デビュー作としても話題になりましたけど、見せ場は少ないかな?これもスケールが大きい割にどこか小さくまとまった感があるのが残念。しかしながら『アベンジャーズ』で重要な役となるロキが出てきますので、やっぱり見ておかないとかなと。出てくるロボットは『地球が静止する日』のゴートみたい。これも続編制作が決まってます。お話はとりあえず『アベンジャーズ』へ!




『グリーン・ランタン/Green Lantern(11年)』

ライアン・レイノルズ主演、ブレイク・ライブリー、アンジェラ・バセット共演のスーパーヒーロー物。宇宙の平和を守る組織の「グリーン・ランタン」。パイロットのハル・ジョーダンは戦士アビン・サーの死を看取った事から次期グリーン・ランタンに指名され、組織の一員として強大な敵に立ち向かっていく事になる…というお話。思わず組織の一員となってしまったハルが、自分の弱点である恐怖心を克服してヒーローとなっていく過程をライアン・レイノルズがいつものようにちょっとコミカルに演じています。自分のイマジネーションを駆使して出現する戦闘道具の数々がみどころ。アメリカではコケちゃったようなのでこれは続編はないのかな?ライアンはこれでブレイクとラブラブになったから本望でしょうけど…。続きは『アベンジャーズ』で!……というのは嘘。これはDCコミックのヒーローなので関係ございませんです。



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2012年04月28日

グリー『サタデー・ナイト・グリーバー』(12年)

glee:Saturday Night Glee-ver(12年)

※未公開エピソードのネタばれですのでご注意を!

せっかくなので防備録も兼ねて書いておきたいと思います。『サタデー・ナイト・フィーバー』ならぬ『サタデー・ナイト・グリーバー』
グリーによる『サタデー・ナイト・フィーバー』トリビュートの回でございます。

ミラーボールの輝く教室から始まるのはマイクとブリタニーを従えたブレインによる華麗な「ユー・シュッド・ビーダンシング」のパフォーマンス。誰か歌わない日はあってもブレインが歌わない日はないというぐらい毎回フューチャーされるブレイン(ダレン・クリス)ですけど、彼から発散されているエナジーっていうのは本当に群を抜いてるんですよね。力強い歌声に加えダンスの名手二人に挟まれても目で追うのは自然とブレインの動きみたいな、本当にこの人「持ってる」なぁと思います。

そんなブレインのパフォーマンスに一番刺激されたのがディスコ世代のシュー先生とスー先生。教室にディスコ・フロアを設置してのサタデー・ナイト大会に展開していきます。

楽曲リストとパフォーマーは以下のとおり。

「ユー・シュッド・ビー・ダンシング」:ブレイン、マイク、ブリタニー
「ナイト・フィーバー」:シュー、ジョー、ブレイン、スー&ニュー・ディレクションズ
「ディスコ・インフェルノ」:メルセデス、サンタナ、ブリタニー
「イフ・アイ・キャント・ハブ・ユー」:サンタナ
「愛はきらめきの中に」:レイチェル
「ブギー・シューズ」:ウェイド&ボーカル・アドレナリン
「モア・ザン・ア・ウーマン」:フィン
「ステイン・アライブ」:フィン、メルセデス、サンタナ&ニュー・ディレクションズ&シュー&スー

冒頭のブレインたちによる「ユー・シュッド・ビー・ダンシング」に始まり、シュー先生が当時のお手本方々披露する「ナイト・フィーバー」、サンタナがブリタニーへ、レイチェルがフィンへの思いを込めて歌う「イフ・アイ・キャント・ハブ・ユー」と「愛はきらめきの中に」。フィンの甘くジェントルな歌声がぴったりな「モア・ザン・ア・ウーマン」、そして全員がトニー(トラヴォルタ)ファッションでキメた「ステインアライブ」と、もうビージーズの流麗で甘美すぎるメロディーにノックアウト状態。キャスト陣のパフォーマンスも素晴らしいですけど、やっぱり楽曲のよさが飛びぬけてますよね。
ここにメルセデスのパワー爆発でノリノリな「ディスコ・インフェルノ」とヴォーカル・アドレナリンの「ブギー・シューズ」がセットされて、楽しさ二百点満点です。

特筆しておきたいのがヴォーカル・アドレナリンで今回新リードに抜擢されたウェイド。グリー・プロジェクトで出演権を獲得した最後の一人、アレックス・ニューウェルが満を持して番組に参戦いたしました。
役の上でもそのままゲイの設定となったアレックス=ウェイド。敵校であるヴォーカル・アドレナリンの所属ではありますが、自分の在り方に迷ってカートとメルセデスに相談にやってきます。
そして舞台当日、コーチであるジェシーの目を盗んで女装したウェイドは、パンチのある歌声で「ブギー・シューズ」を歌い切り大喝采を浴びるのです。
この辺りの展開ちょっとバーブラの「ファニーガール」を思い出させますけど、とにかくその歌声が素晴らしすぎ。目をつぶって聴けば間違いなく女性だと思う力強いハイトーン・ヴォイスには吃驚させられますね。アドレナリンのメンバーと組んだダンス・パフォーマンスも見ごたえありますし、第二のシルベスターといった感じでしょうか。今後の活躍に期待せざるをえない逸材の登場です。

私70年代は小学生でしたので決してディスコ世代ではないですけど、それでもこの楽しさはハンパありません。50の坂を迎える方々ぐらいはどんぴしゃじゃないでしょうか?楽曲の楽しさはグリー・エピソードでも屈指かもしれませんね。
(既に5回ほど見ちゃったし…。)
エピソード放映前にロビン・ギブが危篤状態なんて心配なニュースが流れましたけど、どうやら持ち直してくれたようで本当によかったです。
元気になったら是非、本作を見てさらなる元気をもらってほしいですね。





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2012年04月27日

グリー『ダンス・ウィズ・サンバディ』(12年)

glee:Dance With Somebody(12年)

未公開エピソードの思いっきりネタバレですのでご注意を!

またもやgleeですけど。

先週のサタデー・ナイト・フィーバー=ビージーズ・トリビュートだった『サタデー・ナイト・グリーバー』も無茶苦茶楽しかったんですけど、今週は2月に突然この世を去ってしまったホイットニー・ヒューストンの楽曲だけで構成されたホイットニー・トリビュートの回。

グリーでは今まで「アイ・ルック・トゥユー」と、死の数日後に放映されるという劇的すぎるカバーとなった「オールウェイズ・ラブ・ユー」の2曲が取り上げられてきましたが、もちろん彼女の曲だけのエピソードは初めて。今回は卒業に揺れる部員たちの心模様を中心としたお話の中で、ホイットニーの楽曲が歌われていきました。

楽曲リストとパフォーマーは以下のとおり

「恋はてさぐり」:メルセデス、レイチェル、サンタナ、カート
「すてきなSomebody」:ブリトニー、サンタナ
「すべてをあなたに」:ジョー、クイン
「やさしくエモーション」:サンタナ、レイチェル
「イッツ・ノット・ライト・バット・イッツ・OK」:ブレイン
「アイ・ハブ・ナッシング」:カート
「マイ・ラブ・イズ・ユア・ラブ」:メルセデス、アーティー&ニュー・ディレクションズ

冒頭の「恋はてさぐり」。ロッカーに設えたホイットニーの祭壇の前で厳かに歌い出すメルセデス。これにサンタナ、レイチェル、カートが加わっての四重唱になっていきますが、原曲のはつらつとしたイメージとは異なり、ホイットニーへの愛と喪失感を伝える非常に真摯な歌声が胸を打つバージョンになっています。…泣ける。

