2012年11月11日

『グリー:ザ・ミュージック・プレゼンツ・グリース』(12年)

Glee:The Music Presents Glease(12年)

※グリーの話は常にネタバレ、楽しみにされている方は閲覧ご注意です。

そんな訳で、シーズン2のほうは日本でも現在Eテレで絶賛放映中ですけど、本国のほうでは現在シーズン4の放映が9月よりスタート。シーズン3で主だったキャストの半分が卒業して新たな展開を迎えたわけですが、お話のほうはニューヨークに旅立ったレイチェルが入学したNYADA(New York Academy of the Dramatic Arts)とマッキンリー高校との二元中継的に展開。

簡単にそれぞれの近況を記すと。

ニューヨーク
@レイチェル、早速ダンス担当の教師カサンドラ(ケイト・ハドソン)にイビられる日々。
Aフィンの不在を埋めるべく魅力的な上級生ブロディ(ディーン・ガイヤー)が登場
Bカートもニューヨークへやってきてレイチェルとルーム・シェア。ヴォーグの編集長イザベル(サラ・ジェシカ・パーカー)に気に入られてアルバイト中。

マッキンリー高校
@カーメル高校からウェイド(ユニーク)がマッキンリーへ転校。ティナ、ブレイン、ブリタニーとリード・ヴォーカル争いに。
A新入生としてマーリー(メリッサ・ベノワ)、パックの異母兄弟ジェイク(ジェイコブ・アーティスト)がグリーへ入部。チア部の意地悪キャラとしてキティ(ベッカ・トビン)が登場、恋の三角関係に。
B生徒会長にブレインとブリタニーが立候補。ブレインが新生徒会長に就任。
Cスー先生無事に子供を出産。

そして両方をまたいだところでは
@フィン、軍に入るも事故(…)にあってあっさり除隊。レイチェルとも別れて地元の継父バートのタイヤ店に勤務中。
Aブレイン、寂しさに耐えかねて浮気(なのかな?)、カートと別れることに。またブリタニーとサンタナ、マイクとティナ、サムとメルセデス全て破局。シュー先生とエマ子もシュー先生のワシントン行きで諍い中。

…とまぁ、色んな事が起こっているシーズン4なのでございます。


でまぁ『グリース』のお話し。

『グリース』を知らない人は少ないと思いますけど、71年に初演されたブロードウェイ・ミュージカルで、高校生ダニーとサンディと仲間たちの恋と青春模様をオールディーズ調の楽曲に乗せて描いた作品。愛する人のために私変わります!…という単純明快さはあの頃ならではでしょうか。78年にジョン・トラボルタとオリビア・ニュートン・ジョンで映画化され、映画自体もサントラも大ヒット。オリビアにとっては清純派からの脱却に一役買った重要作でございます。

軍も辞め、レイチェルとも別れて意気消沈のフィン。秋に上演するマッキンリー高校のミュージカルが(フィンのアイデアで)『グリース』と決まり、アーティーから一緒に舞台を監督してほしいと頼まれる事に。ここは自分の場所じゃないと一度は断るものの、ヴォーカル・コーチにメルセデスが、ダンス・コーチにマイクが招聘された事を受けて俄然やる気に。そんな中アメフト部の練習を見に行った際、かつての自分のような青年ライダー(グリー・プロジェクト2のウィナー、ブレイク・ジェナー登場!)に出会い『グリース』のオーディションを受けるように説得。ダニー役をライダーとジェイクで、サンディ役をマーリーとキティで争い、結果ライダーとマーリーが主役をゲット。それぞれの配役も決まって、いよいよ次週本番を迎える…というのが、第5話『The Role You Were Born to Play』のあらすじ。本当は来週の放映を待ってブログを書きたかったのですけど、来週は時間がとれそうもないので前倒しで書くことにしちゃいました。

本当は『Grease』なんですけど、gleeだから『Glease』。
劇中で披露され、サントラに収められたのは以下の9曲です。

1. Hopelessly Devoted To You(ブレイン)
2. Born To Hand Jive(メルセデス、ジェイク、ライダー、マーリー)
3. Greased Lightning(ライダー、サム)
4. Look At Me I'm Sandra Dee(キティ)
5. Beauty School Drop Out(ブレイン)
6. Look At Me I'm Sandra Dee (Reprise)(マーリー)
7. There Are Worse Things I Can Do(カサンドラ、サンタナ、ユニーク)
8. You're The One That I Want(フィン、レイチェル、カート、ブレイン他)
9. Summer Nighs(メルセデス、サム他)

1と2は第5話『The Role You Were Born to Play』で既に披露済み。
3から8は来週放映の第6話『Glease』にて披露予定。
9はシーズン3の第10話『Yes/No』で披露された曲がボーナストラック的に収められています。

意表をつくようなブレインの「愛すれど悲し/Hopelessly Devoted To You」ですけど、自分で原因を作っておきながらとは言え、カートへの痛いほどの思慕を込めて歌われるのでシチュエーション的にはぴったり。改めて良い曲だなぁと思いますし、ダレンって本当にオールラウンダーだなぁと感心させられます。





いわゆるコール・バック(再審査)でライダーとジェイク、マーリーとキティに与えた課題曲が「Born To Hand Jive」。メルセデスを皮切りに新人4人が入り乱れてパフォーマンスを繰り広げてくれます。マーリーはディズニー・アイドルっぽい親しみやすいルックスがグリーにはいなかった感じで、若干個性には欠けるんですけどなかなかのパワー・ヴォーカルの持ち主。キティはその独特な声がミュージカルには映えますし、フレッシュなライダー、そして歌も踊りも柔軟にこなして魅力的なジェイク。良い人材を揃えたものだなぁと思いますね。今後が楽しみです!





ジェイク、キティ、マーリーの実力は以下のほうがよくわかるのでご覧ください。

以前ウォブラーズが取り上げた「アニマル」と同じネオン・ツリーというバンドの曲「エブリバディ・トーク」です。このバンド、パンク・バンドっぽいのですが曲は凄く親しみやすいですよね。


ピンクの最新ヒット曲


アレックス(ウェイド、ユニーク)はすっかりメルセデスの抜けたブラック系パワー・ヴォーカルの位置に収まりましたよね。よかった、よかった(smile)。

そして「サマーナイト」は何度見ても楽しい。映画『グリース』のオリジナルと見比べて下さい。さらに楽しさ倍増です!




当時すでに三十路(失礼)を迎えていたオリビア…可愛すぎる!!


来週の『Glease』で放映される6曲はどんな演出がされるのか楽しみですけど、どれも聞いているだけで既にテンションはマックスの勢い。ライダーとサムが掛け合う「グリースド・ライトニング」は楽し&かっこいいですし、キティの声がはまりすぎてる「私はサンドラ・ディー」、ムード満点なブレインの「ビューティー・スクール・ドロップアウト」、カサンドラ、サンタナ、ユニークそれぞれが自分の状況を曲に重ねて熱く歌い上げる「ついてない私」。そして「愛のデュエット/You're The One That I Want」はフィン、レイチェル、カート、ブレイン、サンタナ、ブリタニー、ライダー、マーリーと総表記なんですけど、ステージに卒業生たちも上がっちゃうのでしょうか?

もうね、本当に楽しみでございます。


最近番組の内容の質が一時期に比べて落ちているとか言われますし、実際先行き不安な点というのも多々あるのは事実。来年なんてさらに主要キャストが卒業してしまうし、そんなに度々マッキンリーに集まるのも不自然だし…。楽曲のチャート・アクションも如実に落ちてるんですよね。今までは放映があるとそこで披露された曲は配信で売られてビルボードのHot100にほとんどランクインしてましたが、シーズン4の今までの5話でランクインしたのは実にたったの2曲だけ(しかもどちらも下位の90位台)。こういうところ、はっきりと若者たちの興味が他に移ってしまった事が表れてますです。まぁここは、プロデューサーであるライアン・マーフィーの「後5年は続けられる」発言とその手腕を信じて、gleekである私はついていきたいと思ってますけど。

でまぁ蛇足なんですが、グリーの『グリース』で盛り上がっている時に水を差すかのように、アメリカを襲った大型ハリケーンの名前を「サンディ」なんてつけてくれたものですから、レディー・ガガなんか冗談でしょうけど「もうグリースは見ない」なんてツイッターでつぶやく始末。こういうのは冗談でも影響力のある人がつなげるような発言してほしくないですね。そしてまたタイミングがいいんだか悪いんだかという感じで、映画版本家のダニー&サンディであるジョン・トラボルタとオリビア・ニュートン・ジョンがあれから35周年ということで共同でクリスマス・アルバムを今月リリース予定。参加者にバーブラやトニー・ベネットまで名を連ねており、いったいどんな作品になっているのかこちらも非常に楽しみです。最近色々負の話題が多かったトラボルタですが、それでもしっかり共同戦線を張るオリビア。その意志の強さ、好きだなぁ。

これ、25周年の時の映像です。こういう自分の代表作を大切にする姿勢も、いいですよね。



そんな訳で、ちょっと取り留めがなくなってしまいましたが、グリーもグリースも最高!
やはりミュージカルは素晴らしいです!!  (強引なまとめだなぁ…。)

