時間がある時、何となく気になったりこの人の歌声が聴きたいなぁなんて理由でYou-Tubeで検索をかけてみたりする場合があるんですけど、その日気になったのは森山良子さん。そう言えばここのところ2枚組のベストを改めて買ったり韓流ドラマの主題歌を歌ったアルバムを手に入れたりとプチ・良子さんブームだったりするのですよね。
で、割と検索画像の上位に出てきたのがこの曲「30年を2時間半で…」。
面白いよ!という脚注つきだったので何となく見始めたのですが、いやいやこれが素晴らしかった。ぴったんこカンカンに出演した時のパフォーマンスですが、新宿のデパ地下でかつての恋人に出会ってしまったアラウンド50才〜60才の女性の心模様を良子さんがコミカルに歌っていて、笑って見ている内に最後ぐぐっと胸に迫るものがあるというか、ほろりとさせされるんですよね。
これぞベテランの味というか、女優もされている良子さんのエンターテイナーぶりが遺憾なく発揮されているナンバーだと思いました。
と、いうところまでは昨年末にツイッターで簡単につぶやいてしまった訳で、最近どうしても長分を書くブログよりもお手軽なツイッターのほうで満足してしまう事が多く、この件もそのつもりだったんですけど、ちょっと追加で書きたい事が出来てしまったので急遽ブログ化する事にいたしました(…ってほど大げさな事でもないんですけど…)。
ぴったんこカンカン・バージョンがあまりに素晴らしかったもので、せっかくだからスタジオでレコーディングされたものも聴きたいと思うのは世の常人の常。この曲が収められている04年のアルバム『あなたが好きで』をお取り寄せした訳ですが、これがまたぜんっぜん違うんです。ぴったんこカンカンのものは基本コミカルで感情表現もオーバーというかわかりやすくデフォルメされている感じなのですが、スタジオ・バージョンは第一声からマダム風というか「いい女」感が漂っていて、時にコミカルにはなるものの全体的なトーンはどちらかというとシリアスにまとめられているんです。
テレビでのパフォーマンスのほうが感情のコントラストが鮮やかでより感動的になっているのは間違いないと思います。
歌詞も少し修正が入っていますし、お芝居的な要素がほとんどな歌だから、きっとお客さんの反応なんかも見て現在のかたちに作り上げていかれたのでしょうね。
そういう事が出来る良子さんだからこそ、こういう趣向に溢れた曲もレパートリーに出来るのかもしれません。
素敵な曲ですので、是非多くの皆様にお楽しみいただきたいです。
本当はスタジオ・バージョンもYou-Tubeにあるとその進化の具合がわかってよかったのですが、残念ながらアップされていないので、何かの機会にそちらはお聴きいただければと思います。
それでは、「30年を2時間半で…」
ぴったんこカンカンの放映が反響を呼んでシングル化されたというお話です。
08年のライブ盤でも披露(…あれ?このライブ盤うちにあったはず、あららら)。


森山さんは昔、「金曜日の妻たちへ」シリーズにもお出になって、少し冴えない感じの主婦も演じておられたり、テレビ番組の延長で中尾ミエさんとステージをされていたりしたな〜、なんて事も思い出しました。
つまりはそういった全ての事が、この歌に集約されてるんですね。
歌い演じる方も、聴く方も年齢を重ねてるから通じる、本当に大人の歌です。
私たちの年代だと森山さんは女優さんとしてのイメージも強いようで、妻なんかだと歌を歌ってるのに逆に最初違和感を覚えたなんて言ってました。
「ミエと良子のおしゃべり泥棒」、楽しかったですよね〜。最近本当にこういう大人のエンターテイメントみたいな番組なくなっちゃったなぁと思います。
この曲、番組で披露した時はそれなりの話題になったみたいですね。全然知らなかったというのも不思議なくらい。
しかし本当に大人の歌ですよね。人生の機微感じるというか、良子さん、上手すぎです(smile)。
ニシキさん、こんにちはです。
私全然この曲の事知らなかったんですよ。本当に偶然You-tubeで見つけて感銘受けちゃいました。良子さん、「さとうきび畑」を始め良い曲多いですよね。好きな曲、いっぱいあります。