そんな様子を見ていたシュー先生の提案で今週のお題はホイットニーと決まり、皆がそれぞれの思いを込めた楽曲を披露していきます。
まずはブリトニーとサンタナで歌うのが「すてきなSomebody」。ブリトニーの華麗なダンス・パフォーマンスが楽しめる原曲よりもさらに軽やかな1曲になりましたが、遊び心でしょうか何故かブリトニーとサンタナは途中から「恋はてさぐり」のPVでホイットニーが来ていた衣装とリボンの髪飾りヘアにチェンジしてのダンシングとなります。

そしてまたもや恋に!?と皆を驚かせながら歌われるのがクインとジョー(グリー・プロジェクト優勝者のサミュエル・ラーセン)の「すべてをあなたに」。もとは不倫の歌で歌詞も変えてませんけど、恋の始まりを告げるような爽やかな歌に衣替えした感じで聞かせてくれます。
またサンタナ&レイチェルという割と珍しいコンビによる「やさしくエモーション」は、対極にあったような二人の最終的な雪解けを告げる歌になっていて、パワフルな二人の歌声が気持ちよく弾ける好カバーになっています。

で今回のお話のサイド・ストーリーはカートに新たな男の友人が出来た事に嫉妬した(本当の理由は別ですが…)ブレインとの仲違いっていうのがあるんですけど、ブレインがそのいら立ちを率直にカートへぶつけるのが「イッツ・ノット・ライト・バット・イッツ・OK」。これはそのままホイットニーのPVの再現になっていて楽しめますし、もちろんいつもどおりブレインもしっかり楽曲を自分のものにして熱唱を聞かせてくれます。そしてそんなブレインのすれ違った思いに対して、これまた愚直なまでの愛の告白でカートが歌い返すのが「アイ・ハブ・ナッシング」。あなたがいなければ私にはなにもないという内容はまさにカートの気持ちそのままで、今回披露された楽曲の中でも特に強く印象を残すナンバーとなりました。

そして最後は再びメルセデスがアーティーを相手にリードをとり、皆も加わっての「マイ・ラブ・イズ・ユア・ラブ」。この絆は永遠、誰にも壊すことは出来ないという歌詞が皆の気持ちにぴったりすぎで、幸せな余韻を残すエンディングとなっています。

若干曲によっては急ごしらえと言うか演出が荒削りな部分もなくはないんですけど、まぁ、グリークとしては許してしまおうって感じです。『グリーバー』といい今回のホイットニー・エピソードといい、やはりお馴染みの楽曲で固められた回は楽しめる度が違いますね。

グリーから永遠の歌姫ホイットニー・ヒューストンへ送ったラブ・レター。
ホイットニーも、喜んでくれたのではないでしょうか。






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2012年04月22日

『タイタンの逆襲』(12年)

Wrath Of The Titans(12年)

たいていの男の子はウルトラマンやら仮面ライダーやらゴジラやら鬼太郎やら特撮・ファンタジー系って好きだったと思うのですけど、私も御多分にもれず大好きで。「怪獣怪人大百科」とか覚えてます?あぁいうのを日がな眺めているような少年だったんですけど、そういう中でも殊更琴線に触れたのが異国のクリチャーたち。今のようにレンタルやネット等で気軽に映画が見れるような状況じゃありませんでしたし、異国のものなら尚更のこと。特にレイ・ハリー・ハウゼンの作品に出てくるクリチャーたちなんて、もう憧れに近い状態で眺めていたように思います。

資料によれば77年ですから私8歳の時、ハリー・ハウゼンの『シンドバッド虎の目大冒険』が公開され、これはどうしても見たい!と、父に自分のお小遣いを出すから一緒についてきてと頼んで観に行きました。シンドバッド・シリーズでは一番出来のよろしくない本作ですが、そんな事を当時の私は知る由もなくスクリーンで見る不思議の世界を堪能。日本の特撮では主流の着ぐるみとは違うストップ・モーション・アニメで動くクリチャーたちの面白さの虜になりましたです。

あれから30数年…
そのまんま大人のおっさんになった私。相変わらずこの手のものは大好きなんです。

で、『タイタンの逆襲』。

2010年に公開された『タイタンの戦い』の続編です。
『タイタンの戦い』自体は81年にハリー・ハウゼンが最後に手掛けた特撮作品のリメイクで、30年ぶりに『タイタン』がまた劇場で見れるなんてと勇んで観に行きましたけど、更にまたその続編がこうして作られるなんてちょっと嬉しい驚き。前回も途中寝てしまった妻を無理やり引っ張って観に行ってまいりました。

お話はもちろん前回からの続きですけどあれから10年後ぐらいの設定で、人々の信仰心が薄れた世の中ではゼウス率いる神々の力というのも弱まってしまい、そこに乗じて彼らが昔楯突いて冥界に封じ込めた父である巨神クロノスが覚醒。これを止めなきゃ人類滅亡ってことで再びペルセウスが立ち上がる…というもの。ペルセウス役のサム・ワーシントン(長髪が見慣れない…)、ゼウスのリーアム・ニーソン等主要キャストは前作から続投。前回もそうでしたけど、ようは壮大な親子&兄弟喧嘩のお話でございますね。

お楽しみであるクリチャーたちは、空飛ぶ双頭獣の「キメラ」に始まり、お馴染み一つ目巨人の「サイクロプス」、半牛半人な「ミノタウロス」、戦闘の鬼「マカイ」、圧倒的な大きさの巨神「クロノス」等盛りだくさんに出てきて楽しいは楽しいんですけど、CGでこういう表現が容易になった分、逆に昔のコマ撮りで撮影されたクリチャーたちに比べるとインパクトが弱くなったような気がするんですよね。「ミノタウロス」は全身が見えるカットは一場面もないし、「マカイ」なんて動きが早すぎて何だかよくわからないし(smile)。昔はあくまで特撮部分が最重要な見せ場として場面が組まれていましたし、もちろん本作でもそれは変わらないはずなんですけど、どこかその場面にかける情熱!みたいなものがイマイチ伝わってこない感じ。これは少しずつモデルを動かして気の遠くなるような作業で完成した昔の制作工程と、現在のコンピューターで作り上げる過程を比べて、前者のほうが大変なはず!と思ってしまうこちらの勝手な思い込みがそう見せているのかも知れませんけどね。

物語としてはお話のテンポもよくて、コメディー・リリーフの登場等はよりハウゼン的。更に3D作品としての特性を生かした演出も随所に見られ、前作よりもそこかしこ面白くなってるかなと思いました。巨神クロノスの巨大感等は、やはり劇場で体験したいですね。
ハリー・ハウゼン・ファンなら思わずにやりな特別ゲストも再び登場してますので、ぜひご確認いただきたいと思います。

スタッフ
製作:トーマス・タル、ルイ・ルテリエ他
監督:ジョナサン・リーベスマン
脚本:ダン・マゾー、デイビッド・レスリー・ジョンソン
音楽:ジェイバー・ナバレット
キャスト
ペルセウス:サム・ワーシントン
セウス:リーアム・ニーソン
ハデス:レイフ・ファインズ
アンドロメダ:ロザムンド・パイク