チャートデータ
アルバム
Pop 28位/Soundtrack 1位


※11月17日追記
でまぁ『Glease』本編。凄くよかったですけど、ドラマ部分の比重も高かったので純粋に「Grease」の楽しさを満喫!って訳にはいかない感じになってました。まぁ今の状況だとこうなるかなぁという展開ではありますが。せっかくなので3曲貼っておきます。「愛のデュエット」の謎が解けましたけど、切ないです…。

「Grease Lightning」→ http://www.youtube.com/watch?v=m_I-0ft4TUk&feature=share&list=ULm_I-0ft4TUk

「Look At Me, I'm Sandra Dee」→ http://www.youtube.com/watch?v=sIv258o_Tzg&feature=share&list=ULsIv258o_Tzg

「You're The One That I Want」→ http://youtu.be/5pNSnvD1_Es








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2012年07月25日

『ロック・オブ・エイジズ』(12年)

Rock Of Ages(12年)

話題の映画『ロック・オブ・エイジズ』のサントラ盤でございます。

06年ロサンジェルスで初演され、その後オフ・ブロードウェイからブロードウェイに進出した人気ミュージカルの映画化作品。日本でもTMレボリューションの西川貴教さんや島谷ひとみさん等の出演で昨年舞台が上演されたばかりです。

お話はサンセット大通りのライブ・ハウスで働きながらロック歌手を目指す青年ドリューと同じく歌手を目指すシェリーの恋物語を軸に、荒れた生活を送る人気ロック・スターのステイシーとの関係や、サンセット大通りからロックを追放しようとする市長の妻と地域住民の対立等を描く青春サクセス・ストーリー。

主人公のドリューにはラテン・アメリカ等で人気のシンガーだという新人のディエゴ・ボネータ、シェリーには『バーレスク』にダンサー役で出ていたジュリアン・ハフを抜擢。ライブ・ハウスの店長にアレック・ボールドウィン、ロック弾圧の急先鋒となるロサンゼルス市長の妻役にキャサリン・ゼタ・ジョーンズ、他にもメアリー・J・ブライジや(ケイティ・ペリーと離婚したばかりの)ラッセル・ブランド等が出演者として名を連ねています。しかし何と言っても話題は人気ロック・スター役で出演のトム・クルーズと言うことになるでしょうか。

上半身ムキムキの裸でロン毛のステージ写真が早々にメディアに流れましたけど、この写真が娘スリちゃんの教育上よろしくないとかで離婚の引き金になったなんて報道もありましたね。あくまで役だからしょうがないじゃん!って話ですが、まぁこれはもう坊主憎けりゃ袈裟までも的なお話でしょうか(smile)。

でまぁ、トム・クルーズが歌うわけですよ。トムの歌唱シーンと言えば(歌ってないけど)『卒業白書』でのボブ・シ-ガー「オールド・タイム・ロックンロール」のアテぶりや、『トップ・ガン』での酒場でケリー・マクギリスをナンパする時に歌う調子っぱずれな「ふられた気持ち」等がすぐ思い浮かび、決して歌える印象はなかった訳です。だからこの役をやると聞いた時、正直「・・・」って感じだったのですが、サントラの冒頭からためらいもせずのトム登場。歌うはガンズ・アンド・ローゼズの「パラダイス・シティ」。

・・・・・・変じゃない!
てかけっこう上手い!





グリーの音楽プロデューサーでもあるアダム・サンダースとヴォーカルの猛特訓をしたらしいのですけど、ハイ・トーン系ってことでアクセルの歌声とダブルところもあり、全然違和感なく歌の世界に入っていく事が出来ました。やっぱり世界のトップ俳優はそう簡単には馬脚を現しませんね。いやいや、お見逸れいたしました。

舞台となっているのが1987年と言うことで、本作を彩るミュージカル・ナンバーはガンズを筆頭に、ボンジョヴィ、デブ・レパード、ホワイト・スネーク、ポイゾン、パット・ベネター、ジャーニー、REOスピードワゴン、エクストリーム、クオーター・フラッシュ、ツイステッド・シスター等全てキラ星のような80年代のロック・ソングばかり。決してロックに明るくない私ですけど、どれも大ヒット曲なのでサビなんか一緒に口ずさめてしまうし、とにかく懐かしさも手伝って楽しさ満点!

キャサリン・ゼタ・ジョーンズやメアリー・J等さすがに良いお仕事してくれてますし、とにかく80年代のロック・コンピレーションを聴いてるような感覚でアルバムを楽しむ事が出来ます。





惜しむらくは歌唱力的には全然問題ないのですけど。若手の主人公二人が何故かあまりロック向きの声をしてない事でしょうか。ジュリアン・ハフはロック・シンガー役じゃないのでこれでいいのかもしれませんが、ディネゴ・ボネータのほうもロック志望って割には若干荒々しさが足りない感じなんですよね。舞台版ではアイドル(ボーイズ・バンド)として売り出されそうになる設定だそうなので、そのあたりも考慮しての人選なのかもしれませんけど。

後、曲があちこちグリーと被るので若干新鮮味に欠けるきらいがあったりするんです。作品としてはこちらのほうが早いのでどちらかというとグリーが被せてる訳ですが、やっぱりラストの「ドント・ストップ・ビリービン」は、どうにもニュー・ディレクションズの歌の印象が強すぎて損しちゃってる感じでございます。
まぁこの辺りの不満は、映画を見る事で解消してくれたらいいなぁと思っておりますが。

映画自体、残念ながら興行的にはコケてしまった模様ですが、サントラはビルボード・アルバム・チャート最高5位のヒットを記録。前述したように80年代ロック・コンピとして映画と切り離しても楽しめるのが勝因かと思います。
映画がコケたのは、トム・クルーズのロック・スター役が見たいかそうでもないかって事のような気がするのですが…どうでしょう?
日本公開は9月、個人的には楽しみにしたい作品です。

本当のロック・ファンの方にはお薦め出来ないかもしれませんが、80年代組にはたまらない内容ですので是非お試しくださいませです。





チャートデータ
アルバム
Pop 5位/Soundtrack 1位



意外と好きだったPoison。


posted by Suzu at 21:00| Comment(2) | TrackBack(0) | サントラ系 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年05月06日

オリジナル・サウンドトラック『フットルース 夢に向かって』(11年)

Original Soundtrack:Footloose(11年)

11年に公開された映画『フットルース 夢に向かって』のサントラ盤でございます。

映画のほうはもちろん84年に公開されて大ヒットしたMTV系映画の最高峰『フットルース』のリメイク作。
けっこう前からリメイクの噂はされていて、07年の時点では『ハイスクール・ミュージカル』で人気急上昇中だったザック・エフロンを主役に撮影されるってニュースが流れたんですけど、これがいっこうに進まないうちにザックが降板。次は『ゴシップ・ガール』で大人気のチェイス・クロフォードを主演にって話も出たんですけど、こちらはスケジュールの都合で折り合わず。結局ジャスティン・ティンバーレイクのツアーやマドンナ、マライア、ネリー・ファータド等のPVにダンサーとして出演していた役者としては無名のケニー・ウォーモードを抜擢しての再映画化となりました。

まだ映画自体は未見なので何とも言えないのですけど、日本ではDVDスルーだったし、正直大きな話題になる事もなくひっそりと行き過ぎていってしまいましたよね。厳格な神父役でデニス・クウェイドがキャスティングされていましたけど、他に注目されるような俳優さんもいず、何よりザックからチェイスを経て三段落ち的に抜擢されてしまったケニーさんに華が足りなさすぎたような気配。オリジナルのケヴィン・ベーコンだって華があったかどうかは疑問ちゃ疑問ですけど、色んなことが今回は上手くかみ合わなかったのかな、といった結果に終わってしまった感がありました。
(…正直、ザックやチェイスで見たかったし…)

そしてサントラのほうなんですけど、映画公開直後は本サントラ盤はトップ100圏外なのに、84年のオリジナル盤がトップ40に返り咲くヒットを記録するという珍現象が起きたりしたのですけど、どうやらその後盛り返したようで本作も総合チャートで14位までいくそこそこのヒットを記録。カントリー・チャートでは4位まで上がるヒット作になっています。

そう、なんです。11年公開の本作で使われている音楽は、84年盤で使われていたポップ・ロックではなく、カントリー・ミュージックなんです。
前作の有名曲はそのまま使われていますが、歌っているのは全てカントリーのアーティスト。ケニー・ロギンスの「フットルース」は、現在あちらで大人気のオーディション系番組「ザ・ヴォイス」でアダム・レヴィーンやクリスティーナ・アギレラと共にメンターを務めているカントリー界の大スター、ブレイク・シェルトンが歌っています。

構成は過去のヒット曲の再演と新曲が半々ぐらい。
(正直誰が有名なのかイマイチわかりませんが)「レッツ・ヒア・ボーイ」はジェイナ・クラマーが、「オールモスト・パラダイス」はヴィクトリア・ジャスティスとハンター・ヘイズが歌っており、前の「フットルース」も含めたこの3曲はカントリーに衣替えしても大した違和感なく楽しく聴ける感じ。一番様変わりしてしまったのがエラ・マエ・ボウン(?)という方が歌う「ヒーロー」で、最初聞いた時はこれが「ヒーロー」だとは気付かなかったぐらいアコースティックなバラードに生まれ変わっています。まぁこういうバージョンも悪くないですけど、やっぱりこれは疾走感と迫力溢れるボニー・タイラー・バージョンのほうが圧倒的にいいですね。シャラマーが歌った「ダンシング・イン・ザ・シーツ」も、デビッド・バーナーが歌う「ダンス・ザ・ナイト・アウェイ」の中にサンプリング的にフレーズが使われてリサイクルされています。

