2009年04月15日

オリジナル・サウンドトラック『ホワイト・ナイツ』(85年)

Original Motion Picture Soundtrack:White Nights(85年)

ミハイル・バリシニコフ、グレゴリー・ハインズという畑違いのダンスの名手が共演した事で話題となった映画、85年公開の『ホワイト・ナイツ』のサントラでございます。

残念ながら映画は見ていないのですけど、見てる気にさせるぐらい映画の事を覚えているのは、ライオネル・リッチーがアカデミー賞を獲った主題歌「セイ・ユー・セイ・ミー」のビデオ・クリップで散々劇中のシーンを見ていたせいかも知れません。『ホワイト・ナイツ』と言えば「セイ・ユー・セイ・ミー」ですけど、アトランティク・レコードから発売となった本サントラにはモータウンが収録許可をしなかったようで何と未収録!メインの歌曲がないなんて随分ですけど、まぁこれは自分で編集して付け足すとして、サントラには他にもけっこう豪華な面子が参加しております。

ミハイル、グレゴリーというキャスティングの対比を意識してか、サントラのほうもロック(ホワイト)勢とブラック勢の異種混合盤になっていて、ロック側からは(なかなか渋い面子ですけど)ロバート・プラント、ジョン・ハイアット、ルー・リード、デビッド・フォスター等、ブラック側からはロバータ・フラック、チャカ・カーン、ナイル・ロジャース、ジェニー・バートン等が楽曲を提供。いかにもロバータらしい美しくもふくよかなバラードの「ピープル・オン・ザ・ストリング」、チャカのアルバム『デステニー』にも収録されていたヒューマンなタッチのバラード「ジ・アザー・サイド・オブ・ザ・ワールド」、ヴォコーダーを使ったり打ち込み系の音がモダンな印象を残すルー・リードの「マイ・ラブ・イズ・ケミカル」、グレゴリー・ハインズのタップ・ダンスの音とコラボした派手派手なデビッド・フォスターの「タップ・ダンス」、ナイルの作るパキパキしたバック・トラックが印象的なジェニー・バートンの「ピープル・ハブ・ガット・トゥ・ムーブ」なんかが耳に残ります。

あとこのサントラからもう1曲No.1を記録したのがプチ・サントラ男でもあったフィル・コリンズの「セパレート・ライブス」。フィル以上に注目を浴びたのがデュエット・パートナーを務めたハスキー・ヴォイスのマリリン・マーティンで、彼女はこのヒットを足がかりに(今ひとつ成功はしませんでしたけど…)ソロ・デビューを果たすことになりました。

しかしこれだけバラバラな面子が集まっても違和感なく聴けちゃうのはやはりサントラ・マジックですよね。映画の評価はあまり高くなかった記憶がありますが、やはりダンス・シーンだけは見ものだそうなので、いつか確認してみたいと思いますです。

チャートデータ
アルバム
Pop 17位
シングル
「Separate Lives」:Pop 1位

「Say You Say Me」:You-Tube→http://www.youtube.com/watch?v=we0mk_J0zyc
「Separate Lives」:You-Tube→http://www.youtube.com/watch?v=mF0scfQ7_so

どちらも映画のシーンが挿入されたサントラ曲らしいクリップです。







posted by Suzu at 00:00| Comment(3) | TrackBack(0) | サントラ系 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
映画、ロードショー公開時に観ましたが、
ミハイル、グレゴリーの両方に気をつかって、
散漫になっちゃってる感じがした記憶があります。

"Say You Say Me"はラストに流れるのですが、
正直、とってつけたような・・・。(^^;;

グレゴリーも故人ですよねぇ。
まだ若かったのに残念。
Posted by maki at 2009年04月17日 10:17
こんにちは!
このサントラ、ヒットした2曲はアーティストのアルバムでカバーしてたのでスルーしていたのですが、いかにも80年代なメンツで楽しそうですね。リスト入りかな?
バリシニコフはセックス・アンド・ザ・シティのドラマのほうのクライマックスでけっこうなキーマンとしてでてくるるのですが…最初バリシニコフって気づきませんでした(爆)。思っているより若いんですよいまでも。体動かしてるからかな?
Posted by Alex at 2009年04月19日 17:16
makiさん、こんばんわです。

当時ご覧になられたんですか。映画自体もけっこう話題作でしたもんね。
あれから24年も経つって言うのが正直驚きですが、グレゴリーさんの逝去というのがこの映画を語るときの悲しいサイドストーリーになってしまいましたね…。

Alexさん、こんばんわです。

何でしょう、やっぱり80年代の作品は自分のベースになっているのか聴きやすいですね。なかなか単体では手を出さないアーティストを聴けるのも美味しいところですし、普段歌いそうにない曲調を歌っていたりと違った発見が出来るのもサントラの魅力で、この作品もそんなサントラの良さがよく出たアルバムかなと思います。
バリシニコフさん、色んなところでまだ活躍されてるんですね。スポーツ選手ってけっこう両極に分かれますけど、バリさんは保ってるほうなんですね、ネットで動画探してみます!
Posted by Suzu at 2009年04月19日 19:29
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