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2012年04月21日

グリー『マイケル』(12年)

glee:Micheal(12年)

gleeなんですけど。

日本でもようやくシーズン1の地上デジタルでの放映がはじまりましたけど、本国では現在シーズン3の後半戦に差し掛かっており、いよいよ3年生(フィン、レイチェル、カート、パック他)が卒業に向かうエピソードに突入しようとしております。
つい先日『グリー・グラデュエーション・アルバム(卒業アルバム)』リリースのアナウンスメントがされたりして、いよいよ来ちゃったなーという感じ。主要キャストの学校の卒業=番組の卒業になるかどうか現時点ではわからないのですが、いろんな意味で転機を迎えるのは事実。物語上の彼らの進路も気になれば、グリーという大看板が外れた後のキャストの行く末も大いに気になるところなのです。

でまぁたぶんシーズン3のラストを飾ると思われる『卒業アルバム』の発売が決まったのはけっこうなんですけど、今シーズンは本当に関連アルバムのリリースが少なかったんですよね。シーズン1では6枚、シーズン2でも6枚のCDがリリースされたのに、シーズン3は1〜8話までの曲を収めたサントラ1枚とクリスマス・アルバムの合計2枚のみ。これで『卒業アルバム』までとんでしまったら、9話以降の楽曲がごっそりと未CD化の憂き目にあってしまうことになります。
最近サントラの売上も若干低迷気味だったことやItune等で楽曲自体はデジタル配信していることが影響してると思うんですけど、固形物ファンとしては何とも寂しい限り。一応ituneが使えるので今までもサントラに収録されなかったお気に入りの曲は配信で購入してきたんですけど、何だかまるごとデジタルで買わなきゃならなくなるのも、ちょっと腹落ちしないんですよねー。そうは言っても背に腹は代えられないんですけど…。

そんな訳で『マイケル』。

シーズン3の11話目に登場したマイケル・ジャクソンの楽曲のみで構成されたエピソードでございます。
シーズン1ではマドンナ、シーズン2ではブリトニー・スピアーズとフリートウッド・マックの楽曲のみで構成されたエピソードが放映され、マドンナはそれ1枚でミニ・アルバムとしてリリースされて全米No.1のヒット作になりました。当然視聴率もよかったマイケルのエピソードですのでCD化されればそれなりの成績を収めたと思うのですが、契約の関係とかあるんでしょうか?残念ながらCDとしてまとめられることはなく、通常のサントラにも収録されなさそうな気配…さすがにこれはスルーするわけにはいかん!と言うことで、配信購入させていただきました。

楽曲は放映されたとおりなんですけど以下のとおり。

「スタート・サムシング」:ブレイン&ニュー・ディレクションズ
「バッド」:ブレイン、サンタナ、ニュー・ディレクションズ&ウォブラーズ
「スクリーム」:アーティー、マイク
「さよならは言わないで」:クイン
「ヒューマン・ネイチャー」:サム、メルセデス
「ベン」:カート、レイチェル、フィン
「スムース・クリミナル」:サンタナ、セバスチャン&2チェロ
「キャント・ストップ・ラヴィン・ユー」:フィン、レイチェル
「ブラック・オア・ホワイト」:ニュー・ディレクションズ

最も話題になったのは2人のチェロ奏者で結成されたグループ、2チェロをフューチャーしたサンタナとウォブラーズの新リードヴォーカリストであるセバスチャンによるデュエット「スムース・クリミナル」。もともと2チェロ単独での「スムース・クリミナル」が評判を呼んでいたところでのマイケル・エピソード製作だったので、絶好のタイミングでのコラボレーションとなりました。曲の持つ魅力と2チェロのスリリングな演奏、セバスチャンとサンタナの掛け合いで否が応でも盛り上がる1曲になっています。

その他にもブレインの魅力絶賛爆発中な「スタート・サムシング」、アーティーとマイクであの数億円かけたPVを再現してみせた「スクリーム」、3人の元彼たちを手玉に取りながら(smile)クインが思いを込めて歌うアーバン調の「さよならは言わないで」、サムとメルセデスによるキュートで切ない「ヒューマン・ネイチャー」、傷ついたブレインにカートらが優しく歌いかける{ベン」、グリー・キャスト陣によるモーフィングも楽しい弾けた「ブラック・オア・ホワイト」等など見どころ聴きどころが盛りだくさん。

そして個人的に一押しでお気に入りはフィンとレイチェルによる「キャント・ストップ・ラヴィング・ユー」。
あちらではお似合いのカップルの名前を組み合わせて呼ぶ習慣(?)があるようで、ザック・エフロンとヴァネッサ・ハジェンズ等は「ザネッサ」、ブラッド・ピットとアンジェリーナ・ジョリーは「ブランジェリーナ」なんて呼ばれてましたが、フィンとレイチェルは役名のままで「フィンチェル」と命名されています。
私生活でも付き合い始めたという二人のどこか初々しさを漂わせた真摯な恋のデュエットは、本当に聴いていると幸せな気分になることうけ合い。

オリジナルはマイケル・ジャクソンとサイーダ・ギャレットのデュエットでしたが、当初マイケルが指名したデュエット相手はバーブラ・ストライサンドでした。残念ながら実現しなかった組み合わせですが、何だかレイチェル(リア)の歌声を聴いてると、そこにバーブラの幻影を見てしまうんですよね。
バーブラの好みの曲ではなかったろうけど、バーブラが歌っても充分魅力的な1曲になり、しかもマイケルとの共演も実現したという夢幻。その夢幻をフィンとレイチェルの中に見られるというのも、幸せなことかもしれません。フィンも実に爽やかないい声してますもん。フィンチェル最高!

そんな訳で、itune等では好評配信中の本楽曲たち、マイケル・ファン、グリー・ファンどちらもご興味のある方はお手のばしいただきたいと思います。
マイケル曲の他にも、懐かし目から最新ヒット、ゴージャスなゲスト・スターの歌声等配信だけのアイテムがごろごろしてますので、ituneストア覗いてみて下さいね〜(appleの回し者…。)

先週の「サタデー・ナイト・フィーバー」をフューチャーしたエピソードもとてもよかったですが、いよいよ今週はホイットニー・ヒューストンのトリビュート・エピソードが放映されます。もう、楽しみすぎる♪








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2011年12月25日

『グリー:ザ・ミュージック、ヴォリューム7』(11年)

Glee:The Music, Volume 7(11年)

思いっきりネタばれで書きますから、ほとんどの方がそうだと思いますけどこれからシーズン3を見る予定の方はご注意ください。

そんな訳で有料チャンネルのFOXのほうで日本でも放映が始まったようですが、あちらでは9月からの放映を受けてシーズン3のサントラ第1弾が発売となりました。

シーズン3にはいろんなトピックがありますが、キーとなる事柄をズラズラッと羅列すると
@ブレインがカートを追ってマッキンリー高校に転校
Aレイチェル・ママでクインとパックの子供の里親でもあるシェルビー(イディナ・メンゼル)が音楽の教師(顧問?)としてマッキンリー高校に赴任
B校内の発表会の演目として「ウェストサイド物語」を上演
C校内の何かの委員(…)にカートやブリタニーが立候補
Dグリー・プロジェクトの合格者が登場
なんてところだと思います。

シーズン2はどちらかと言うと最新のヒット曲を取り上げる率が高かったですが、3の前半は「ウェストサイド物語」の上演という設定等もあり、ミュージカル色が濃厚。また60年代から80年代のクラシック・ソングが披露される機会も多く、原点回帰的なかじ取りがここに来てされたようです。
「ウェストサイド物語」からは都合6〜7曲が披露され、今までの流れで言えばミニ・アルバムくらいリリースしてもおかしくなかったのですが、ドラマでも通しで舞台を見せることはなかったので、単独でのリリースはされませんでした(…一番大きな理由は、さすがにウェストサイドじゃグリー人気でも購買が見込めないからって事だと思いますけど…)。本サントラにはその中からシェルビーとレイチェルによる「サムウェア」と、レイチェルとブレインによる「トゥナイト」が収録されています。