オリジナル曲ではライン・ダンスのシーンで使われるビッグ&リッチ・フューチャリング・グウェッチェン・ウィルソンの「フェイクID」がかっこよくてお気に入り。ザック・ブラウン・バンドの渋かっこいい「ホエア・ザ・リバー・ゴーズ」や、巨体の人気R&B歌手シーロー・グリーンがこちらも渋〜くキメるカントリー・ブルース「ウォーキン・ブルース」なんかも良いですね。

今回のリメイク、元来の根強い人気に加えて最近ではキャリー・アンダーウッドやテイラー・スウィフト等のポップ・カントリーの台頭でさらに勢いを増しているカントリー・ミュージックに目を付けたのはいいと思うんですけど、『フットルース』って古い因習を若い力で打破するお話でしょ?その原動力となるのがカントリー・ミュージックっていうのも、何となく違和感があるんですよね。やっぱりここは、大人が眉をひそめるポップ・ロックであってこそかなと。妙に理解が得られちゃいそうなんですもん、カントリーだと。

音源自体には何の問題もないんですが、聴いているとそこはかとない違和感に襲われてしまう…そんなアルバムでございました。
とりあえず映画のほう、見て見なくちゃですね。

チャートデータ
アルバム
Pop 14位/Country 4位/Soundtrack 1位
シングル
「Footlose」:Pop 63位/Country 53位





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2009年07月19日

オリジナル・サウンドトラック『ザ・ウィズ』(78年)

Original Soundtrack:The Wiz(78年)

マイケル・ジャクソンとダイアナ・ロスは数々の印象的な共演を果たしていますけど、マイケルにとってのエポックになったのはやはりこの映画『ザ・ウィズ』になるのではないかと思います。正確に言うと、ここで音楽監督を務めていたのがクインシー・ジョーンズであり、この邂逅を機会に二人はタッグを組んで『オフ・ザ・ウォール』を制作、マイケルは世界を熱狂させるスーパースターとしての地位に登りつめていくことになります。そもそもダイアナ主演でなければマイケルの案山子役はありえなかったでしょうし、映画としては様々な要因で失敗作の烙印を押され、モータウン凋落の原因にもなったと言われますが、俯瞰すれば歴史的に大きな意義を持つ作品であることに間違いありませんです。

映画版には舞台のオリジナル・スコアに加え映画用の新曲としてクインシー・ジョーンズやモータウンにゆかりの深いアシュフォード&シンプソン、ルーサー・ヴァンドロス等が新たに楽曲を提供。ゴスペル的なものからジャズ、ブルース、R&B、ディスコ等バラエティ豊かな楽曲で持って構成され、さながらブラック・ミュージックの集大成とも言える内容になっています。

音盤上ではなかなか正式な共演作(デュエット)がなかったマイケルとダイアナですが、ここでは「イーズ・オン・ダウン・ザ・ロード」等で息のあった掛け合いを披露。この曲はシングル・カットされてR&Bチャートではトップ20入りするヒットになっています。ライオンやティンマンの歌う楽曲も味わいがあり、もちろん主役ダイアナの歌声の輝きは抜群で、「ビー・ア・ライオン」の美しさや「ホーム」の絶唱は圧巻の一言ですね。

マイケル・ジャクソンの追悼式にもとうとう現れることのなかったダイアナ。スモーキー・ロビンソンによって代読されたメッセージには、やはり深い悲しみの姿がくっきりと現れていました。3人の子供達の後継人となることは決して簡単な選択ではなかったと思いますが、ダイアナはその役目をきっとマイケルに負けない愛情でもってこれから果たしていくのではないかと思います。本当に大変なことだと思いますが、そうあって欲しいですものね…。

チャートデータ
Pop 40位/R&B 33位
シングル
「Ease On Down The Road」:Pop 41位/R&B 17位

「Ease On Down The Road」:You-Tube→http://www.youtube.com/watch?v=3BfvzaSxkSY
「Home」:You-Tube→http://www.youtube.com/watch?v=9KujrDlMA2w




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2009年04月26日

オリジナル・サウンドトラック『ゴーストバスターズ』(84年)

Original Soundtrack Album:Ghostbusters(84年)

今更『ゴーストバスターズ』っていうのもどうかとは思うんですけど、最近ちょっと気になるレイ・パーカーさん絡みだし、好きなアーティストの楽曲も収録されていたのでご紹介してみたいと思います。

84年に公開されて日本でもけっこうヒットした映画『ゴーストバスターズ』。当時は同時期の『グレムリン』『ゴジラ』と併せて3G映画なんて呼ばれたりもしましたっけ。ダン・エイクロイド、ビル・マーレーというサタデー・ナイト・ライブな人たちが作ったナンセンス・コメディーSFX超大作でございました。
そしてもちろんこの映画と言えばレイ・パーカー・ジュニアさんが作ったあの主題歌。グラミー賞を受賞し全米1位を3週間も続けた大ヒット曲で、チェビー・チェイス、アイリーン・キャラ、ピーター・フォーク、カーリー・サイモン等有名人がたくさん登場して「ゴーストバスターズ!」と叫ぶビデオ・クリップも凄く話題になりましたよね。しかしそのあまりのはっちゃけぶりが世の音楽ファンの反感を買い、それまでおしゃれでアーバンなサウンドクリエイターとして認知されていたレイさんの評価を一気に落とす結果にもなってしまいました。ヒューイ・ルイスらから盗作で訴えられたりもしましたし、マジでこの曲に関してはレイさんいいことなかったのかも。…しかし、あの映画の主題歌としてはこれ以上相応しいものもなかった訳で、そういう意味では監督の期待に十二分すぎるぐらい応えた楽曲であった訳です。アニメの主題歌のような佇まいとノベルティ的なバカバカしい楽しさ、何しろ一度聴いたら耳からあのフレーズが離れませんし、レイさん、実はあっぱれな仕事をしたんだなーとも思いますです。

サントラには他にも美形の双子デュオとして知られるアレッシーのエレクトリックな「セイヴィン・ザ・デイ」や、トンプソン・ツインズの出世作である「イン・ザ・ネーム・オブ・ラブ」、エア・サプライがいつものようにこれでもかと爽やかに歌い上げるバラードの「アイ・キャント・ウェイト・フォーエヴァー」、ローラ・ブラニガンのパワフルな歌声が弾ける「ホット・ナイト」等が収録。ローラのはこのサントラでしか聞けないので貴重かもしれないです。

80年代のサントラは、こんなところにこんな人が参加してたんだ!ってのがけっこうありますよね。そんな埋もれた曲を探すので、CD屋さんのサントラ・コーナーを探索するのも一興かと思います。

チャートデータ
アルバム
Pop 6位/R&B 8位
シングル
「Ghostbusters」:Pop 1位/R&B 1位

「Ghostbusters」:You-Tube→http://www.youtube.com/watch?v=g4uxIo4t7xM
「I Can't Wait Forever」:You-Tube→http://www.youtube.com/watch?v=QiGFVxHLEnM



2からはボビー・ブラウンの「オン・アワ・オウン」が大ヒット。

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2009年04月15日

オリジナル・サウンドトラック『ホワイト・ナイツ』(85年)

Original Motion Picture Soundtrack:White Nights(85年)

ミハイル・バリシニコフ、グレゴリー・ハインズという畑違いのダンスの名手が共演した事で話題となった映画、85年公開の『ホワイト・ナイツ』のサントラでございます。

残念ながら映画は見ていないのですけど、見てる気にさせるぐらい映画の事を覚えているのは、ライオネル・リッチーがアカデミー賞を獲った主題歌「セイ・ユー・セイ・ミー」のビデオ・クリップで散々劇中のシーンを見ていたせいかも知れません。『ホワイト・ナイツ』と言えば「セイ・ユー・セイ・ミー」ですけど、アトランティク・レコードから発売となった本サントラにはモータウンが収録許可をしなかったようで何と未収録!メインの歌曲がないなんて随分ですけど、まぁこれは自分で編集して付け足すとして、サントラには他にもけっこう豪華な面子が参加しております。

ミハイル、グレゴリーというキャスティングの対比を意識してか、サントラのほうもロック(ホワイト)勢とブラック勢の異種混合盤になっていて、ロック側からは(なかなか渋い面子ですけど)ロバート・プラント、ジョン・ハイアット、ルー・リード、デビッド・フォスター等、ブラック側からはロバータ・フラック、チャカ・カーン、ナイル・ロジャース、ジェニー・バートン等が楽曲を提供。いかにもロバータらしい美しくもふくよかなバラードの「ピープル・オン・ザ・ストリング」、チャカのアルバム『デステニー』にも収録されていたヒューマンなタッチのバラード「ジ・アザー・サイド・オブ・ザ・ワールド」、ヴォコーダーを使ったり打ち込み系の音がモダンな印象を残すルー・リードの「マイ・ラブ・イズ・ケミカル」、グレゴリー・ハインズのタップ・ダンスの音とコラボした派手派手なデビッド・フォスターの「タップ・ダンス」、ナイルの作るパキパキしたバック・トラックが印象的なジェニー・バートンの「ピープル・ハブ・ガット・トゥ・ムーブ」なんかが耳に残ります。

