………自殺じゃないですか、ほとんど。
正直言って今私はとても複雑な気持ちになっています。昨日書いたとおり彼の死を悼む気持ちに変わりはないですけど、それと同時に猛烈な怒りも湧き上がってきています。彼を愛して彼を信じ、彼を救おうとサポートしてくれていた全ての人を彼は裏切り、そして悲しみのどん底に落とす結果になってしまったわけですから。
真偽のほどはわかりませんが、一部報道でコリーはアメリカとカナダで二重生活を送っていた等という事も言われています。リアを含め共演者等のサポートがあるアメリカでは薬物を断ち切る努力をしていたものの、彼らと離れ故郷であるカナダに帰ると、とたんに元の依存患者に戻って狂ったように薬物に手を出していたというのです。
いったいどれだけ暗く重いものを彼は背負っていたのでしょう。
きっと彼も回りの愛に応えようとしていたはず。リアとの幸せな未来を思い描いていたはず。薬物を断ち切らなければいけない事もわかっていたはず。それでも手を出した。出さずにはいられなかった。あの爽やかで人懐っこい笑顔の裏に、そんな底知れない闇を抱えていたなんて、人というのは本当にわからないものだと思います。
そうなるに至った背景がわからない以上、コリーを安易に攻める事は出来ない気はします。人間は弱い生き物ですから、どんなきっかけで坂を転がる事になるか等わかりませんし、私たちが大きく道を外さすに生きてこれたのも、ただの偶然に過ぎないかもしれないからです。
彼が出演していた番組グリーは性的指向や障害者への差別、ドメスティック・バイオレンス、銃規制等常に社会的な問題を取り上げてメッセージを発信してきました。こんな衝撃的な形で薬物依存の問題を発信する事になるとは誰も思っていなかったでしょうけど、彼の死をただの悲劇的な死に祭り上げることなく、グリーらしいやり方で、何らかの対応をしてほしいと思います。
毎日どれだけコリーのような人が薬物で命を絶つことになっているのでしょう。
救えない命もあります。でも救える命があるなら、そのために私たちはできる事をすべきですよね。
こんなに悲しい事はもうまっぴらです。
31才、人生の半分も生きる事が出来なかったコリーのためにも、残された私たちは何が出来るのか、考えなければならないと思います。
私も、考えたいと思います。


成功の規模も日本とは比べられない程ですから、それの代償も大きいという事なのでしょうか…。
たくさんの喜びや勇気をくれたgleeがこんな事になるなんて…という気持ちで、本当に言葉になりませんね。
亡くなって数日が立ちましたけど、やっぱり心の整理というのはつかないですね。きっと、ずっとつくことはないのかなと思います。
彼の場合、抱えていた問題が芸能界入りする前からという事ですし、さらにプレッシャーを抱える世界に飛び込んでしまった事で、より更生する機会を逃してしまったのかなとも思います。ヘロインはなかなか中毒を脱するのが難しいそうですしね。
大好きなgleeでしたが、もう二度と純粋な気持ちで楽しむ事が出来なくなってしまったのも残念です。
本当にコリーは、重いものを皆の心に残していってしまいましたよね…。