2012年01月22日

JLS『ジュークボックス』(11年)

JLS:Jukebox(11年)

あけましておめでとうございます…なんて時期は、とうに過ぎてしまいましたね。
ナオコさんアルバム・レビューを終えてちょっと気が抜けた感じ&年明けから仕事も忙しくてなかなか時間がとれませんでした。
とりあえず、今年も細々とやっていきますのでよろしくお願い申し上げます。

年明け最初は、現在英国のほうで大人気のボーイバンド、JLSをご紹介したいと思います。

英国からは現在アデルが世界的な大ヒットを飛ばしていますけど、そうやって海を越えて人気が出る場合もあれば、英国内のみで爆発的に売れているアーティストも多かったりします。そんなうちの一組が、このJLS。
06年からUFOという名前で活動をしていましたが、人気オーディション番組『Xファクター』に出演するにあたって他のグループとの混合を避けるためにグループ名をJLS(Jack the Lad Swing)に改名。出場した08年度の『Xファクター』では惜しくも準優勝に終わりましたが、09年のメジャー・デビュー後はアルバム、シングルともにNo.1を連発していて、現在一番英国で勢いのあるグループと言える存在になっています。

黒人男性4人によるグループですけど、冒頭にも書いたように決してR&Bのグループではなくて、英国で言うならテイクザット、ボーイゾーン、ウェストライフ、ブルー等の系譜に属するボーイバンド=アイドル・グループなんですよね。ステージを見るとわかりやすいんですが、英国ボーイバンドには必ず存在するお楽しみ楽曲コーナーでは、バックストリート・ボーイズとインシンクのメドレーなんか披露して黄色い声援を浴びたりしてますから、それが彼らの意思かどうかは別にしても、現在彼らが立っているのは間違いなくポップ・アイドルという地平。
あまり遡らないところからいくと、ボビー・ブラウンやラルフ・トレスヴァントを輩出したティーンネイジR&Bグループのニューエディションがいて、その白人版として企画されたニュー・キッズ・オン・ザ・ブロックがあり、その英国版を目指して結成されたのがテイクザット。ここを起源にした英国ボーイバンドの最新系が、黒人男性4人によるポップ・アイドルJLSと言うのも、面白いものだなぁと思います。ちょっと嫌な言い方ですけど、白人が黒人の美味しいところを取り入れて売れていくというのが従来の方程式でしたが、それを逆手にとったような展開をしてトップに立った訳ですから、まぁ英国ならではという言い方が出来るにしても、このグループはエポックメイキングな存在だなぁと思う訳です。
やってる音楽はポップスですけど、もちろんR&B的な要素がない訳ではありません。最近のポップスでR&B的な要素がないものを探すほうが難しいじゃないですか?プロデューサーもスティーブ・マック、J.R.ローテム、ソウルショック&カーリーン、スターゲイト、トビー・ガット、レッドワン、タイオ・クルーズ等ポップスとR&Bをまたにかける精鋭がズラリと並んでいますし、アッシャーのスマートな部分をもっとポップス方面に発展させた感じ…と言うと、イメージ出来る方も少しはいらっしゃるでしょうか?

メンバーは『ジュークボックス』の並びでいくと、左からJB、アストン、マーヴィン、オリーシェ。メンバー全員が歌えますけど、主にリードをとるのはアストンとマーヴィン。ハイトーンな歌声と機敏な動きが魅力のアストンはテイクザットで言うならマークみたいな感じですかね。マーヴィンは一番の長身と落ち着いた雰囲気、そしてそのイケメン度合でかなり人気が高いみたいです。

3作目となる本作、エイコン一派のレッドワンがプロデュースして早々にNo.1になった「シー・メイクス・ミー・ワナ…」を筆頭にして、エレクトロ系の押し出しの強いポップ・ナンバーを中心に若干メロウ風味なミディアム等も収録。今回実は09年のファースト、10年のセカンド『アウタ・ディス・ワールド』も一緒に手に入れて3作まとめて聞いたりしているのですが、3作ともそれぞれに耳馴染みの良い楽曲が並んでいて、同じトーンて楽しむ事が出来ます。音楽的に何か新しい事をやっているわけではないですけど、安心して楽しめるポップスというのはいつの世にも必要だと思うんですよね。アメリカ進出も目論んでいるという噂ですが、このままポップス路線を突き進むのか、それとも別方向に舵を切っていくのか、可能性をたくさん秘めているだけに、これからどんなグループへと変貌していくのかがとても楽しみです。

ボイーバンドがお好きな方は、特に要チェック。
ポップス好きな方も、是非お手に取ってみていただければと思います。
(なかなか日本ではCD自体見かけませんけどね…。)

チャートデータ(英国)
アルバム 1位
シングル
「She Makes Me Wanna…」:1位
「Take a Chance on Me」:2位



3作通しで聞いている中で、今のところ一番のお気に入りがデビュー曲である「ビート・アゲイン」。いたく普通のアーバン・ダンス・ポップとも言えますが、好きです、これ。



ボーイバンドは見てなんぼ、というところもありますので、今回ライブDVDも取り寄せました。マイケル・ジャクソン・メドレーでは歌う時に各年代の曲に合わせたマイケルのポートレートをプリントしたTシャツを着用。このわかりやすさが、素敵です。全員シックスパックの身体を惜しげもなく晒すのも魅力だとか…。
posted by Suzu at 16:00| Comment(0) | TrackBack(0) | POPS系 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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