あとこのサントラからもう1曲No.1を記録したのがプチ・サントラ男でもあったフィル・コリンズの「セパレート・ライブス」。フィル以上に注目を浴びたのがデュエット・パートナーを務めたハスキー・ヴォイスのマリリン・マーティンで、彼女はこのヒットを足がかりに(今ひとつ成功はしませんでしたけど…)ソロ・デビューを果たすことになりました。

しかしこれだけバラバラな面子が集まっても違和感なく聴けちゃうのはやはりサントラ・マジックですよね。映画の評価はあまり高くなかった記憶がありますが、やはりダンス・シーンだけは見ものだそうなので、いつか確認してみたいと思いますです。

チャートデータ
アルバム
Pop 17位
シングル
「Separate Lives」:Pop 1位

「Say You Say Me」:You-Tube→http://www.youtube.com/watch?v=we0mk_J0zyc
「Separate Lives」:You-Tube→http://www.youtube.com/watch?v=mF0scfQ7_so

どちらも映画のシーンが挿入されたサントラ曲らしいクリップです。







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2009年03月02日

ザ・ムーヴィー・サウンドトラック『マンマ・ミーア!』(08年)

The Movie Soundtrack:Mamma Mia!(08年)

映画とはまた別バージョンの『マンマ・ミーア!』

今年のオスカーの受賞式のショー・コーナーで行われた「ミュージカル・イズ・バック!」。最近のミュージカル映画の復興ぶりを伝えるような内容で、総合司会を務めた芸達者なヒュー・ジャックマンがビヨンセを相手役に歌い踊った非常にゴージャスで楽しいものでした。ショーの後半昨年のミュージカル映画の2大ヒット作からということで、「ハイスクール・ミュージカル3」のザック・エフロンとヴァネッサ・ハジェンズ、「マンマ・ミーア!」のドミニク・クーパーとアマンダ・セイフライドがロケットボーイ&ガールとして登場、お馴染みの2組が揃ったのでもう個人的にもニコニコでしたけど、ザックとヴァネッサ(実生活でもカップルなので)はいつも一緒でいいなーなんて思っていたら、何ですかドミニクとアマンダも今私生活上のカップルなんですって!客席からにこやかにメリルもこの舞台を眺めていましたけど、あのハッピーな映画にそんなハッピーな後日談がついていたのかと、またまた嬉しくなってしまった私でございました。確かにあの映画、出演者の年齢層が高くて、メイン・キャストで若いのはあの二人ぐらいでしたもんね。ギリシャの開放的な雰囲気も二人を盛り上げたのかな…、幸せな関係が(出来れば)末長く続きますことお祈り申し上げますです(?)。

そしてそしてようやく手に入れました『マンマ・ミーア!』のサウンドトラック。映画も大盛況ですけど、サントラもオリコンでトップ10に入る大ヒットを記録中。基本映画を見なきゃ買わないと思うので、いかに多くの人が見ているかを実感させられる本盤のヒット。みんなあの楽しさにやられちゃったんでしょうねー、そのお気持ち凄く共感いたしますです。

でもってこのサントラ、サントラとはいうものの、映画で使われている音源とは全く別の、本サントラ用に録音された俳優たちによるアバ・ソング集になっているのがまたミソ。アレンジもリスニング専用向けにカチッとしたものになっていて、この辺りプロデュースを担当したベニー・アンダーソンのこだわりを感じさせます。映画の撮影と同時進行だったのか先録りだったのか、映画には登場しない(舞台版にはこの収録の並びで登場する)「きらめきの序曲」まで収録されちゃっているのも美味しいところでございます。
しかしこうして改めて曲のみで聴くと、メリルはやっぱり凄いなーと思いますね。ドラ声で迫る「マニー・マニー・マニー」、軽やかな「スーパー・トゥルーパー」、優しさに溢れた「スリッピング・スルー・マイ・フィンガーズ」、繊細に、そしてダイナミックに歌い上げる「ウィナー・テイクス・イット・オール」。決して巧くはないんですけど、技巧を越えた感情の部分できちっと訴えかけてくるものが歌声に込められているんですもん。さすが名女優…メリル恐るべしです。
そしてアマンダ・セイフライドはやはりキュート!映画本編の歌唱に比べると若干どの曲もキーが低めで、そこにちょっと違和感を覚えたりもしますが、最も安定した歌い手ということで(smile)アバの曲の良さをしっかり伝えてくれているのは嬉しい限りです。

しかーし、ちょっと納得いかないのは、大盛り上がりとなるアンコールの曲が収録されていないこと。きっとあれは映画だけのお楽しみなんでしょうけど、やっぱり最後は派手に締めくくって欲しかったところです。しっとりと終わるのも悪くないですけど、やはりお祭り気分の映画にはあのラストが相応しいですもんね。

あぁ、また映画が見たくなってきた!
(ちなみにうちの妻は楽しすぎて2回も観に行っちゃいました…)

チャートデータ(オリコン)
アルバム 5位

「Honey Honey」:You-Tube→http://www.youtube.com/watch?v=Nwac8FeG5VQ
「The Winner Takes It All」:You-Tube→http://www.youtube.com/watch?v=CNxrLivvRUo



アンコールの曲も収録されたキャスト盤。



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2009年02月10日

オリジナル・キャスト・レコーディング『マンマ・ミーア!』(99年)

Original Cast Recording:Mamma Mia!(99年)

映画『マンマ・ミーア!』の興奮冷めやらず…という感じで、このところアバ聴く率が高くなっている我が家なのです。
公開日翌日の日曜の初回を見たのですけど、客席は半分も埋まってなかったのでこんなもんか〜と思っていたら、日本でのミュージカル映画の公開第一週の興業記録を塗り替える大ヒットらしいですね。やはりアバ強し。きっと踊りだしたくなるのを皆ぐっと堪えたんだろうな〜(smile)。

本当はサウンド・トラックが早速にでも欲しいところなんですけど、まぁとりあえずということで、以前HPでご紹介したこともある99年の舞台のオリジナル・キャスト盤を家内発掘。
購入当時も見ていないなりにこの盤を楽しんだつもりでしたが、やはり(何度も同じ事を言いますけど)ミュージカルのキャスト盤は見ているのと見ていないのでは楽しめ方が雲泥の差!オープニングの「アイ・ハブ・ア・ドリーム」から怒涛の如く映画のシーンが浮かんできて、あの興奮がすっかり甦ってしまいました。特に「スリッピング・スルー・マイ・フィンガー」から「ウィナー・テイクス・イット・オール」の件なんて…やばいです。

映画と舞台では細部のところで語られる楽曲が違い、舞台盤のほうがより多くのヒット曲が使われています。大体の基本ストーリーを把握しているせいか、これらの曲がどういう状況の語り部として使われているのかもわかるのでより楽しめますね。
そしてやはり舞台の役者さんのほうが歌が上手い(smile)。ただメリルの太い声のイメージが私の中で出来上がっちゃっているので、ここでドナを演じている女優さんの歌声はキレイすぎて何だか物足りなくも思えてしまいました(舞台版に馴染んだ人は逆の違和感を感じたのかもしれませんが…)。

やっぱり舞台も見たいなー。劇団四季さんは今度2月から名古屋で公演を行うそうですが、これは絶対映画効果もあって大入りでしょうね。名古屋まで行きたい気分♪

チャートデータ(UK)
アルバム 12位

「Honey Honey」:You-Tube→http://www.youtube.com/watch?v=VYdHJsEfclc
「Dancing Queen」:You-Tube→http://www.youtube.com/watch?v=Yu0ecT-LuE0

オランダの「マンマ・ミーア!」



サントラもオリコンでトップ10に入る大ヒット中!
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2008年12月03日

ミュージック・フロム・ザ・モーション・ピクチャー『奇跡のシンフォニー』(07年)

Music From The Motion Picture:August Rush(07年)

以前映画は既にご紹介いたしましたが↓
http://suzuenta-etc.seesaa.net/article/102013566.html
日本では今年の6月に公開された映画『奇跡のシンフォニー』のサントラ盤でございます。

感想でも書きましたが、正直映画の内容はイマイチでしたけど、音楽は素晴しかった本作。サントラを聴いて、あの時スクリーンを前に味わった感動が再びフラッシュ・バックされました。

冒頭の「メイン・タイトル」では映画と同じく主演のフレディ・ハイモア君の語りが聞けて何だか得した気分♪
そしてフレディの父親であるルイス役の俳優ジョナサン・リース・マイヤーズの歌う劇中歌はやはりどれもいい!若者特有のやりきれない気持ちをぶつけるように歌う「ブレイク」や、ロマンティックこの上ないヴァン・モリソンのカバー「ムーンダンス」、そして行方が判らなくなってしまった恋人への思慕の情が切ない「ディス・タイム」等、この人歌手でもご飯食べていけるよなーって感じ。ジョナサンはその歌唱力を生かして、グラム・ロックのスターを演じた『ベルベット・ゴールドマイン』や、エルヴィス・プレスリーを演じてゴールデン・グローブ賞を受賞したテレビ・シリーズ『エルヴィス』等歌う役も多く、本格的なミュージカルなんかにもその内出演してくれたらなーと思う注目の俳優さんです。