第2話の「アイ・アム・ユニコーン」の回は、ウェストサイド物語のグリー部内オーデションを中心とした話でしたが、シェルビーとレイチェルの「サムウェア」に続き、オーディションでカートが歌うのがミュージカル『ファニーガール』の「私は大スターよ」、そしてブレインが歌うのが「サムシングス・カミング」。この回は曲披露が少なくて3曲しか歌わないのですが、密かにバーブラ・ストライサンド・トリビュートになっていたので個人的にはにんまりでした。第1話ではレイチェルとカートが「ディンドン、魔女が死んだ」も歌ってましたし、グリーのバーブラ贔屓は本当に嬉しいかぎりです。

そしてもって、ブレインがマッキンリー高校にやってきた事によって、ニューディレクションズの男性リードの勢力図が大きく変わりましたね。
今まではフィンとパックがロック&カントリーの曲を、アーティーがR&B、カートがスタンダード&ミュージカル、雑駁でいうとこんな担当分けがされていた感じでしたが、ブレインというオールラウンド・プレイヤーがやってきた事で、ほとんどの曲に彼が絡むようになって、男性ヴォーカルの「顔」と言った活躍ぶり。本盤でもトム・ジョーンズの「イッツ・ノット・アンユージュアル」に始まり、ケイティ・ペリー担当としての「ラスト・フライデイ・ナイト」、前述の「トゥナイト」、ジャネット・ジャクソンの「コントロール」等にフューチャー。ブレインが抜けた新生ウォブラーズも1曲ビリー・ジョエルの「アップタウンガール」を披露していますが、正直見る分にはその楽しさに衰えはないにしろ、耳だけで聴くと若干インパクト不足というのは否めない感じで、ブレイン(ダレン・クリス)の魅きの強さというのがよりあぶり出された格好になっています。

本年最後の放映となったクリスマス・エピソードの前がグリーの予選会のお話でしたが、グリー部に理由あって反旗を翻したメルセデス&サンタナ&ブリタニーは別チームトラブルトーンズを率いて予選会に参加、レイチェルも自主謹慎中という設定の中で、ニューディレクションズはジャクソン・ファミリー・メドレーを披露します。久しぶりにリードを任されたティナが生き生きと可愛らしく歌う「ABC」、グリー初登場となるジャネット・ジャクソンの「コントロール」はアーティとブレインが、最後はラブコールに応えて復帰したサム(コード・オーバーストリート)も加わって男性陣が感動的に歌い上げるマイケルの「マン・イン・ザ・ミラー」で締めるという鉄板ネタ。ここはまんまサントラに収録されたのでよかったです。

今回最近のサントラでは一番曲数の少ない15曲収録で、オープニングを飾っているミュージカル『ヘアスプレー』の代表曲で楽しさ満点の「ユー・キャント・ストップ・ザ・ビート」、本家のダウンロード率も引き上げるほど話題になったシュー先生が歌うコールドプレイの「フィックス・ユー」、ブリタニーが大活躍するビヨンセの「ラン・ザ・ワールド」、シングル・チャートで11位とシーズン3で今のところ最大のヒットになったサンタナ&メルセデスによるアデルの「ルーモア・ハズ・イット/サムワン・ライク・ユー」のマッシュアップ、サンタナとシェルビーによる感動的なKD・ラングの「コンスタント・クレビング」、ドラマ内で聴いた時はなんの曲かわからなかったフィンが歌うグレッグ・ラズエル・アレンジ・バージョンの「ガール・ジャスト・ワナ・ハブ・ファン」等、さすがに厳選されただけあって高濃度なラインナップ。

前述の密かなバーブラ・トリビュート曲や、トラブルトーンズが歌うクリスティーナ・アギレラの「キャンディマン」や「サバイバー/恋のサバイバル」のマッシュアップ、今季からようやくレギュラー入りとなったマイク役のハリー・シャムJrが初の単独リードをとったウェストサイド物語の「クール」、グリー・プロジェクト出身のダミアン・マクギンティーやリンジー・ピアースが歌うナンバー等も出来れば収録してほしかったところですが、線に漏れてしまったのはいつもの事ですが何とも残念でした。一部は配信で購入する事が出来たので、私はそちらを利用させてもらいましたけど。

そんな訳で、あちらの本年中の放映も年末年始休暇に入ってしまったので今年は終了。来年は1月第3週からの開始みたいですね。後半には後二人のグリー・プロジェクトの優勝、準優勝者も登場するでしょうし、リッキー・マーティンが参加するかも?なんて未確認情報もあり、お話もどんな展開を見せていくのかとっても楽しみです。今年もグリーには本当に楽しませてもらいました。聴けば(見れば)必ず元気をもらえるし、音楽の楽しさがこれほど詰まっている番組は、やっぱり他にはないかなと思います。有難う、グリー!来年もよろしく!!

チャートデータ
アルバム
Pop 9位
シングル
書ききれないのでこちらを参考下さい
http://en.wikipedia.org/wiki/Glee_Cast_discography




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2011年09月29日

グリー ザ・コンサート・3Dムーヴィー(11年)

Glee The 3D Concert Movie(11年)

グリーの3Dコンサート・ムーヴィー…どれだけ楽しみにしていたことか。
残念ながらあちらに見に行くだけのエネルギーは持ち合わせていないのでYou-Tube等にアップされるファンの方の投稿映像等で糊口を凌いでいた私でありますが、そんな私を含めたたくさんの人たちの思いを察するようにコンサートを映画にしてくれるとの発表。気持ちは小躍りどころか大躍りでございました。

映画はコンサートに集まったグリークたちの番組に対する熱いコメントからスタート、そこからアスペルガー症候群(軽度の自閉症)の女性、ゲイの男子大学生、低身長症のチアリーダーの逸話に絞っていき、グリーを見ていかに元気や生きる勇気をもらったかという話と共に、彼らの気持ちを代弁するような形で(そうじゃないものもあるけど)コンサートで歌われた楽曲がインサートされていくという構成になっています。
つまり、いつもドラマでやっていることのドキュメンタリー版という感じでしょうか。
常に問題意識や提言をもって番組制作を行っているグリー製作陣の面目躍如といった内容。
最終的にはこれぞグリー!と納得させられる映画でございました。

…ただ…

上記に書いたのはすごく客観的な感想。この作品自体にケチをつける気は毛頭ありません、という前置きをして書かせていただきますね。

正直期待していたものとは違ったんです。どうしてそういう見当違いの期待をしてしまったかというと

@この映画は、コンサートが見れなかった多くの人のために製作されたという話だった。
Aコンサートの臨場感をより感じてもらうためということで、3D方式の上映になった。
Bパフォーマンスをより自由に楽しむためにスタンディングのイベント上映が企画された。
Cリリースされたサウンドトラックは、通常のコンサートが収録されたものだった。

