今週のNHKソングスは矢野顕子さんの登場。
タイムリー…と言っても当然仕組まれたタイムリーではあるのですけど、米ロック界の重鎮T・ボーン・バーネットと組んだ最新アルバム『akiko』が気になっていた矢先のプロモーションを兼ねたNHKソングスへの出演。これは楽しみとチャンネルを合わせたのでした。
スキップでもするかのように楽しげにスタジオへ向うアッコちゃん、そして本人のナレーション「ほんばんふぁ、やのはきこでぇふぅ〜」みたいな独特のテンションに、いきなり笑かされてはじまったのは、化粧品のCMソングとして大ヒットした「春咲小紅」。アッコちゃんのピアノ1本による弾き語りなんですが、これがまた驚くほどカラフル。そこにはアッコちゃんの歌とピアノしかないのに、まるでフル・オーケストラがいるような感覚に落ちいてしまうほどのヴォリューム感のあるパフォーマンスで、正直度肝を抜かれると共に、今日は凄い事になるなぁという期待が一気に高まったのでした。
「春咲小紅」の作詞を担当した糸井重里さんとの対談の中にも見える奔放さと絶対的な自分への自信。続く「ひとつだけ」も繊細な情感の起伏がハンパなかったです。
ここでミュージシャンズ・オブ・ミュージシャンとして知られる(30年来の音楽仲間という)大貫妙子さんが登場。大貫さんをテレビで見ることも少ない体験ですけど、アッコちゃんと二人が並んでいる様はまるで西の魔女と東の魔女が集まっちゃったみたいな妖気がいっぱい。シュガーベイブの「いつも通り」での共演でしたが、旧知の仲というのがよくわかるリラックスしたセッションが楽しめました。
そしてラストが最新アルバム『akiko』からのナンバーで、ギターにアルバムにも参加したマーク・リーボウさんを迎えての「変わるし」のセッション。これが凄かった。アッコちゃんじゃなきゃ歌えないような奔放な歌詞も面白かったですけど、ロウエル・ジョージも吃驚というようなニューオーリンズ・テイストのぶっとくもグルーヴィーなアッコちゃんのピアノと、それに立ち向かうかのようなマークさんのギターとの真剣勝負。真剣に遊んでるのよね〜なんて軽く言い放ってましたが、番組が終わってもしばらくは興奮が収まらないぐらいの音楽的高揚を感じさせてくれた30分でございました。
矢野顕子さん恐るべし…アルバム、絶対買っちゃいます。
チャートデータ(オリコン)
アルバム 28位
「春咲小紅」:You-Tube→http://www.youtube.com/watch?v=FBvPZ0DRd3o
「ひとつだけ」:You-Tube→http://www.youtube.com/watch?v=QSg4kACNG5w
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いつもながらの、彼女の世界でしたね。
ターボーとのduoもよかった。
曲はあれだったし。
凄くよかったですよね〜。寝ながら見てましたが始まったとたん起き上がって後はノン・ストップでした(smile)。
私、矢野さんもシュガーベイブス系(TatsuroさんとO-Nukiさんですけど)もチャレンジはすれどあまり魅かれず…って過去があるんですが、今回の件でしっかり聴きなおそうと思いました。