アカデミー賞にもノミネートされたゴスペル・タッチの「レイズ・イット・アップ」や、ジョン・レジェンドの歌う「サムデイ」等他にも良い曲揃いなんですけど、もう一人注目しておきたいのが、フレディ君が弾くギターの曲を実際に演奏しているカーキ・キングという女性。ソニーの宣伝文句は「キングの名を頂く、完全純潔の女ギタリスト!」ってかなり大仰な感じですけど、その柔らかくも力強いギターの音色は実に清らかで躍動的。このサントラでは2曲が聴けますが、ぜひオリジナル作品も聴いてみたいと思うアーティストです。

全体の音楽を監修したマーク・マンシーナのオリジナル・スコアも、もちろん素敵。特に山場の演奏会でのシンフォニーは感動物です。皆さんもぜひこの感動を、サントラで味わってみてはいかがでしょうか。
(あくまで、サントラで…ですけど。)

チャートデータ
Pop 33位/Top Soundtracks 4位

「This Time/Jonathan Rhys Meyers」:You-Tube→http://jp.youtube.com/watch?v=yUy64Jx_9dY
「Someday/John Legend」:You-Tube→http://jp.youtube.com/watch?v=841HKGEVdRA
「Ritual Dance/Kaki King」:You-Tube→http://jp.youtube.com/watch?v=mDdQq90v5wU

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2008年11月11日

『ハイスクール・ミュージカル3;シニア・イヤー』(08年)

Soundtrack:High School Musical 3 Senior Year

予想通りというか、10月の最終週に全米で公開され、ミュージカル映画史上最高のオープニング成績(4200万ドル=約39億5300万円)でもってボックス・オフィスの1位に輝いた映画『ハイスクール・ミュージカル3;シニア・イヤー』のサウンド・トラックでございます。

日本の公開は来年の2月なんだそうで、個人的にはそれまでに出来れば1&2を見ておきたいところ(見てないのかよ!)。ツインDVDパックも再発売されるようなので、今度こそ買っちゃいますね。

お話しは3ということで今回彼らも高校3年生の卒業イヤー。それぞれの進路や離れ離れになるこもごもを描いてるんだそうです。新キャストも加わり、ミュージカル・シーンもスクリーン向けにより華やかになっている…らしいです(付属のDVDを見る限り、いつもどおりにお送りしてますって感じもしますが…あぁ私まだどれも見てないんだった)。

サントラのほうはほぼ従来と同じメンバー(マシュー・ジェラルド、ロヴィー・ネビル、ジェイミー・ヒューストン、アンディー・ドット、アダム・ワッツ)でもって制作され、楽曲のテイストも群舞用、愛を確かめ合うデュエット、トロイの力強い&ガブリエラのキュートなソロ、シャーペイとライアンの賑やかし・ナンバー等とほぼ前作の形を踏襲(ラストを締める「ハイ・スクール・ミュージカル」はミッキー・マウス・レビューで歌われてもおかしくないぐらいディズニーしてます…)相変らずすっと入ってくるディズニーらしい耳馴染みの良いナンバーが揃ってますが、個々の楽曲のインパクトで言えば前作に軍配が上げちゃうかなといった感じもいたします。

しかしあれですね、こうしてたった2年前の『1』の頃のトレーラー等と見比べてみると、圧倒的にトロイ=ザック・エフロンが丸みの残る少年ぽさからたくましく大人の男化しているのがわかりますね(コービン・ブルーもかなりガタイがよくなってますが…)。バネッサを初め女性陣もより美しくなってますし、本シリーズに限らす様々なシーンでの今後の彼らの活躍を願ってやみませんです。

まずは来年、映画館に足を運ぶかな(…その前に1&2見なくちゃ…。

チャートデータ
アルバム
Pop 2位

「Now Or Never」:You-Tube→http://www.youtube.com/watch?v=JJ6WcdR8Y_Q
「I Want It All」:You-Tube→http://www.youtube.com/watch?v=gb7Ki6fR9Js




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2008年11月04日

『銀河鉄道999ソングコレクション』(08年)

Galaxy Express 999 Song Collction(08年)

テレビ漫画の放映から30周年を記念して企画された、『銀河鉄道999』シリーズの作品で使用された歌物の楽曲のみを集めたコレクションCDです。

「宇宙戦艦ヤマト」になると少し世代が私より上になっちゃうんですけど、「銀河鉄道999」は漫画本を読み、テレビでの第一回の放映を楽しみに待ち、そして映画で更なる熱狂と、まさにまんま「999世代」のど真ん中を歩いてきたような私でございます。

最近例の盗作騒ぎですっかり変人(頑固者)扱いされているような松本零士先生。マッキー・ファンでもある自分としては少々複雑ですが、客観的に見ると確かにそのまんまだもんね、怒るよね、先生…ってところもあるんですよね。森進一さんの「おふくろさん」問題は川内康範先生の死後一応の決着をみたようですが、この問題も(既に裁判沙汰になってしまいましたが)穏便な解決になってほしいなと思いますです。マッキーてば、もう(angry)…。

実は01年にも『ソングス・アンド・アザーズ』というタイトルの2枚組で、歌物楽曲とインストを集めたベストが出ていたようなんですが、今回はそこから歌物だけを選りすぐって1枚にまとめた模様。999ファンとしてはそちらでもよかったなぁと少々後悔もしておりますけど、ショップで見かけた衝動の波を抑え切れなかったのですからしょうがないですよね(smile)。

ささきいさおさんが歌う、汽車は闇を抜けて光の渦へ♪というテレビ版「銀河鉄道999」の主題歌に始まり、最近EXILEが取り上げて若い世代にも歌自体は知られたんじゃないかと思うゴダイゴの映画版主題歌「The Garaxy Express 999」、「過ぎ去りし日の想い出/Torn Between Two Lovers」の全米No.1ヒットで知られるメアリー・マッグレガーの歌う貴重な『さよなら銀河鉄道999』の主題歌、メーテルと哲郎の台詞や効果音が入った琴線に触れまくりのテレビ版主題歌別バージョン(「ガラスのクレア」の回の音源が長く入っていて泣きそうになっちゃいました…)、はたまた時間を操る機械化人レリューズが酒場で歌った曲の数々等、涙もので懐かしい楽曲がいっぱい。
私レリューズが映画の中で歌った「やさしくしないで」(歌唱:かおりくみこさん)という曲が当時大好きだったんです。映画の公開から(確か)ほどなくテレビでも放映された時間城のエピソード。その中でもレリューズは「想い出なみだ色」というオリジナル曲を歌っていて、本当に当時の自分はおバカだったというか、大して疑いもせずよりによってシングル化された後者を買い求め、違うじゃん!と嘆いた鮮烈な思いでが残っております。このCDのジャケットを見ると「やさしくしないで」もシングル・リリースされていたようで愕然としますが、当時はパソコンで簡単に情報が得られる時代でもなかったし(小学生だったし…)しょうがなかったかなと。そしてよく口ずさんでいたこの歌、今聞くと節(メロディ)が自分が歌ってきたものとところどころ違っていたりもして…歳月と思い込みで勝手に作曲しちゃってたようです。でも、湿っぽい良い曲なんですよ、やっぱりこれが。

懐古的すぎていけないような気もしますけど、それでも銀河鉄道に乗る事を本気で夢見たあの頃を思い出させる、懐かしい歌の数々が一同に会したお得盤でございます。万感の想いを込めて汽笛がなる、万感の想いを込めて汽車がゆく…そんな感じでしたよね、あぁ映画が見たくなってきました(smile)。

追記:汽車は闇を抜けて光の渦へ♪=×
    汽車は闇をぬけて光の海へ♪=○ …記憶って曖昧ですね。

チャートデータ
チャート入りなし

「銀河鉄道999/ささきいさお」:You-Tube→http://www.youtube.com/watch?v=4Yq0nE62XQs
「銀河鉄道999/ゴダイゴ」:You-Tube→http://www.youtube.com/watch?v=-KIboDS4w8M




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2008年10月24日

ベット・ミドラー『ザ・ローズ』(79年)

Bette Midler(Original Sounrtrack):The Rose(79年)

これもですね、一応前置きしておきますと、CDショップのサントラ・コーナーを斜め見していたら置いてあって、何気なく手に取ったら「Newly Digitally Remastered From The Original Master Tapes」と銀色に輝くシールが貼ってあったわけですよ。値段も300円ぐらいしかしなくて、『フットルース』と違って追加曲とかも入っていてなかったのですけど…買ってしまいました。あはは(って何のために言い訳してるんだか…)。

HPのほうでもこのサントラについては書いているので自分の中では今更なんですが、まぁブログで取り上げるのは初めてなのでお許しいただいて(ってしつこいですね…)。

79年に公開された映画で、監督はマーク・ライデル。あのジャニス・ジョプリンをモデルにして作られたのですけど、主役のローズはあのベット・ミドラーさんが演じました。どちらかというとエンターテイメントな芸達者歌手というイメージであったと思われるベットが、伝説のロック・クイーンであるジャニスをモデルにした役を演じるということに相当賛否があったのじゃないかと思うのですが、結果的にはアカデミー賞にもノミネートされたのですから、ある程度は成功とみていいんですよね?同じ路線で言えば(マイ・フェイバリットの)バーブラ・ストライサンドと違って、ベットはロックを歌ってもさまになるので、許容もされたのかなと思います(なにせバーブラは「スター誕生」の時ロック歌手を気取ろうとしてる!って叩かれたらしいですから…)。