…ね、これだけの条件が揃えば、ほとんどの人が普通にコンサートが見れると思いますよね。
私も(妻も)すっかりその気で出かけてしまったんです。オープニングで「ドント・ストップ・ビリーヴィン」のイントロが流れてきた時は嬉しくって目がうるうるしてしまいましたよ。さぁこれからコンサートをどっぷりと楽しむぞ!と心も躍る躍るグッド(上向き矢印)
でもその後お馴染みのCM前の効果音に乗ってドキュメントが挟まり、パフォーマンス、ドキュメント、パフォーマンスの繰り返し。あぁ、これは見たいと思っていたものとは違うんだなぁと、正直、テンションが下がっていったとしてもバッド(下向き矢印)…しょうがないですよね?シュー先生やスー先生は影も形もないし、曲間に色々あったはずのスキット(寸劇)も、もちろんバッサリカットだし。

こういう構成に作らずにいられなかったグリー製作陣の気持ちには純粋にリスペクトを覚えますけど、ドラマを見たほとんどのグリークたちはちゃんとそのメッセージを日頃から受け取っているはず。ここはひとつ、我々を信じてエンターテイメントの部分に徹してもらいたかったなぁと思ってしまいました。
ぶつ切りにされたメンバーのパフォーマンスが素晴らしいかっただけに、余計に。

何度も申しますが、この映画はグリーらしい素晴らしい作品です。ただ、私(我々)が見たかったものとは、方向性が違ってしまったという事なんだと思います。
出来れば、ソフト化される時は本編とは別に、コンサートのみをフル収録したバージョンをつけていただける(もしくはそれだけで発売してもOK!)と有難いですね。そうすれば、カートの「シングル・レディース」のパフォーマンスを超楽しみに出かけて行った妻の、ブレイン(ダレン・クリス)を熊五郎呼ばわりする毒舌も少しは収まるでしょうから…。

そうそう、あちらではグリーのシーズン3が始まりましたね。また一週間の楽しみが戻ってきて嬉しい私です(smile)。




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2011年09月25日

映画あれこれ。

相変わらず地デジ化はしてません。

事情が、と言うにしてもあまり大声では言えない事情で地デジ化はまだしてなくて。だらだら見ていたテレビが見れないと、いきおい時間があるもんですからDVD鑑賞が多くなっている昨今。せっかくなのでそのあたりをおまとめ〜。

『グリー シーズン1/Glee Season1(09年)』

近所のレンタル屋さんがディスカウントしていたのでまとめて借りて再びの一気見。字幕付き(吹き替え)で見るのは初めてだったので、理解出来ていなかった点等を補完しながらの鑑賞となりました。グリーの魅力はその音楽の楽しさ以上に、やはりドラマ部分にあるなぁと再認識。カートはあの戦いわざと負けていたんですね。スー先生が何故ニュー・ディレクションズを1位に推したのかも納得。アーティーの「セーフティー・ダンス」の悲しさがやけに心に残ってしまった…。あぁ、やっぱりグリーは素晴らしい。



『ステップ・アップ/Step Up(06年)』

すでに3作目まで作られている青春ダンス・ムーヴィーの1作目。チャニング・テイタム演じる落ちこぼれの不良少年がダンスを通して更生していくというまぁそれだけのお話ではあるんですけど、躍動感のあるダンス・シーンなどは見ていて単純に楽しいし、人生努力と目標を見つける事が大切だというメッセージは道徳の時間に使えそうなほど明快でいいのかも。「Let Me Love You」のマリオがこんなところで俳優さんしてたとは。


『ステップ・アップ2:ザ・ストリート/The Step Up 2 The Streets(08年)』

一応「2」ですが同じ街の設定で主人公が前作の主人公の知り合いというだけの別物語。今回はストリートのダンス・チームを追い出された少女が、ダンス学校で知り合った落ちこぼれたちを集めてダンス・バトルでの優勝を目指すというグリーみたいなお話。これも気楽に楽しむタイプの作品なんですけど、「1」と比較しちゃうと物語にしても肝心のダンス・シーンにしても前作のほうが優れてる気がするですよねー。ロマンスも中途半端だし、ラストのバトルも敵方のほうが上手いんだもん。それでもグリーのマイク・チャンことハリー・シャム・ジュニアが出てたので、まぁいいかと(smile)。


『ローラーガールズ・ダイアリー/Whip It(09年)』

「ジュノ」のエレン・ペイジが主演、ローラーゲームを通じた人間関係から人生を学び成長していく主人公の姿を描いた青春ムーヴィー。監督はあのドリュー・バリモア。本当この人も色々やりたい人ですよね、乙女チックなところもありますけど一作目としてはまずまずの出来なんじゃないでしょうか。ローラーゲームのチームメートの中に「デスプルーフ」のスタント・ウーマン、ゾーイ・ベルやグリーにも出ていたラッパーのイブがいたりして個人的にはポイント高し。


『プレシャス/precious(09年)』

ハーレムを舞台に、過酷な状況に晒されている超肥満少女が更生学校に通う事で少しの希望を見出していくというお話。児童虐待、レイプ、十代での妊娠出産等そのまま描けばかなり重くて暗い映画になるところを、主人公の憧れを映像化して見せる事でどこかファンタジックな印象をプラス。現実とのギャップで余計に過酷さが炙りだされるという効果もあるんですが、ところどころでガス抜きされちゃうようでマイナス面もありかなと。マライア・キャリーが凄い地味な役で登場。レニー・クラビッツに至ってはクレジット見るまでわかりませんでした(爆)。


『カレには言えない私のケイカク/The Back-Up Plan(10年)』

また離婚しちゃったジェニファー・ロペス主演のコメディー。結婚を諦め精子バンク提供で体外受精を試みたばかりの主人公が、このタイミングで運命の相手と恋に落ちて…というドタバタ系の作品。主人公の独りになりたくなかったって気持ちはわからなくないけど、あちらってこんなに簡単にそういう制度が受けられるの?ってところから既に疑問だったりして(まぁそういう設定だからしょうがないけど)。妊娠・出産ネタなど笑えるんだか笑えないんだか難しいところで、こういう状況で私を愛せない貴方が悪いと言われても、何だかそれはどうなの?と思っちゃうよなー。全てに微妙。


『ファイナル・デッドブリッジ/Final Destination 5(11年)』

人気ホラー・シリーズの最新作。いつものように主人公の予知により大事故から生き残った者が一人ずつ運命の糸を切られていくお話で、今回は橋の落下事故からスタート。3D映画で初のR18指定ということで話題になってますけど、相変わらず内臓が飛び出たり手足胴体が千切れたりと派手にやってくれてます。やはり頭の落下事故のシーンが見どころですかね。シリーズ1作目から見ている人にはお楽しみもあり。これをやったら、もうシリーズも打ち止めかな?と思いますが、果たして。
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『ぼくのエリ 200歳の少女/ Let the Right One In(08年)』

先ごろハリウッドのリメイク作も公開されたスウェーデンのホラー映画。いじめられっこのオスカーとその隣に引っ越してきたヴァンパイアの少女エリ(と言っても200才ぐらいという設定らしい)との交流を描いた作品。かなりどぎつく派手はシーンも展開されるんですけど、叙情的な物語展開の中でそれが浮いてしまう事なく共存してたり、吸血鬼のお約束をきちんと守った設定がかえって新鮮で面白かったです。この独特な雰囲気がハリウッド・リメイクで出せているのか気になるので、そちら「モールス」も見てみようと思います。


『パーマネント野ばら(10年)』

西原理恵子さんの漫画が原作。ひなびた港町にあるパーマ屋野ばらをメイン舞台に、その街で暮らす人々の様々な人間模様を描いた作品。ほとんど予備知識ゼロで見たので普通のほんわか系ドラマかと思いきや、白と思っていたものが黒に反転するような結末が待っていて吃驚。見終わった後からじわじわと怖く悲しくなってくるような映画でした。こういう役をやらせたら右に出るものはいない感じの菅野美穂と池脇千鶴、本当に何でも器用にこなすよなぁという小池栄子他、ちょい役の街の人を含めて演技陣がいい味です。もちろん夏木マリねえさんも貫禄の存在感。


