2012年11月11日

『グリー:ザ・ミュージック・プレゼンツ・グリース』(12年)

Glee:The Music Presents Glease(12年)

※グリーの話は常にネタバレ、楽しみにされている方は閲覧ご注意です。

そんな訳で、シーズン2のほうは日本でも現在Eテレで絶賛放映中ですけど、本国のほうでは現在シーズン4の放映が9月よりスタート。シーズン3で主だったキャストの半分が卒業して新たな展開を迎えたわけですが、お話のほうはニューヨークに旅立ったレイチェルが入学したNYADA(New York Academy of the Dramatic Arts)とマッキンリー高校との二元中継的に展開。

簡単にそれぞれの近況を記すと。

ニューヨーク
@レイチェル、早速ダンス担当の教師カサンドラ(ケイト・ハドソン)にイビられる日々。
Aフィンの不在を埋めるべく魅力的な上級生ブロディ(ディーン・ガイヤー)が登場
Bカートもニューヨークへやってきてレイチェルとルーム・シェア。ヴォーグの編集長イザベル(サラ・ジェシカ・パーカー)に気に入られてアルバイト中。

マッキンリー高校
@カーメル高校からウェイド(ユニーク)がマッキンリーへ転校。ティナ、ブレイン、ブリタニーとリード・ヴォーカル争いに。
A新入生としてマーリー(メリッサ・ベノワ)、パックの異母兄弟ジェイク(ジェイコブ・アーティスト)がグリーへ入部。チア部の意地悪キャラとしてキティ(ベッカ・トビン)が登場、恋の三角関係に。
B生徒会長にブレインとブリタニーが立候補。ブレインが新生徒会長に就任。
Cスー先生無事に子供を出産。

そして両方をまたいだところでは
@フィン、軍に入るも事故(…)にあってあっさり除隊。レイチェルとも別れて地元の継父バートのタイヤ店に勤務中。
Aブレイン、寂しさに耐えかねて浮気(なのかな?)、カートと別れることに。またブリタニーとサンタナ、マイクとティナ、サムとメルセデス全て破局。シュー先生とエマ子もシュー先生のワシントン行きで諍い中。

…とまぁ、色んな事が起こっているシーズン4なのでございます。


でまぁ『グリース』のお話し。

『グリース』を知らない人は少ないと思いますけど、71年に初演されたブロードウェイ・ミュージカルで、高校生ダニーとサンディと仲間たちの恋と青春模様をオールディーズ調の楽曲に乗せて描いた作品。愛する人のために私変わります!…という単純明快さはあの頃ならではでしょうか。78年にジョン・トラボルタとオリビア・ニュートン・ジョンで映画化され、映画自体もサントラも大ヒット。オリビアにとっては清純派からの脱却に一役買った重要作でございます。

軍も辞め、レイチェルとも別れて意気消沈のフィン。秋に上演するマッキンリー高校のミュージカルが(フィンのアイデアで)『グリース』と決まり、アーティーから一緒に舞台を監督してほしいと頼まれる事に。ここは自分の場所じゃないと一度は断るものの、ヴォーカル・コーチにメルセデスが、ダンス・コーチにマイクが招聘された事を受けて俄然やる気に。そんな中アメフト部の練習を見に行った際、かつての自分のような青年ライダー(グリー・プロジェクト2のウィナー、ブレイク・ジェナー登場!)に出会い『グリース』のオーディションを受けるように説得。ダニー役をライダーとジェイクで、サンディ役をマーリーとキティで争い、結果ライダーとマーリーが主役をゲット。それぞれの配役も決まって、いよいよ次週本番を迎える…というのが、第5話『The Role You Were Born to Play』のあらすじ。本当は来週の放映を待ってブログを書きたかったのですけど、来週は時間がとれそうもないので前倒しで書くことにしちゃいました。