映画自体はちょっと可哀想なお話なので、何度も見たくなる作品じゃなかったりするのですが、サントラは別。
ロック・コンサートの雰囲気を伝えるオープニングの「フーズ・サイド・アー・ユー・オン」から、フル・スロットルで熱唱するベットが堪能出来ます。「男が女を愛する時」のカバーがトップ40ヒットにもなったりしましたけど、やっぱり圧巻は最後のステージ・シーンを収めたシークエンス。
「カメリア」(入場の曲)〜「ホームカミング・モノローグ」(ローズが聴衆に家に帰ってこれて嬉しいわと語りかける台詞)〜「ステイ・ウィズ・ミー」(もう鳥肌ものの絶唱!)〜「恋人と呼ばせて」(「ステイ・ウィズ・ミー」を歌い終わって力尽きたローズが、つぶやくように歌う恋人への哀歌…泣けます)〜「ザ・ローズ」(エンド・ロールに流れる至高の名曲、ベットのグラミー受賞曲)

…今聞きながら書いてるんですけど、泣いてますもの、私。
命を削った「ステイ・ウィズ・ミー」の絶唱終わりでの、優しさ溢れる「ザ・ローズ」は胸に痛すぎますよ。
聞いた事がないなんて方がいらっしゃったら、是非とも手を伸ばしていただきたい傑作アルバムでございます。

そういえば「ザ・ローズ」は、宮崎アニメの『おもひでぽろぽろ』のエンディング・テーマとして、「愛は花、君はその種子」の題名で都はるみさんがカバーされたんでしたよね。関係ありませんが、念の為…。

そうだ、リマスターの成果は、何となく出てる気がします(smile)。

チャートデータ
アルバム
Pop 12位
シングル
「When A Man Loves A Woman」:Pop 35位
「The Rose」:Pop 3位/AC 1位

「The Rose」:You-Tube→http://jp.youtube.com/watch?v=JYWAYLZWZBg
「Stay With Me」:You-Tube→http://jp.youtube.com/watch?v=ejgcMXeyFw0
「愛は花、君はその種子/都はるみ」:You-Tube→http://jp.youtube.com/watch?v=Q-hWdeUlBZs





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2008年10月18日

『フットルース』(84年)

15th Anniversary Collectors' Edition & DVD:Footloose(84年)

さてさて、最近「ハイ・スクール・ミュージカル」のザック・エフロン主演でリメイクの話しも持ち上がっている80年代を代表するミュージック・ムーヴィー『フットルース』でございます。

ことの起こりはぶらぶらとショップのサントラの棚を見ていて、何気なく手に取った『フットルース』のサントラ盤。昔よく聴いたなぁなんて気持ちで手に取ったのですけど、何と15周年記念のコレクターズ・エディションとかで、新たに映画の中で使用されていたディーン・ピッチフォードのオリジナル以外の4曲を新たに追加してのアップ・グレード・バージョンだったのです。同じ仕様で『トップガン』のが出たのは知ってました(てか買いました)けど、『フットルース』でもこんなものが出ていたとは知りませんでした。追加になったのは
John Mellencamp/Hurts So Good
Quiet Riot/Bang Your Head(Metal Health)
Foreigner/Waiting For A Girl Like You
Shalamar/Dancing In The Sheets(12″mix)
の4曲。さして珍しいものではないのですけど…やはり買わずにおれませんでした(smile)。

それでもって、そういえば何だかんだ言って映画を見たことがないのに気が付いた私。毒を食らわば皿まで(?)の言葉どおり、ついでに映画も見よう!ってことで、DVDも追って手に入れたワタクシでした。

お話しは本当に単純明快で、ダンスが禁止(!)されている田舎町にやってきた青年が、ダンス・パーティーを開催するまでの青春ストーリー。最近は性格俳優的な感じになってきた若き日のケヴィン・ベーコンが爽やかに主演をはって踊りまくり、そしてあららこんなところに『セックス・アンド・ザ・シティ』のサラ・ジェシカ・ハーパーがヒロインの友達役で出てました。けっこう昔から活動してたんですねぇ。ケヴィンの友達役のクリストファー・ペンはショーン・ペンの弟ですよね確か?ジョン・リスゴウやダイアン・ウィースト等実力派が脇をしっかり固めているのも見ていて安心感がありました。

『トップガン』『フラッシュダンス』と並んでMTV映画と揶揄もされましたけど、とにかくゴキゲンな音楽に乗って素直に場面場面を楽しむのがベスト。だってケニー・ロギンスのノリノリな「フットルース」に、デニース・ウィリアムスの超キュートな「レッツ・ヒア・ボーイ」、血沸き肉躍るボニー・タイラーの「ヒーロー」に、ピンク・レディーのMIEちゃんのカバーでもお馴染みなムーヴィング・ピクチャーズの「ネヴァー」、そしてこうしたライトなのりのインスタント・デュオの先駆でもあり、ハート復活の前哨戦ともなった永遠の愛のテーマ、マイク・レノとアン・ウィルソンの「パラダイス」と、もうヒット曲がてんこ盛りなんですもの。
誰もいなかったからエンドロール見ながら踊っちゃいましたよ私。この映画を見て踊りたくならない人なんているんでしょうか?

昔のサントラお持ちの方も、再購入のチャンス!ルイーズもジャックも太郎も花子も皆でエブリバディ・カッ、フッルース!…です。
(あ〜楽しい。)

チャートデータ
アルバム
Pop 1位
シングル(このヒット曲の多さったら!)
「Footloose/Kenny Loggins」:Pop 1位
「I'm Free/Kenny Loggins」:Pop 22位
「Let's Hear It For The Boys/Deniece Williams」:Pop 1位/R&B 1位/AC 3位
「Almost Paradise/Mike Reno and Ann Wilson」:Pop 7位/AC 1位
「Holding Out For A Hero/Bonnie Tyler」:Pop 34位
「Dancing In The Sheets/Shalamar」:Pop 17位/R&B 18位
「Somebody's Eyes/Karla Bonoff」:AC 16位

「Footloose」:You-Tube→http://jp.youtube.com/watch?v=nwBbMXYDsXw
「Let's Hear It For The Boys」:You-Tube→http://jp.youtube.com/watch?v=CV5SGsZ9j9A
「Holding Out For A Hero」:You-Tube→http://jp.youtube.com/watch?v=7f_HsjpSVaI



サントラ男の異名をとるケニー・ロギンスさんです。



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2008年10月16日

『シェルブールの雨傘:オリジナル・サウンドトラック完全盤』(96年)

Original Soundtrack:Les Parapluies De Cherbourg(96年)

1963年に制作され、カンヌ映画祭のグランプリも獲得して世界的なヒット作となったミュージカル映画の傑作『シェルブールの雨傘』。
監督はジャック・ドゥミ、フランスを代表する大女優カトリーヌ・ドヌーブ若き日の主演作で、アルジェリア戦争を背景にした若い恋人たちの悲恋物語が描かれます。全編の台詞が音楽に乗って語られるという正にミュージカルの中のミュージカル作品で、ミシェル・ルグランの哀切でいて洒落た音楽がとにかくハート鷲づかみの素晴しさ。ドヌーブの歌は「ふたりの天使」の大ヒットで有名なダニエル・リカーリさんによって吹き替えられていますが、こちらは初めから分業が決まっていたそうで、一昨日の『マイ・フェア・レディ』のような可哀想な話はなかった模様です。

個人的にも大好きな映画なのですが、主題曲とも言える「シェルブールの雨傘(フランス語題:Je Ne Pourrai Jamais Vivre Sans Toi/英語題:I Will Wait For You)」も、この曲が入っていればとにかくそのアルバムは買い!と言うくらい超お気に入りの1曲で、ジャズ・ポピュラー系の人のCDを買う時は、無意識にこの曲が入っていないかを確認しちゃったりいたします(ただ最近、やはりこの曲はオリジナルのサントラで聴くのが一番なんて、原点に帰ったことを思ってはいるのですけど…)。

その昔ビデオも買って、ダイジェスト盤の1枚物のサントラCDも持っていましたが、今回手に入れたのは2枚組CDの完全盤。
正直CDで映画本編を全部聴いちゃうようなものですから、どうかなーと思っていたのですが、全く飽きることなく聴き通せたのには吃驚(とは失礼ですね)。ダニエル・リカーリさんも、相手役ギイの声を吹き替え…いや、この場合は担当したって表現のほうがいいんですね、担当したジョゼ・バステルさん(こちらも当時フランスで人気だった歌手の方)もこの映画にぴったりのパステル色の声の持ち主で、ルグランの作る華やかで哀しいメロディに乗る二人の声に聴きいっている内に、あっという間に2つのCDを聴き終えてしまいました。主題曲だけでなく、本当にどの場面の曲も素敵すぎるほど素敵。ルグラン恐るべしを改めて実感してしまいました。

ボーナス・トラックもトニー・ベネットさんによる劇中歌や、ルグラン・トリオによるジャズ・バージョン等盛りだくさん。それは映画を見てから聴くに越したことはないですけど、これだけでもきっと楽しめるのじゃないかと思います。
そう言えば、同じ趣向で『ロシフォールの恋人たち』って映画もあるのですよね。見たいし、手っ取り早くは聴きたいなぁ。

チャートデータ
すみません、わかりません。

「Les Parapluies de Cherbourg」:You-Tube→http://jp.youtube.com/watch?v=KhQ2Mb_Xa7Y
もう、泣けちゃいます。



何と、今は普通にDVDが手に入らないらしいです…こんな名画にそんなことがあっていいのでしょうか?