『悲しみよりもっと悲しい物語(09年)』

クォン・サンウ主演の悲恋系ラブ・ストーリー。お互い孤児の主人公同士が高校生の頃から一緒に暮らし始めるがとりあえず恋愛感情はなし。男性は不治の病で、女性に幸せな結婚をさせてから死んでいく…というのが基本ストーリー。そんな事ってあるのかぁっていう韓流らしい設定で終盤までかなりスローな展開なんだけど、本当に終盤で怒涛の種あかしを繰り広げて強引に涙を絞りとるというのがまた韓流らしいというか。このやりすぎなところに皆さんはまるんでしょうね。泣けない人は泣けないかも。私は泣きました、妻はボロボロ泣いてました(…)。
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2011年06月26日

グリー/gleeのおまとめ

現在NHKのBSプレミアムでシーズン1が、有料のFOXチャンネルではシーズン2が放映中の『グリー』。ここ日本でも段々に知名度があがって人気も出てきてますよね。

米国ではシーズン2の放映が5月で既に終了し、現在キャストは全米ツアーの真っ最中。あの出演者のパフォーマンスを生で見られるんですから、本当にあちらの方は羨ましい限りです。かなりのプレミアム・チケットであり、足を運べない地域も多いということで考えられたのがコンサートを映画化して劇場で公開、しかも3Dで、というもの。あちらでは8月に2週間限定でかかるらしいんですが、日本でも劇場公開してくれるのかな?是非とも飛び出すキャストを映画館で見たいものですが。

そんな『グリー』、毎回5〜10曲程度のカバーをやるので、5話ぐらいで1枚のペースでサントラを発売、その他にスペシャル企画(クリスマスやアーティスト特集)等があるとそのサントラが出たりするので、1シーズンで5枚程度のアルバムが発売になり、楽しいけれどもけっこう追いかけるのも大変、みたいな。
本日はそのあたりのおまとめです。あ、どうしても若干ネタバレ気味になってしまうので、これから見る方は少し注意してお読みください。

『グリー:ザ・ミュージック、ヴォリューム6(11年)/Glee:The Music,Volume 6』

シーズン2の第17話から第22話(最終話)までに歌われた楽曲の中からセレクトされた18曲で、相変わらず旬なアーティストからミュージカル、クラシック・ソングまでと幅広い選曲。旬どころでは現在英米で爆発的ヒットを記録中のアデルの最新ヒット2曲と、ガガ様の「ボーン・ディス・ウェイ」等が登場。オープニングの「ターニング・テーブル」を歌っているのはグウィネス・パルトロウで、前作、前々作に引き続いていいポジションをキープしちゃってます。クラシック系ではそれだけで1エピソードを構成して話題となり、本家のアルバムまでチャート上位に登場させる影響力を示したフリートウッド・マックの『噂』からの4曲、他にスティービー・ワンダー、アバ、オーティス・レディング、TLCの楽曲等が選曲されています。クリスティン・チャノウスやジョナサン・クロフの再登場も嬉しかったですけど、個人的に更にテンションが上がったのがバーブラ関連の2曲で、カートがここぞと歌う「As If We Never Said Goodbye」と、レイチェルが魂込めて歌い上げる「My Man」。カートのはバーブラのというよりはきちんとオリジナルを踏襲した歌唱なのが逆に好ましかったし、映画『ファニーガール』のラストを再現したレイチェルのシーンも実にストレートなオマージュとなっていて、劇中のカートじゃないけれど、ブラボー!と叫びたい気分になりました。オリジナル・ソングも3曲(1曲はシャリースのソロ)登場しますが、ラストの「Light Up The World」がポップ&キャッチーでお気に入りです。

チャートデータ
アルバム 4位
シングル
I Feel Pretty / Unpretty:Pop 22位
As If We Never Said Goodbye :Pop 80位
Born This Way :Pop 44位
Dreams:Pop 92位
Songbird:Pop 68位
Go Your Own Way:Pop 45位
Don't Stop:Pop 79位
As Long As You're There:Pop 93位
Pretending:Pop 40位
Light Up The World:Pop 33位



『グリー:ザ・ミュージック・プレゼンツ、ザ・ウォブラーズ(11年)/Glee:The Music Presents The Warblers』

シーズン2で色々あるカートですけど、衝撃的な事件が起こって男子校のマッキンリー・ハイスクールに転校することを決め、そこで入部するのがアカペラ・グループのザ・ウォブラーズ。初登場で聞かせたケイティ・ペリーの「ティーンエイジ・ドリーム」のカバーは大評判となり、グリーでは代表曲の「ドント・ストップ・ビリービン」以来のトップ10入りを果たす大ヒットとなりました。ケイティ本人もこのカバーが大のお気に入りで、ウォブラーズとステージで共演したり、リードを務めるブレイン役のダレン・クリスを自身の最新PVに登場させたりなどしています。
ダレンの爽やかで思いっきりのいい歌声と男性コーラス陣の織りなすハーモニーが実に魅力的で、マルーン5やロビン・シック、ロッド・スチュワート等の男性アーティストから、ピンク、ケイシャ、デスチャ(男性バッシング曲として名高い「ビルズ×3」は聞きもの)等女性アーティストの曲までパフォーマンス。男性アカペラ・グループの楽しさを十二分に伝えてくれる好作品になっています。
さらっと今年のグラミー前に行われたバーブラ・トリビュートでのみ披露された「別離」も収録されていますので、バーブラ・ファンは要チェック!

チャートデータ
アルバム 2位
シングル
Teenage Dream:Pop 9位
Misery:Pop 52位
Blackbird:Pop 37位
Candles:Pop 71位
Raise Your Glass:Pop 36位
Somewhere Only We Know:Pop 42位



『マシュー・モリソン(11年)/Matthew Morrison』

そしてもって、我らがシュー先生ことマシュー・モリソンさんもデビュー・アルバムをリリース。
ブロードウェイ・ミュージカル『ヘアスプレー』のリンク役(映画ではザック・エフロンがやった役)で注目を集め、その後も『春のめざめ』等ブロードウェイの舞台を中心に活躍していたマシューさんですが、さすがにテレビの力は絶大というか、グリーのシュー先生役で大ブレイク。世界的な人気の高まりを受けてのソロ・デビューとあいなりました。
グリーではHip-Hop的なものからラテンまで様々なタイプの楽曲を歌いこなしてきたマシューさん。本作ではスティングや、エルトン・ジョン、グウィネス・パルトロウ等贅沢なメンバーをデュエット・パートナーに迎えて大人感覚のポップスを展開、その陽性の魅力がよく出た楽曲&パフォーマンスを披露しております。特にゴスペルの要素を取り入れた(クワイアのメンバーが超豪華!)スティングとの「Let Your Soul Be Your Pilot」、グウィネスと再現するシーズン1のラストで聞かせたフォーク・ポップ・タッチの「虹の彼方に」、エルトン御大と掛け合う「Mona Lisas and Mad Hatters/Rocket Man」等はそれぞれに期待通りの聴きものになっていますね。個人的には、もう少しブロードウェイ的というか、ザッツ・エンターテイメント的な側面も入れてほしかったように思いますが、それは次回以降のお楽しみかな。コンポーザーに元インシンクのJCシャゼイの名前があったのも私的に嬉しいポイントでした。
既にパック役のマーク・サリングがソロ作を発表していますが、これからメンバーたちも続々個人の作品をリリースしてきそうですよね。みーんな魅力的だし、楽しみ楽しみ♪