本当は『Grease』なんですけど、gleeだから『Glease』。
劇中で披露され、サントラに収められたのは以下の9曲です。

1. Hopelessly Devoted To You(ブレイン)
2. Born To Hand Jive(メルセデス、ジェイク、ライダー、マーリー)
3. Greased Lightning(ライダー、サム)
4. Look At Me I'm Sandra Dee(キティ)
5. Beauty School Drop Out(ブレイン)
6. Look At Me I'm Sandra Dee (Reprise)(マーリー)
7. There Are Worse Things I Can Do(カサンドラ、サンタナ、ユニーク)
8. You're The One That I Want(フィン、レイチェル、カート、ブレイン他)
9. Summer Nighs(メルセデス、サム他)

1と2は第5話『The Role You Were Born to Play』で既に披露済み。
3から8は来週放映の第6話『Glease』にて披露予定。
9はシーズン3の第10話『Yes/No』で披露された曲がボーナストラック的に収められています。

意表をつくようなブレインの「愛すれど悲し/Hopelessly Devoted To You」ですけど、自分で原因を作っておきながらとは言え、カートへの痛いほどの思慕を込めて歌われるのでシチュエーション的にはぴったり。改めて良い曲だなぁと思いますし、ダレンって本当にオールラウンダーだなぁと感心させられます。





いわゆるコール・バック(再審査)でライダーとジェイク、マーリーとキティに与えた課題曲が「Born To Hand Jive」。メルセデスを皮切りに新人4人が入り乱れてパフォーマンスを繰り広げてくれます。マーリーはディズニー・アイドルっぽい親しみやすいルックスがグリーにはいなかった感じで、若干個性には欠けるんですけどなかなかのパワー・ヴォーカルの持ち主。キティはその独特な声がミュージカルには映えますし、フレッシュなライダー、そして歌も踊りも柔軟にこなして魅力的なジェイク。良い人材を揃えたものだなぁと思いますね。今後が楽しみです!





ジェイク、キティ、マーリーの実力は以下のほうがよくわかるのでご覧ください。

以前ウォブラーズが取り上げた「アニマル」と同じネオン・ツリーというバンドの曲「エブリバディ・トーク」です。このバンド、パンク・バンドっぽいのですが曲は凄く親しみやすいですよね。


ピンクの最新ヒット曲


アレックス(ウェイド、ユニーク)はすっかりメルセデスの抜けたブラック系パワー・ヴォーカルの位置に収まりましたよね。よかった、よかった(smile)。

そして「サマーナイト」は何度見ても楽しい。映画『グリース』のオリジナルと見比べて下さい。さらに楽しさ倍増です!




当時すでに三十路(失礼)を迎えていたオリビア…可愛すぎる!!


来週の『Glease』で放映される6曲はどんな演出がされるのか楽しみですけど、どれも聞いているだけで既にテンションはマックスの勢い。ライダーとサムが掛け合う「グリースド・ライトニング」は楽し&かっこいいですし、キティの声がはまりすぎてる「私はサンドラ・ディー」、ムード満点なブレインの「ビューティー・スクール・ドロップアウト」、カサンドラ、サンタナ、ユニークそれぞれが自分の状況を曲に重ねて熱く歌い上げる「ついてない私」。そして「愛のデュエット/You're The One That I Want」はフィン、レイチェル、カート、ブレイン、サンタナ、ブリタニー、ライダー、マーリーと総表記なんですけど、ステージに卒業生たちも上がっちゃうのでしょうか?