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2008年10月14日

オリジナル・サウンドトラック『マイ・フェア・レディ』(64年)

Original Soundtrack:My Fair Lady(64年)

今更何の説明もいらないミュージカル映画の金字塔のひとつ、『マイ・フェア・レディ』のサウンドトラック・アルバムでございます。

実はこの作品に対して少々誤解があったので、最近までこの有名なサントラも買わないでいた私でございました。
「ピグマリオン」と言う戯曲を元に舞台化され、後にブロードウェイ・ミュージカルとして大当たりした本作。主演はこの映画版にも出演しているレックス・ハリソンに、新人としてイライザ役に大抜擢されたジュリー・アンドリュース。映画化にあたってレックス・ハリソンや舞台でイライザの父を演じたスタンリー・ハロウェイ等はそのままキャスティングされたものの、ハリウッドでは実績のなかったジュリーは起用されず、変わりに観客を呼べる俳優としてオードリー・ヘップバーンがイライザを演じることになったのでした。同じ年、ジュリーのほうはディズニー映画「メアリー・ポピンズ」でタイトルロールを演じ、アカデミー主演女優賞を獲得、オードリーは歌が映画界では有名な影武者歌手マーニー・ニクソンによって吹きかえられていたためノミネートもされなかったので、これぞ因果応報、歌も歌えないのにこの役を引き受けるから悪いんだよ〜なんてずーっと思っていたのですけど…どうやら真相は違うらしいのです。

オードリーがこの役をやるには高音部分や声量自体に問題があったことは確かなのですけど、本人は歌もしっかりこなすつもりで、猛特訓の末この撮影に臨んだそうなのです。撮影中も一所懸命歌のパートをこなしたオードリー、しかし、出来上がった試写を見たら、全て自分の歌はマーニー・ニクソンに吹き替えられていた…ということだったらしいのですね。はなから関係者はオードリーの歌を使うつもりはなかったのですが、それを言って役を降りられては困るので黙っていたというのですから、それって本当(本当なのかな?)?って思うようなひどい話ですよね。オードリーはオスカー・ナイトの夜も笑顔で会場に現れて主演男優賞を受賞したレックス・ハリソンに賞を渡したというんですから、オードリーって出来た女性だな〜って改めて思わされ、長年の誤解を反省したワタクシでございました。

そんな長い前置きの理由から今ひとつ抵抗感のあったサントラも見つけて即買い(smile)。先程書いたオードリーの吹き替えを担当したマーニー・ニクソンは、『王様と私』ではデボラ・カーの、『ウェストサイド物語』ではナタリー・ドロンの吹き替えを担当と、真に吹き替え界の大スター。自身も「サウンド・オブ・ミュージック」では尼僧役で出演されていたりもする歌手兼女優さんでいらっしゃいます。彼女の凄いところは、きちんと役の特徴を掴んで女優さんたちの台詞から歌にスウィッチしても違和感を感じさせないところ。この『マイ・フェア・レディ』でも、これはオードリーが歌ってますと言われたらそうだよなーという抜群の理解力で歌をこなしています。

…内容の紹介を一切してませんけど、「踊り明かそう」「君住む街で」というスタンダードの他、「運がよけりゃ」「素敵じゃない?」「証拠を見せて!」等楽しいナンバーがもちろん盛りだくさん。レックス・ハリソンの歌ってるようなしゃべってるような歌唱もやはり素晴しい聞き物です。

そぉんな訳で皆さんも「マイ・フェア・レディ」、新たな視点(って先の事実って有名な話?)で楽しんでみませんか?
オードリーの熱演に、乾杯!

チャートデータ
アルバム
Pop 4位

「I Could Have Dance All Night」:You-Tube→http://jp.youtube.com/watch?v=AVttZ_hSP7U
「On The Street Where You Live」:You-Tube→http://jp.youtube.com/watch?v=YtbFwWkB4b8


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2008年07月08日

オリジナル・モーション・ピクチャー・サウンドトラック『セックス・アンド・ザ・シティ』

Original Motion Picture Soundtrack:Sex And The City(08年)

日本でも今年は人気ドラマの映画化である「相棒」が大ヒットしましたけど、あちらでも「インディー・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国」の1位の座をたった公開一週で蹴落としてBOXオフィスのトップに立ったのが、人気ドラマ「セックス・アンド・ザ・シティ」の映画化作品。
個人的な好みとしては、どうもドラマの映画化(特に映画化を前提として作られる最近のメディア・ミックス戦略みたいなもの)には抵抗があるんですけど、ファンだったら大スクリーンでその後のお話を見たい!って気持ちになるのも、わからないではないですよね。

WOWOWでの放映やDVDボックス等で日本にもファンの方がいらっしゃるんじゃないかと思いますが、主演者のひとりサラ・ジェシカ・ハーパーをスターダムに押し上げた「セックス・ザンド・ザ・シティ」。今回はテレビ放映のエピソードから4年後という設定でお話しが展開されているそうです。

まぁドラマは全く見ておらず残念ながら語る元がないので、早速お話しをサントラのほうへ。

今回のサントラの話題は、とりあえず冒頭に収録されている2人のアーティストの新曲になるのかなと思います。
まずはこの映画の主題歌、と言ってもいい位置にあるファーギーの「ラベルズ・オア・ラブ」。何と言っても「セックス・ザンド・ザ・シティ」のテーマをサンプリングして曲にしちゃっているんですから、ドラマからのファンにはやってくれたねー的な作品なのじゃないでしょうか?ファーギーらしいパーティー調のHip−Hopトラックで、とても楽しい仕上がりです。
もう1曲は、ファースト・アルバムがおアズケになってしまっているジェニファー・ハドソンの新曲「オール・ドレッシード・イン・ラブ」。70年代ソウル風味の明るいR&Bトラックで、ジェニファーのはちきれ気味のヴォーカルが躍動する1曲。コロンビアで芽が出ず、アトランティックで花開いたアレサじゃありませんが、しっかりと彼女の個性を生かせるプロダクションでのアルバム作りが期待されます。

この他、今イチ全米チャートでは上がりきりませんでしたが、話題のダフィーの60's風味のガール・ポップ「マーシー」や、ハウス調のリミックスを加えたニーナ・シモンの「恋の面影」、インディアナ・アリーが歌うドン・ヘンリーの名曲「ハート・オブ・ザ・マター」、アル・グリーンがジョス・ストーンを迎えて披露する自身のクラシック(元はビー・ジーズ)「傷心の日々」等、ワンポイントでの聞き物も多く、名前に聞き覚えのないアーティストの楽曲も総じて涼しげな魅力のあるトラックが並んだ好盤です。

ビー・ジーズ関連が2曲もあるのは、主人公の誰かがファンの設定だからとかでしょうか?ご存知の方がいらしたらトリビア等、ご教授下さいませです。

チャートデータ
アルバム
Pop 2位

「Labels Or Love」:You-Tube→http://jp.youtube.com/watch?v=jtfg--U-sP4
「All Dressed In Love」:You-Tube→http://jp.youtube.com/watch?v=wCghSVTFrDs



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2008年07月05日

『ザ・ベスト・オブ・ボンド...ジェームズ・ボンド』(02年)

The Best Of Bond...James Bond

1962年にシリーズ第一作目となる『007ドクター・ノオ/007は殺しの番号』が公開されて以来、今年封切予定の『007慰めの報酬』まで(番外編を除いて)22作が制作され続けている長寿人気映画、『007』のテーマ曲・主題歌を集めたコンピレーション作品。

人道的には色々問題あり…ではあるんですけど、やはり『007』というのは一級の娯楽映画。最近はだいぶ落ち着いてますけど、ひところは今回のボンド・ガールは?秘密兵器は?悪役は誰が?と話題に事欠かない作品でございました。自分も子供の頃お正月に『007私を愛したスパイ』を見に出かけ、あまりの混雑ぶりに諦めて帰ってきた記憶があります。美女と見れば敵でも見方でも寝屋を共にしてしまうボンド…子供の頃はその意味がよくわかっていなかったな〜(smile)。

ついでに…テレビ放映も多かったので、ロジャー・ムーアのボンド作品まではほとんど見れましたけど、ショーン・コネリーで好きなのは生身感のあるサスペンスフルな定番『ロシアより愛をこめて』。後年番外編として作られた『ネヴァー・セイ・ネヴァー・アゲイン』もバーバラ・カレラのファッショナブルで振り切れた敵役振りが印象深くて好きでした(主題歌もミシェル・ルグランで豪華でしたもんね)。ロジャー・ムーアではオカルト趣味を取り入れた『死ぬのは奴らだ』か、ハワード・キールが演じた敵役ジョーズがインパクト絶大な『私を愛したスパイ』がお気に入り。ジョージ・レーゼンビーが一作だけ演じた『女王陛下の007』も、その悲劇的な結末と共に忘れられない作品だったりします。