チャートデータ
アルバム 24位



『グリー:ザ・ミュージック、ラブ・ソングズ(10年)/Glee:The Music,Love Songs』

一応限定盤という事なのですけど、一時期はアマゾンでも在庫なしが続いていたのでこりゃ買えないのかな?等と思っていたら、最近はどうも普通に手に入る感じなのでまだの方も焦らなくてもよさそうな、『ラブ・ソング』と題された6曲入りのミニ・アルバムでございます。
ラブ・ソングと謳ってはいますけど、ドアーズの「ハロー・アイ・ラブ・ユー」やブランディー&モニカの「ボーイ・イズ・マイン」、ルーファスの「テル・ミー・サムシング・グッド」等いわゆるロマンティックな楽曲集という訳じゃないのがグリー的?日本盤のボーナストラックに収録された楽曲もありますけど、基本配信のみだった作品のCD化ではあるので、グリークとしてはありがたーい一品でございます。



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2011年06月12日

最近の雑記。

何だかご無沙汰してしまって。

最近微妙に忙しいというかテンションがあがってないといか、なかなか自宅の机のパソコン前で考え事をする時間が持てなくて(言い訳)。
しかしながらやってることは相変わらずなので、今日は雑記程度ですがそのあたりのおまとめを。

『俺たちダンクシューター/Semi-Pro(08年)』

妻が大好きなウィル・ファレル主演、プロ・バスケット・ボールの世界を舞台にしたお得意のナンセンスな中にもちょっといい話的な要素を盛り込んだコメディー。音楽をナイル・ロジャーズ、選手の一人がアウトキャストのアンドレ3000、ウィルの亡母役がパティ・ラベル(これは笑った)と何故か音楽関係のキャスティングが充実してました。


『鴨川ホルモー(09年)』

『プリンセス・トヨトミ』の番宣を見ていたら急に見たくなって。万城目さんの原作が良く出来てるって事ですけど、その独創的な設定とキャンパス青春ものとしての面白さに魅了されました。こういう気弱な好青年やらせると本当山田君はいい味出しますね。海外配給もされるとかされたって話ですけど、受けはどうだったのかな?ついでに原作本も購入してみたあたくしです。


『プレステージ/The Prestige(06年)』

ヒュー・ジャックマン&クリスチャン・ベール共演のマジシャン同志の確執を描いたお話。伏線の張り方とかなるほどぉとは思ったけど、その真相は若干反則では?ある意味見た〇〇〇だ、というのが大仕掛けな訳ですけど、そういう映画だと知らずに真面目に見てるとけっこう吃驚させられるかも。このあたりがノーラン的でしょうか?


『ナイン/Nine(09年)』

『シカゴ』のロブ・マーシャルが再びのブロードウェイ・ミュージカルの映画化にチャレンジした1作。ダニエルさん他出演者も頑張ってるし何がどう悪いってとこもあげられないんですけど、全然物語に引き込まれないままエンディングに。フェリーニの映画とか見てたらもっと楽しめたのかな?お久しぶりのソフィア・ローレンが見れたのは嬉しかったけど…。


『ハウエルズ家のちょっとおかしなお葬式/Death at a Funeral(07年)』

お葬式を舞台にした映画と言えば伊丹十三監督の『お葬式』がすぐ浮かびますけど、まさにところ変わってって感じの同質コメディー。笑えない状況の中で様々なトラブルに畳みかけられるハウエルズ家。地味ながらも達者な役者さんたちの間合いのよい掛け合いと演技、充分にドタバタなのにナンセンスにならない笑いが心地よかったです。


『アバター/Avatar(09年)』

大きな声では言えないけど今更見てみた超ヒット作。2Dでも充分な感じでしたが、3Dで見たらやはりもっと映像は凄いんでしょうね。ようは環境保全と戦争反対ってことなんでしょうけど、それをこういう一大娯楽大作に仕上げるところがハリウッド的だなぁと。シガニー・ウィーバーのSF界のゴッド・マザー的存在感は流石。あちこち出てるサーム・ワーシントンにも好感です。


『レッスン!/Take The Lead(06年)』

実話ベースだというアントニオ・バンデラス主演作品。社交ダンスの先生(アントニオ)が高校の落ちこぼれ生徒たちをダンスを通して公正させていくというよくあるタイプのお話。何でもいいから打ち込めるものが若者には必要なんですよね、きっと。しかし伝統を重んじそうな社交ダンスの世界で実際あんなことして受け入れられるのか少々疑問が。可もなく、不可もなく…。


『ジュリー&ジュリア/Julie & Julia(09年)』

60年代にフランス料理をアメリカの家庭に紹介した実在の料理研究家ジュリア・チャイルドと、そのレシピを再現するブログで人気となったジュリー・パウエルの実話を元にしたお話。メリル・ストリープとエイミー・アダムス共演で、過去と現在それぞれの人生を一冊の料理本を軸に平行して描くストーリーは面白かったけど、そこで終わっちゃうの?って感じで何だか消化不良に。そっくりだという実際のジュリアが見たくなりました。


『恋するベーカリー/It's Complicated(09年)』

日本の副題が「別れた夫を恋愛する場合」とわかりやすく後付されたように、メリル・ストリープ演じるベーカリー経営者の主人公が、別れた夫(だいぶふくよか度の増したアレック・ボールドウィン)と再び恋愛関係に陥ってはてさてどうする?ってお話。中年のセックスライフとは?元さや?それとも新たな恋?とか、まぁドキドキな要素は色々あるんでしょうけど、まだわたくしめがその域に達していないのか微妙に乗り切れず…。見る人によってはドンとフィットするのかも。


『マイレージ、マイライフ/Up in the Air(09年)』

ジョージ・クルーニー主演の人生見つめなおしドラマ。企業から請け負ったリストラ宣告の担当として全米中を駆け回る主人公が、リストラの新システムを提案した新人社員の教育を任されて…というお話。全然違うんだけど『プラダを着た悪魔』なんかとデジャブ感。色々あって一巡した彼が思うところは?というのが余韻なんだけど、何かもうひと押し欲しいと思っちゃうのはこちらの力量不足が原因か。
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2011年04月05日

『グリー:ザ・ミュージック、ヴォリューム5』

Glee:The Music,Volume 5

先日中古屋さんでgleeのファースト・シーズンのDVDの1巻目(エピソード1〜4収録)が300円で売っていて。

一応輸入盤も持ってるし、4話までは日本語の字幕付を見せていただいたりしたんですけど、そこはやはりGleekですもの、買ってしまいますわね。
久しぶりに勢いでまた4話見てしまいましたが、最近の作品等と比較するとつい2年前だというのに皆まだまだおぼこいし(初々しいし)、キャラクターの設定等も潔癖症やら吃音症やらけっこうかっちりしていたんだなぁと。記憶違いかもしれないですけど、以前見せていただいた日本語字幕版は「歌」部分の一部に字幕がついていなかったと思うんですが、DVD盤にはちゃんと全てに字幕がついていて、より物語と歌の密接な繋がりがわかり、更に深くグリーの世界を楽しむことが出来ました。
やっぱり初回のラストを飾る「ドント・ストップ・ビリービン」は感動的ですし、4話のアメフト部による「シングル・レディース」は大爆笑。妻と一緒にしばらくYou-Tubeで「シングル・レディーズ」のパロディ動画をあれこれ検索して楽しんでしまいましたよ。
日本盤のBOX、やっぱり欲しいですね。