もうね、本当に楽しみでございます。


最近番組の内容の質が一時期に比べて落ちているとか言われますし、実際先行き不安な点というのも多々あるのは事実。来年なんてさらに主要キャストが卒業してしまうし、そんなに度々マッキンリーに集まるのも不自然だし…。楽曲のチャート・アクションも如実に落ちてるんですよね。今までは放映があるとそこで披露された曲は配信で売られてビルボードのHot100にほとんどランクインしてましたが、シーズン4の今までの5話でランクインしたのは実にたったの2曲だけ(しかもどちらも下位の90位台)。こういうところ、はっきりと若者たちの興味が他に移ってしまった事が表れてますです。まぁここは、プロデューサーであるライアン・マーフィーの「後5年は続けられる」発言とその手腕を信じて、gleekである私はついていきたいと思ってますけど。

でまぁ蛇足なんですが、グリーの『グリース』で盛り上がっている時に水を差すかのように、アメリカを襲った大型ハリケーンの名前を「サンディ」なんてつけてくれたものですから、レディー・ガガなんか冗談でしょうけど「もうグリースは見ない」なんてツイッターでつぶやく始末。こういうのは冗談でも影響力のある人がつなげるような発言してほしくないですね。そしてまたタイミングがいいんだか悪いんだかという感じで、映画版本家のダニー&サンディであるジョン・トラボルタとオリビア・ニュートン・ジョンがあれから35周年ということで共同でクリスマス・アルバムを今月リリース予定。参加者にバーブラやトニー・ベネットまで名を連ねており、いったいどんな作品になっているのかこちらも非常に楽しみです。最近色々負の話題が多かったトラボルタですが、それでもしっかり共同戦線を張るオリビア。その意志の強さ、好きだなぁ。

これ、25周年の時の映像です。こういう自分の代表作を大切にする姿勢も、いいですよね。



そんな訳で、ちょっと取り留めがなくなってしまいましたが、グリーもグリースも最高!
やはりミュージカルは素晴らしいです!!  (強引なまとめだなぁ…。)

チャートデータ
アルバム
Pop 28位/Soundtrack 1位


※11月17日追記
でまぁ『Glease』本編。凄くよかったですけど、ドラマ部分の比重も高かったので純粋に「Grease」の楽しさを満喫!って訳にはいかない感じになってました。まぁ今の状況だとこうなるかなぁという展開ではありますが。せっかくなので3曲貼っておきます。「愛のデュエット」の謎が解けましたけど、切ないです…。

「Grease Lightning」→ http://www.youtube.com/watch?v=m_I-0ft4TUk&feature=share&list=ULm_I-0ft4TUk

「Look At Me, I'm Sandra Dee」→ http://www.youtube.com/watch?v=sIv258o_Tzg&feature=share&list=ULsIv258o_Tzg

「You're The One That I Want」→ http://youtu.be/5pNSnvD1_Es








posted by Suzu at 01:45| Comment(2) | TrackBack(0) | サントラ系 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
おはようございます。
Gleekな私ではあるんですが、Glee3が
FOXチャンネルでは、バラバラに放映されて、
結局全部を観る事が出来ていません。でも、やっと
DVDが出ましたので、とりあえずレンタルして
観ようかな?って思っています。ホントはNHK
辺りで連続放映してくれたら良いのですが。。。
アメリカではGlee4が放映中なんですねぇ。
そっちも気になりますが、まずは”3”を観なくちゃ(笑)

Gleaseも気になりますが、最後に紹介くださった
オリビアとトラボルタのデュエット、オリビアの
声は若々しいのにびっくり。流石プロですね。
Posted by 小さな足 at 2012年11月11日 09:03
小さな足さん、こんにちはです。

あちらの放送も1か月間が空いたりしますから、そういう事も影響してるんですかね?というか、やはり有料チャンネルですから解約の防止(引き伸ばし)作というのが大きいのかも。一気に放映したら、それ目当ての人はさっさと解約しちゃいそうですしね。
Eテレでもきっとそのうちシーズン3も放映されるんじゃないでしょうか?

これはすでに10年前ですけど、今もオリビアはあまり変わってないんじゃないですかね。トラボルタは歌披露がきっと久しぶりということもあって照れてる感じですが、オリビアの貫録たっぷりな事(smile)。やっぱりサンディは、彼女だなと思います。
Posted by Suzu at 2012年11月11日 10:06
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