英国の諜報部員が主人公であり、制作も英国(近年は英米他)主ということで、英国人歌手、もしくは英国で人気がある歌手が抜擢されることの多いボンド映画主題歌。
一作目の『ドクター・ノオ』に歌曲の主題歌はありませんでしたが、『ロシアより愛を込めて』の同名主題歌を英国のシナトラ(?)ことマット・モンローが手がけて以来基本歌物となり、以降シャーリー・バッシー、トム・ジョーンズ、ルル、ポール・マッカートニー、シーナ・イーストン、リタ・クーリッジ、グラディス・ナイト、ティナ・ターナー等ビッグ・ネームが参戦。02年の『ダイ・アナザー・デイ』ではマドンナが登板(映画本編にもカメオ出演)したことも記憶に新しいですよね。

ちなみに…チャート的に最もヒットしたのがデュラン・デュラン「ア・ヴュー・トゥー・ア・キル」の1位、続いてポール・マッカートニー&ウィングス「死ぬのは奴らだ」とカーリー・サイモン「ノーバディ・ダズ・イット・ベター」(『私を愛したスパイ』主題歌)の2位、シーナ・イーストン「フォー・ユア・アイズ・オンリー」の4位、マドンナの「ダイ・アナザー・デイ」とシャーリー・バッシー「ゴールドフィンガー」の8位となっています(米国でのトップ10ヒットはこの6曲のみ)。
もうひとつちなみにシャーリー・バッシーは『ゴールドフィンガー』『ダイアモンドは永遠に』『ムーンレイカー』と複数作の主題歌を歌った唯一のシンガー。本当は『サンダーポール作戦』の主題歌も担当するはずだったそうですから、まさにボンド御用達シンガーと言えますね。

そんなゴージャスな面々の主題歌(曲)が19作目の『ワールド・イズ・ノット・イナフ』まで詰め込まれたこの1枚、(マドンナまで届きませんでしたけど)楽しくない訳がありません。ジョン・バリーによるお馴染みのテーマ曲に始まり、映画の主題歌らしい大仰な展開がゴージャスな味わいの初期楽曲から、現代的な哀感を増したシェリル・クロウやガービッジの作品まで、40年に亘る映画/ポップス音楽史が一望(一聴)出来る優れものです(ティナの「ゴールデン・アイ」はU2のボノとジ・エッジが書いたんですね、気がつかなかった…上手くジョン・バリーのテイストを再現したものですよね)。

一家に一枚の、超娯楽大作作品でございます。

おまけに…と言っては失礼ですが、ボンド関係でもう1枚。
ドイツのハモンド・オルガン奏者、イングフェルド・ホフマンがボンドの世界にインスパイアされて66年に制作した『From Twen With Love』に数曲を追加した作品が『ハモンド・ボンド/Hammond Bond』(07年)。まだ映画も『サンダーポール作戦』までしか出来ていない時代。ジョン・バリーの曲のほかは、ホフマンさん自身がイアン・フレミングの原作等からイメージを膨らませて曲に仕上げています。ハモンドの懐かしさを呼ぶサウンドが全編に鳴り響き、超クールなモダン・ジャズの世界が繰り広げられる逸品。
ヴォーカルはなし、BGMとしてもお薦めです。

チャートデータ
チャート入りなし。

「Form Russia With Love/Matt Monro」:You-Tube→http://jp.youtube.com/watch?v=zVuL_zgCi4U
「Golden Eye/Tina Turner」:You-Tube→http://jp.youtube.com/watch?v=bkBYVNrjjIs



私が購入したのはこれの02年青ジャケ・バージョン。何故か商品がないので一応こちらを。
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2008年03月14日

ミュージック・フロム・ザ・モーション・ピクチャー『五線譜のラブレター』

Music From The Motion Picture:De-Lovely(04年)

と言うことで、矢も楯もたまらずブックオフ巡りをして手に入れてきた1枚。昨日ご紹介した映画『五線譜のラブレター』のサントラ盤でございます。

映画自体がミュージカルというよりは音楽が全編に流れている映画、という感じなので、曲順は映画の進行通りではなく一部入れ替え、というかけっこうバラバラ。映画を見たばかりだと少し違和感ありますね。

ただ基本的に独立した楽曲集でもあるので、映画と切り離しても(映画を見ていなくても)充分楽しむことが出来ると思います。何しろ著名なコール・ポーターの楽曲を、様々な国・ジャンルの有名歌手の方々の歌声で聞くことが出来るのですから。
詳しくはアマゾンの曲目・歌手名を参照していただければと思いますが、個人的には哀愁メロディーが大好きなので、シェリル・クロウの歌う「ビギン・ザ・ビギン」(アレンジがかなりマイナーになっているからですが、この曲フリオのあの曲と一緒ですよね?)や、ヴィヴィアン・グリーンの「ラブ・フォー・セール」、ララ・ファビアンとマリオ・ファンゲリスの「ソー・イン・ラブ」等が至極お気に入り。
(最後にポーター自身の歌声で「ユーアー・ザ・トップ」が入っています。上手くないですけど、さすが作者、味がありますよね。)

こういうスタンダードって(英語力がなくてお恥ずかしいですが、日本盤でも多くの物に訳詞のついていないものが多いため、)なかなか詞の内容をきちんとつかむ機会が少ないんですけど、映画の字幕のおかげでポーターの書く詞の奥深さに触れられたのがまた収穫でした。曲を含め「ナイト・アンド・デイ」の初恋を体験した時のようなドキドキ感なんてねぇ…あらためてその素晴らしさに感激してしまいました。

名曲だらけの全19曲。美しく、楽しく、優しく、物哀しく…日ごろスタンダード等お聞きにならない方も、この歌い手のラインナップに是非とも誘われて、お試しいただきたい作品です。

チャートデータ
アルバム
Pop 40位

←往年の名歌手達の歌声満載盤
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2008年03月03日

オリジナル・キャスト・アルバム『リトル・ショップ・オブ・ホラーズ』(82年)

Original Cast Album:Little Shop Of Horrors(82年)

「Hairspray」つながりと言いますか、同じテイストのオールディーズ系ミュージカルという事でチェイン・リアクション。

元は60年に作られたB(C)級娯楽映画の帝王ロジャー・コーマンのホラー・コメディ映画。これをハワード・アシュマンとディズニー系で後に有名となるアラン・メンケンがミュージカル化したのが本作。日本でも人気の舞台で、真田広之&桜田淳子さんを皮切りに、山本耕史&上原多香子さん(この時の吸血植物オードリーUの声は和田アキ子さんが担当して話題に)、最近ではTMレボリューションの西川貴教さんが主演を務めて上演されています。
86年のミュージカルを元にした映画版では、先のオードリーUの声をフォー・トップスのリーバイ・スタップスが演ってましたよね。

お話はさびれたお花屋さんを舞台に、さえない店員シーモアと彼が想いをよせる同僚オードリー、そしてシーモアがひょんな事から手に入れた不思議でやっかいな吸血植物オードリーUが巻き起こす騒動を描いたもの。
プロローグの「リトル・ショップ・オブ・ホラーズ」はガールズ・ポップ風で楽しそうな雰囲気。50年代から60年代のロックン・ロールを下地にはしているんですが、「ヘアスプレー」のようにダイレクトにぶつけてくる感じではないんですよね。コミカルな「デンティスト!」やオードリーUがヤラかす時に流れる「サッパータイム」等、映像が浮かべばきっと楽しいんだろうってナンバーもあるんですが、何分観ていないというハンデは大きい。シーモアとオードリーがデュエットする「サドンリー・シーモア」はアラン・メンケンらしい王道ミュージカル・メロディが炸裂していて、絨毯に乗って飛んでいけそうです(smile)。

これはやはりせめて映画を観てから聞くのが正解かな、と。
(わかっちゃいるんですかねぇ…。)

チャートデータ
チャートインなし

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2008年03月02日

オリジナル・ブロードウェイ・キャスト・レコーディング『ヘアスプレー』(02年)

Original Broadway Cast Recording:Hairspray(02年)

88年に公開されたジョン・ウォーターズ監督の社会風刺系ブラック・コメディ映画「ヘアスプレー」が02年にマーク・シャイマンの手によりブロードウェイ・ミュージカル化。トニー賞8部門で受賞を果たし、昨年は映画版が公開されてこちらも大ヒットとなったまさにゴキゲン印のミュージカル、『ヘアスプレー』でございます。

でもってこちらは02年のブロードウェイ・ミュージカルのオリジナル・キャスト盤。ほぼ全てに当てはまりますが、やはりミュージカルのサントラは「観ている」のと「観ていない」のでは楽しめかたに雲泥の差があるもの。日本公演も一昨年にあったのですが、そちらも見逃してしまって残念至極。しかし映画とほぼ同一の楽曲なので、このキャスト盤は思いっきり楽しむことが出来ました。(本編の中で「Mama,I'm A Big Girl Now」が、映画には登場しない女性陣のアンサンブルで歌われるジャズ・レビュー調の「The Big Dollhouse」が大きな違いでしょうか)
50年代から60年代のロックンロールとR&Bを下地にした楽曲は本当に親しみやすくていいですよね。映画のサントラと比べると、やはり若干洗練度というかキラキラ度は抑え目ですが、勢いのよさはこちらに軍配。トレイシーのウィノナジャッカーも負けずに可愛いし、特にエドナ(お母さん)役のハーベイ・フェアステインのダミ声パワーは、なるほどこの舞台の肝になっていたんだと実聴いたしました。

4月には映画のDVDも発売。またまた皆で「You Can Stop The Beat」!…しましょうね。

チャートデータ
アルバム
Pop 131位

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