日本でもようやく今年になってセカンド・シーズンの放映がケーブルテレビ(?)のほうで始まりましたが、あちらでは既にセカンド・シーズンも16話まで放映が終了。本日ご紹介のサントラ5はクリスマス・エピソードから2カ月のインターバルを置いて今年の2月、3月に放映された11話〜16話までの回で登場した楽曲の中から16曲が選抜されています。
グリーの場合、誰のどんな曲が歌われるかが楽しみのひとつですし、ここでこの曲キター!という楽しみは絶対あったほうが良いと思うので、これからご覧になる方はここまで、ということで。

以下ネタバレです。

11話から16話まで、物語的にもけっこう衝撃的な展開になっていってますが、歌方面での話題な何と言っても大物2人、マイケル・ジャクソンとプリンスの楽曲の使用、そしてグリー初のオリジナル・ソングが登場したことになるんじゃないでしょうか。
スーパーボウル後に放映された11話での「スリラー」と「P.Y.T.」、グウィネス・パルトロウが再登場した15話での「Kiss」。グリー・キャストでマイケルを担ったのはアーティー役のケヴィンで、小気味いい歌声は充分に合格点。音はそのままにタンゴ調で披露された「Kiss」はシュー先生役のマシュー・モリソンとグウィネスのデュエットで、こちらも二人の絡みがちょっとセクシーで意外に爽やかだったりもする楽しい聴きものになっています。ちなみにグウィネスは今回もジェーン・ジェットにスティービー・ニックスにと大活躍。美味しいところを持っていっております。

オリジナル・ソングはリアが切々と歌い上げるバラード「ゲット・イット・ライト」と、マックス・マーティンがソングライトに加わったアップ・ナンバー「ルーザー・ライク・ミー」の2曲。
「ルーザー」のほうがトップ10入りするヒットになってますが、ここにきて(歌の内容はともかく)どこか「ハイスクール・ミュージカル」的なノリになってるのが面白いですね。明るく前向きなメッセージ・ソング、というと、こういう志向の音になっちゃうんでしょうか?

シーズン2の傾向でもありますが、全体の選曲としてはレディ・アンテベラムやケイティ・ペリーやジャスティン・ビーバー等最新ヒットが中心で、以前に比べるとブロードウェイ的要素が抑えめになってきているのは、より広域なファンを獲得してしまった現状としては仕方がないのかな。個人的には古き良きものを伝える場としての機能も失ってほしくありませんけれど。
ジャスティン・ビーバーの「ベイビー」と「サンバディ・トゥ・ラブ」をサム役のコード・オーバーストリートが歌ってますが、正直愛を歌われるには(そこが売りだとわかっていても)まだまだロウ・ティーン声が気になる本家より、コード・バージョンのほうがしっくりきてわたしはこちらのほうが好きでした(と言いながら本家ももう一回聞きなおすことにしましたけど)。
クラッシック系ではゾンビーズの「シーズ・ノット・ゼア」、ヒューマンリーグの「愛の残り火」あたりが個人的にはツボで。ゾンビーズはお初だったので、ベストでも買ってみようかと思ってます。グリーは音楽の幅を広げるのにも一役買ってくれますよね。

今月半ばにはカートが転校したダルトン・アカデミーのアカペラ・グループ、Warblersだけの曲を集めたCDも発売です。どうりで今回のに1曲も入ってないはずだ!

ネタバレ終了。

正直あの曲が入ってない!この曲もない!…って感じではありますが、気が滅入るような出来事ばかりの昨今、ひと時でもそんな憂鬱な気分を吹き飛ばしてくれる楽しい歌が満載されてます。
もちろん見てから聞いたほうが数倍楽しいですが、そうじゃなくても絶対楽しめますよ。
最近のヒット曲の傾向をつかみながらちょっと懐かしいナンバーも楽しめるという意味では、「NOW」とかのヒット曲コンピの気分でもイケますです。

いよいよBSブレミアムでもシーズン1の放映が始まりますし、未見の方はこの機会に是非ともチャンネルを合わせてみて下さい。

チャートデータ
アルバム
Pop/3位
シングル
「Do You Wanna Touch ( Oh Year)」:Pop 57位
「Don't You Want Me」:Pop 49位
「Get It Right」:Pop 16位
「Kiss」:Pop 83位
「Landslide」:Pop 23位
「Loser Like Me」:Pop 6位




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2009年06月05日

『スター・トレック』(09年)

Star Trek(09)

40年以上の歴史を持つ老舗SFシリーズの最新作。

色んな時代設定でシリーズ化されてきた本作ですが、今回はお馴染みのカーク船長とミスター・スポックの若かりし頃にスポットを当て、いかにして二人が友情を育み、エンタープライズ号を率いるにいたったのかをドラマ化しています。

とにかく展開が速い。アクションにつぐアクション、見せ場の連続で正味2時間ですがあっという間にラストまで行き着く感じです。こういうのをジェット・コースター・ムーヴィーって言うんでしょうね。ハラハラドキドキしている間に映画が終わってしまいました。

テンポが良い分ストーリーの細部や人物描写などは多少すっとばされていて、映画としては「トップガン」や「愛と青春の旅立ち」等の無軌道な若者が友情や愛情に支えられて苦難の果てに成功をつかむ青春物の側面も持ち合わせているのですが、今ひとつそのあたりのカタルシス&納得性が得られない感じ。最後にきてカークが人間としてそんなに成長したようには見えないし、そんなに簡単に船長になっちゃっていいの?なんて思っちゃたりもしました。まぁそのあたりを描きこんだら後1時間ぐらいは映画の尺が必要かもしれないので、これは映画のスピード感と引き換えという事で、多少しょうがないのもしれませんけど。

しかしあれですね、こういうスペース・オペラ的なSF映画をスクリーンで見るのが超久しぶりってこともあったのですけど、映像にほとんどうそ臭さがないというか、見ていることがそのまま現実に起こってることのように思えちゃいました。宇宙という異空間を舞台にしてるから普通のCG映画より粗が目立たないって事もあるのかもしれませんけど、映画の技術の進歩って凄いなって今回改めて(マジで)感じてしまいました。

それと我儘にもちょっと残念だったのは、自分がそんなに「スター・トレック」の世界を知らないで今回の映画を見たこと。テレビで放映されていた「宇宙大作戦」もそんなに熱心に見ていたわけではないし、その後の映画化作品も続々と作られたシリーズ作品も見ていないので、きっとマニアだったらそこここに楽しめる仕込みがあったのではないかなーと想像すると口惜しくて(smile)。充分単体の映画としても楽しめますが、これはマニア(トレッキー)の方の特権ということで諦めるしかないですね。

本作の続編の制作は既に決まっているそうなので、完成の暁にはぜひ見に行こうと思います。

スタッフ
製作:J.J.エイブラムス、デイモン・リンデロフ
監督:J.J.エイブラムス
脚本:ロベルト・オーチー、アレックス・カーツマン
音楽:マイケル・ジアッキノ
キャスト
カーク:クリス・パイン
スポック:ザッカリー・クイント
ネロ:エリック・バナ
もう一人のスポック:レナード・ニモイ

「スター・トレック予告編」:You-Tube→http://www.youtube.com/watch?v=J-k5w764bq0




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